表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
想いサマヨイ  作者: 番日
肝試しへ!!
7/9

1

「キャハハハハハハハ」


洋風な人形が、ふわっと浮いて、目線の高さで静止する。



真っ暗な空間に、光介と、綺麗なドレスを着た人形だけが対峙するように並び、



「ネエ…アソボ…?」


問われ、歯がガチガチと音を立てる。


「ネエ、コウスケクン、ナニシテアソブ?」


光介は一言も喋らない、いや、恐怖で声がでないのだ。


固まったまま、ただ目の前の異質な光景に包まれていると、すーっと、人形が近づいてくる。


「ひっ!」


「ハヤクアソボヨ?」


そして、いきなり人形の首が、横に一回転したと思ったらぼとっと下に落ち、コロコロ転がりながら足に当たって止まる。


光介を真下から見上げるように、顔を真上に向けて。


「ネエ?」



もう限界だった。

耐え切れなくなった光介は、その場から逃げ出そうとするが、何故か身体が動かない。


まるで金縛りにあったかのように、足だけでなく腕も、首も、身体全体が動かせなかった。


「あ…あぁ……」


恐怖が光介の中を支配する。


そして、ギギッと前方から音がして、首と顔だけ、そちらに動かせたかと思うと絶句する。



頭部を失った人形の身体は、手を伸ばし、光介に近づいてくる。


その姿は、一瞬にしてボロくなり、赤黒い点があちこちについていた。


「や!やめ…!」

「キャハハハハハハハァ!」


「うわぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!」








ガバッ!


そして光介は目を覚ました。


汗を大量にかき、呼吸が乱れている。


「な…なんつう夢を…」


その夢を見た朝、光介はしばらく呆然としていた……



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ