願い
一気に書いているので、長いです。
読む気失せるとか、あとからそういうようにならないように注意してください。
あと、あんまり面白くないので期待しないでください。
一気にいきま~す(初投稿)
1
「みんな、おはようー!」
朝から大声を出しているのは、まさかの私。
クラスのみんなは、呆れてるような顔で無視する。
ゴテッ
つまづいて、ひざに青タンができた。
「い、いた・・・」
そんなこと言っても、誰も声、かけてくれないけど・・・
━━━と、心の中で思った。
放課後。
私は、ひとりで帰った。
歩いてる途中、そういえば━━━━・・・と、思い出した。
家に、ぬいぐるみ届いてるんだっけ、いらないって言ったのに。
ぬいぐるみというのは、昨日の夜お母さんが無理やり買おうとしたぬいぐるみだ。
お母さんは、可愛いものが大好きだから。
と、私は呆れた。
ガチャ
「ただいま」
と、言ったけど、返事は聞こえなかった。
おそるおそる、リビングへ行ってみると、書置きがあった。
『買い物へ行ってきます。
夕飯には帰ります、あと例のあれ届くから留守番宜しく』
と、いうことだ。
例のあれって・・・、ぬいぐるみにことね・・・と、私はため息をついた。
ピンポーン
「早速、来た」
バタバタと玄関のほうへ行き、ぬいぐるみを受け取った。
タグがあった。
そこにはこう書いてあった。
「幸せ魔法使い」
・・・どう言う意味かな?
2
ぬいぐるみが届いたとき、タグを見れば「幸せ魔法使い」と、書いてあった。
意味不明、と、一瞬思ったが、ぬいぐるみがしゃべりだした。
「く、苦しい・・・」
「うわああああっっっ!!!」
と、声がした。
勿論、私はすごく驚いた。
「私の声を聞いたな?」
「う・・・、なにこれ・・・」
「タグ通り、幸せの魔法使いさ」
「い、意味わかんない!」
「魔法使いだよ、幸せの。」
「え?」
「声、聞こえるだろう?大体、このぬいぐるみを手に入れた自体でラッキーなんだよ。」
「えっと?」
「私に向かって『シャトルコック』と、唱えろ」
「え・・・、それバドミントンの羽・・・のやつ・・・まあいいや。シャトルコック!!」
すると、目の前に光が輝いた。
「な・・・」
「お前に、三つだけ願いを叶えてやろう。さあ、どんな願いにするんだい?」
「ええ・・・!!?わ、私は・・・」
驚いたけど、真剣に悩んだ。
「私は、みんなに無視される日々じゃなくて、みんなの人気者になりたい!!」
「いいだろう」
しばらくは何も起こらなかったが、白く光って、気がつけば朝になっていた。
学校へ緊張して行ってみると、
「おはよう、山田さん!」
「りなちゃん、これわかる~?」
「今日、一緒に遊ばない?」
と、みんなに埋め尽くされた。
でも、わかったことはひとつだけ。
今更思い出したんだけどね。
あのぬいぐるみの詳細に、願いを叶えてくれる人形って書いてあったから。
3
転校生が来た。
みんなは転校生のところへ集まっていった。
私は怒って、
「どういうこと?」
と、 ぬいぐるみに言った。
「君は人気者にしてくれと頼んだだけだろう?わたしゃ他人の行動なんか知らんよ」
「・・・そう。じゃあ、二つ目のお願いみんなから一生・・・愛されたい、シャトルコック」
「いいだろう。お安い御用さ」
・・・
キャッキャッと、みんなは騒いだ。
「・・うっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!」
突然大きな痛みが来た
私はそのまま早退した。
ぬいぐるみはニヤニヤと笑っている、不気味に。
「三つ目の願いの時、あんたのカラダは私の体になる。つまり死ぬということさ。考えもしないで願いをいったのがバカだったね」
と、言った。
「じゃあ・・・」
と、言いかける
「三つ目の願いは・・・」
「みんなが、いや、地球の人全員が、幸せになりますように・・・」
「・・・シャトルコック」
「いいだろう」
ブワッと、白い光が身を包む。
「ヒヒヒ、」
もう、後悔なんてしない。
だって幸せだもん。
━━━━2年後━━━━
ピンポーン
「あれ、なんだろう?」
「えーとなになに・・・、幸せ魔法使い?何それー!」
今度の死人は誰なんだろうか・・・。
最後まで見てくださってありがとうございます。
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