75/143
主人公から見れば身分の低い人物が庶民から「さま」付けされているのが好き
王族など身分の高い人たちが主役である物語において、王宮内では身分の低い人物――侍女や従者など――が庶民には「さま」付けされたり、敬われたりしているのが好きです。主人公にとっては呼び捨てできる下っ端の人間でも、庶民から見れば王宮で働く人はみな雲の上の人、という旧時代的な身分社会を感じてわくわくします。普段と違った扱いを受けていると、そのキャラクターが新鮮で魅力的に見えますしね。
「さま付けなんてされるとむず痒くなるからやめてくれ」「俺はそんなたいそうな人間じゃない」というセリフも好きです。




