厳しいじいさんが少年を折檻する場面が好き
映画『ロード・オブ・ザ・リング』に、賢者ガンダルフがいたずらっ子のホビットを叱る場面がいくつかありましたが、観ていてどきどきしました。
ガンダルフはそんなことはしなかったですが、じいさんから少年に対する、普通の人が見たら虐待かと思うほど厳しいしつけが好きです。泣き叫ぶ少年に無理やりお尻を出させて、鞭でぶったりなど。シビアすぎて萌えます。洋ものらしさと、旧時代らしさも感じます。折檻という言葉には、不謹慎ながらどきどきしてしまいます。あ、だからといって真似しないでくださいね。完全に虐待ですよ。
ガンダルフのように体躯がしっかりしていて、知恵も体力もあり、威圧感のあるじいさんがよいです。そういったハツラツとしたじいさんそのものがまず魅力的ですし、恐怖心が恋につながるという、ストックホルム症候群的な部分もありますね。同時に、相手は賢者とはいえ老人なので、圧倒的に若い自分が老人にかなわない、という屈辱感もあります。
たいていはやる側とやられる側、両方に感情移入していることが多いのですが、これは完全に折檻される側に感情移入しているようです。とにかくあらゆる意味でM心が揺さぶられます……。




