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「寵臣」が好き
主君にひいきにされている臣下、という構図が好きです。特に幼い頃からの家庭教師や、特別に庇護を受けている芸術家などが好きです。地位を与えたり、自室に招いたり、とにかく周囲が呆れるほどの執心ぶりを見せます。ぽっと出のくせに、意図してか意図せずか主君に気に入られたために、急激に宮廷内での力を増してきたりします。
特に男性から男性への寵愛が好きです。さらに言うと、主君のほうは青少年で、お相手は老齢なのがいいですね。家庭教師などの場合は、大人になっても主君のほうが教えを請うたり、へりくだった態度であったりします。
どうしても寵愛という言葉にアヤシイ響きがあり、そこはかとなく同性愛の香りがするのが好きです。周囲や、後世の人々からは同性愛の関係だったのではと噂されます。実際はどうだったのかということは、謎のままがいいですね。でも主君にはきちんと家族がいたりするほうがいいです。ますますロマンを掻き立てられます。




