美形キャラなのにスルーされているのが好き
はっきり言って、美形なキャラクター(男性)はめちゃめちゃ好きです。好きですが、いくら美形でも、作中で持ち上げられすぎていると興醒めしてしまいます。作中であまり触れられていなかったり、周囲がなんの反応も示さなかったり、あまりモテていなかったり、作者がその人物の外見にあまり興味がなさそうだったりするのが好きです。描写が淡白だと、かえって無駄な美形ぶりがありがたく感じます。ちょっともの足りないくらいのほうが想像を掻き立てられます。
「作者がその人物に~」という意味では男性作者が描く美形キャラクターのほうが魅力的に感じることもあるのですが、好みが合うという点では女性作者のほうがよいときもあり、そこはケース・バイ・ケースですね。
かといって必要以上にかっこ悪く描かれたり、陰険な性格にされたり、貶められたりしているのはだめで、いわゆる「残念なイケメン」とは別ジャンルです。あくまで容姿が美形なだけで、意識されることもなく、ごくごく「普通に」扱われているのが好きなんです。
どうせ持ち上げるのならば「容姿が美形な人」より、「中身がかっこいい人」が持ち上げられているほうが好きです。




