なろうの女性作者が好き
今まで書こうかどうかかなり悩んだのですが、思いきって書いてしまいました。
今回読者さんのなかに該当する方がもろにいるような状況なので、むず痒くなったら閉じてくださいね。また、かなり限定的な内容ですが、それ以外の方がだめだという意味ではありませんのであしからず。基本みんな違ってみんないい、というスタンスなので、優劣を決めたいわけではありません。
女性作者といってもすみませんが全員ではなく、とりわけ緻密で壮大な作品を書かれる方々です。特にファンタジー系に弱いです。お歳を言っては失礼ですが、主にわたしより上の世代の方です。
そこらへんを歩いている女の人を見ても小説を書いている人がいるようには到底思えないのに、こんな壮大なファンタジー世界を創造したり、ひねりのきいたコメディーを書いたり、キャラクターにものすごい言葉を語らせたり、そんなことを考えている人がどこかにいるなんて、なんか、なんというか、いいなあ……すごいなあ……と思います。もちろんプロの作家などでもそういうふうに思うことはあるのですが、なろうにおいては素人なだけに身近に思えて余計にすごいと感じてしまいます。
男性作者のよさも理解した上であえて言いますが、女性作者のものは一段階丁寧というか、地に足がついているというか、女性ならではの冷静さと、賢さと、観察力を感じさせます。どれもミーハーなわたしにはないものです。
女性はコミュニケーション能力が優れている、などと言われるように、特に人間関係の描写などですごいと感じることが多いです。リアルすぎる愛憎劇、微妙な女心、心暖まる親子の情……。これは、人間好きなわたしにとってすごく大事な要素です。必ずしも人間関係に重きを置いた作品ではなく、自然とこのようなリアリティーが織り込まれているんです。他にも面白い作品、上手い作品はたくさんあるけれど、特殊な「萌え」を感じるのはこのタイプの作品だけです。
美しさとか優しさとかいろいろありますけど、この冷静さ、細やかさこそ女性の最大の魅力ではないでしょうか。小説を書くことが目的のこのサイトにおいて小説以外の部分を見るのもどうかと思いますが、わたしは小説を読みながら、そんな作者さんの内面を想像してにやにやしてしまいます。
キャーなに言ってんだろ恥ずかしー!←ちっとも冷静でない




