さりげなく有能なキャラが好き
剣、魔法、頭脳等、なにかしら優れた能力を持つキャラクターが好きです。英雄ではなく、さりげなく有能であることがポイントです。高揚感があります。容姿や性格に難ありでも、いじられキャラでも、作中で有能さに一切触れられていなくても、「よく考えるとこのキャラって有能よね」と思うと萌えます。有能だけど性格やポジションのせいで誰からも褒められない、というものも含みます。
その性質から、ギャグテイストの作品に多い萌えかもしれませんね。真剣に一人ひとりのキャラクターを掘り下げるような作品では難しいです。
「さっき◯◯倒してきたよ」というくらいサクッと有能さを披露するのがよいです。もしかしたら作者さえ彼の有能さに気づいていないのでは、というくらいのさりげなさです。普段はそれほどさりげないのですが、数話に一度くらい能力の高さをまざまざと見せつける回があるのもまたよいです。
主人公が国王などハイランクな人間の場合、有能な将軍、有能な宰相など、周囲の人間もやはりハイレベルであり、(作中で誰もつっこまないけど)よく考えたら平均レベルが高い、というのに萌えます。テレビゲームのボスキャラなどでは、(実際にはゲーム的な都合により強いだけなのですが)リアルに主人公よりも強大な力を持っている人物であると想像するとわくわくします。
魔法などファンタジックな力が強い場合、以前書いた「ファンタジーの理論体系が好き」とも共通します。明確に魔法の強弱に区別があり、魔法が強いキャラクターは明確にそのなかで高位に属することになるからです。同じ魔法を放っても威力がちがう、とかかっこいいですね。




