放課後の秘密の公園
放課後。
夏海さんと約束した秘密の場所──
学校の近くにある、小さな公園。
誰もいないベンチに腰を下ろすと、夏海さんがそっと手を差し出す。
「みおちゃん、今日はここでゆっくり話そう」
ボクは手を握り返すだけで、胸がぎゅっとなる。
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夕陽に染まる芝生。
風がそよぐたび、ふたりの髪が揺れる。
近くに座っているだけで、心臓が爆発しそうに早くなる。
「ねぇ、みおちゃん」
夏海さんの声は少し照れくさそう。
「この前のカラオケ、楽しかったね」
「うん……!」
思わず笑顔がこぼれる。
昨日の夜より、もっと胸が熱くなる。
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ボクが勇気を出して言った。
「夏海さん、今日も……一緒にいてくれてうれしいです」
夏海さんは目を伏せながら、でも少し笑ってくれた。
「ボクちゃん……私も」
近くで見ると、夏海さんの目がキラキラ光っていて、胸がドキドキする。
思わず手をぎゅっと握り返す。
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ベンチに座ったまま、ふたりで沈黙。
でもその静けさが、心地よくて。
手をつなぐだけで、会話以上の気持ちが伝わる。
「……ねぇ、みおちゃん」
耳元でささやく声。
「秘密の公園、もっと好きになっちゃいそう」
胸の奥がぎゅっと熱くなる。
「ボクも……夏海さんと一緒にいると、ずっとドキドキする」
ふたりの距離が自然と近くなって、肩が触れ合う。
指先が触れ合うだけで、世界が止まったみたいに感じる。
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夕陽が沈む頃、夜空が少しずつ広がる。
星が一つ、二つと瞬き始める中、
ボクはそっと心の中でつぶやく。
“夏海さんと、ずっと一緒にいたい”
手のぬくもり、目の輝き、囁き声……
全部が、胸いっぱいの恋心になる。




