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4.これが自分の力?

「次に移ります。

 右手を手前に出して"ボード"と言って下さい」


「ボード」


 クリアスが手前に出した右手に白いボードが出てきた。


※※※※※※※※※※

72:00:00

クリアス レベル1 経験値0

 HP120 MP40 スタミナ100

 攻撃力7 耐久力5 速度7

 魔力3  知力10 精神力5

  増加ポイント6

 一般スキル


 特殊スキル


 アイテム


※※※※※※※※※※


「経験値が一定の数値を越えるとレベルが上がります。

 レベルが上がると自動的に数値が上がり、増加ポイントが2ポイント入ります。

 増加ポイントが6ポイントありますので、力の場所に触れると数値が上がりますが試してみて下さい。

 変化は自分で確認をお願いします」


 攻撃力を2回触ると7→9になり、"完了"の文字が浮き上がった。

 それを押すと数値が9になり、増加ポイントが4になった。


「次はスキルの説明をします。


 スキルはある一定の条件をクリアするか、スキルの書かれた本を読んだ時に取得できます。


 一般スキルと特殊スキルがあり、ダンジョン外で特殊スキルは使えません。

 特殊スキルをダンジョン外で使用した場合に環境変化が起こる為に使用を禁止しております。


 アイテムはボードから確認でき、使用する場合に使用するアイテムに触れて下さい。

 戦闘中もボードを出した状態で行えますが戦いの邪魔になります。

 ボードを消す時はもう一度"ボード"と言って下さい」


 ボードはこのままの位置でしか使えないんだ。


「ダンジョンに入るとボードの上の時間が減っていき、0になると強制的に外に出されます。

 ダンジョンはある一定の大きさで作られており、上の階へ行く階段と階層ボスがいる扉が各階にあります。

 階層ボスの部屋の奥にある紫色の水晶に触れると外に出れ、ボスを倒すと報酬がもらえます。

 ボスと戦っている時は時間が経過されません。

 話は分かりましたか?」


「何となく…」


 説明は分かったけど、実感がない。


 通常の生活で野生の動物の数が少なくなり、狩猟も出来ない。

 国は崩壊しており、戦いが起きない。

 戦いの経験はダンジョン以外にない。


「分からなかった場合はダンジョンに入る前に質問して下さい。

 ここで話した事は記憶から削除されません。」


 現れていた人が目の前から消えた。


 紫水晶が輝き、声が聞こえる。

 頭の中に直接聞こえている感じがする。


「ダンジョンに持ち込む物は日記帳と干し肉、水筒でいいですか?

 日記帳に関しては継承として、最初の2ページ以外は消去になります。

 手に持っている短剣と一般服は装備品とします。」


 日記帳が最初の2ページしか読めない。

 だけど、父なら何かを残しているはずだ。


「お願いします。」


「問題がなければ、扉からダンジョンへお願いします」


 扉を開けた。

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