僕は同年代の女の子より、年上の大人の女性に興味があるようだ!
“僕は同年代の女の子より、年上の大人の女性に興味があるようだ!”
僕の名前は、浜野孔一、歳は21歳になる!
大学に行っていて、そこで知り合った女の子と今は付き合っている。
でも? 彼女に僕は隠し事をしていて......。
それは彼女以外に、僕は好きな女性が居る事。
その女性は僕よりも随分と年上の大人な女性で、
僕は彼女より“この女性の方が好きだった!”
そんな僕に異変を感じていた彼女は、僕が他に好きな女性が
いるんじゃないかと疑いだす!
『“ひょっとして? 私に何か隠し事とかしてない?”』
『えぇ!? な、なにが?』
『・・・例えば? “浮気とか?”』
『し、してないよ!』
『じゃあ、なんで私に隠れてコソコソしてんのよ!』
『なんの話をしてるの?』
『コソコソ、私に隠れて誰かに電話してるじゃない!』
『・・・・・・』
『誰なの?』
『何が?』
『“浮気相手よ!”』
『浮気なんかしてないよ!』
『もう、いいわ!』
『信じてくれたのか?』
『私が勝手に浮気相手を探すから!』
『な、なんで、そうなんだよ!』
・・・その後、本当に彼女は僕の大好きなあの女性の存在を
知る事になる!
『少しいいですか? “いつから、私の彼とそういう関係に、、、?”』
『ああ、貴女が孔一クンの彼女の?』
『いつから、孔一とそういう関係になったのか教えてください!』
『・・・いつからかしらね? もう憶えてないわ。』
『“私の彼氏ですよ!”』
『でも、彼は彼の意志でワタシと関係を持ったわ!』
『奪っただけでしょ!』
『じゃあ、彼に聞いてみたら? “ワタシと貴女とどちらが好きか?”』
『・・・そ、そんなの、私に決まってるでしょ!』
『あら? 本当にそうかしら?』
『えぇ!?』
『じゃあ、何故? ワタシと彼は関係を持ったのかしら? 彼女が居るのに!』
『・・・そ、それは、あなたが彼を誘惑したからでしょ!』
『そんな事してないわよ! ワタシには旦那も子供も居るのよ!』
『・・・そ、そんなの知らないわよ、あなたが若い男に興味があったん
じゃないですか!』
『それにしても何故、彼だったのかしら?』
『“だから! 気まぐれでしょ!”』
『まあいいわ、それで! そんなに嫌なら、ちゃんと彼を捕まえてなさいよ!』
『そんな事、言われなくてもそうするわよ!』
・・・その後、僕は彼女からあの女性の事を問い詰められても?
女性と別れる気がない僕は、仕方なく彼女と別れる事に。
もうどうしようもないぐらいに、僕は女性を好きになっていた!
女性には旦那も子供も居たが、昼間にたまに会っては、体の関係
を続けていた。
女性は僕の事を、“火遊びの一人”だと思っていたらしい。
何故なら? 僕以外にも、遊ぶ男は何人か居たからだ。
僕は本気だったのに、女性には僕の想いは届かなかったのか。
・・・だから僕は、ある日女性と関係を持っていた昼間。
彼女の首を絞めて殺してしまった!
まさかな? “僕は愛する女性を手にかけてしまう。”
なんでこうなってしまったんだ!
ただ僕は年上である大人なこの女性が好きだっただけだ!
“殺す”事なんかまったく考えてなかったのに、、、。
僕は突然! “殺人者” に変わってしまう。
誰かを本気で好きになると、、、?
人は自分の感情を止められなくなるんだと思い知らされた!
今でも刑務所で、あの女性の事をひと時も忘れたことがない。
あんなに愛した女性は、もう僕には現れないのだろう。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




