表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

ハーレム聖者の嘆き~砂漠の王国ナイトリアの姫達~

作者: アイ・タカオ

 天蓋付きベッドに、一糸纏わぬ裸体を晒し少女が、横たわっている。


 小麦色の肌を晒しベッドに、横たわる少女は、俺のハーレムに使える女官の1人だ。


 俺に使える女官達は、ナイトリアの各地から集められた選りすぐりの美女・美少女達だ。


 小麦色の肌を晒し、横たわる少女も器量よしの美少女で、素晴らしプロポーションの持ち主だ。


 肩までの黒髪は艶やかで、小麦色の乳房は仰向けに横たわっても存在を主張している。


 長い脚は閉じられいる。


 秘部は決して、開かれ事は無かった。


 魅了の力で、心を操り偽りの愛を囁き、心を惑わしても女官達と褥を共に、純潔を散らす術はない。


 女神の加護は、俺に使える女官達の純潔を守ったのだ。


 女神より与えられた特殊能力でも女神の加護を解除する事は不可能だった。


 忌々しい限りだ・・・・・


 ※ ※ ※


 俺の名は小田優斗。


 職業は、地方の中小企業に勤めるサラリーマン。


 年齢は転移前は、25歳。


 異世界転移後は、若返り20歳。


 若返ったのは女神より特殊能力を授けられた影響だと推測している。


 次元の狭間で女神と対面した時の事を今でも鮮明に記憶している。


 女神「小田優斗よ、わたくしの使者として異世界へ転移するのです」


 俺「異世界転移 ?」


 女神「貴方の使命は聖者として、ナイトリアの女達の間に、多くの子を為す事です」


 俺「多くの子を為す?」


 人知を超えた力で奇跡を起こす女神の意思に逆らう術はない。


 異世界転移も、転移後の使命も俺には拒否する事は出来ない。


 女神「貴方には特殊能力を授けます。わたくしが授けた力を最大限に活用して女達と子作り励みなさい」


 因みに、女神が俺に授けた特殊能力は3つ。


 女性の心を自由に操れる魅了の能力。


 疲労しても直ぐに回復する絶対体力。


 交わる女性を満足させる絶対絶倫能力。


 多くの女達の間に多くの子を為すに、特殊能力を授けられ俺は形容し難い次元の狭間より異世界へ転移した。


 砂漠の王国ナイトリアのオアシスへ。


 愛と創成の女神からの使者、聖者ユウト・オダとして。


 ※ ※ ※


 女神の神殿に転移した俺は、聖者として迎え入れ、併設する小宮殿(ハーレム)の主となった。


 小宮殿には、多くの女達が女官として仕えていた。


 黒髪黒目、小麦色の肌をした美女・美少女達が。


 転移後、聖者のしての役目を果たすべく女神より授けられたと特殊能力を駆使して活動を開始したが、結果は思わしくない。


 俺に使える女官達と男女の営みを交わす事が出来ないのだ。


 魅了の能力で、彼女達の心を操作して、寝所に誘い込む事も一糸纏わぬ裸体する事も可能だ。


 だが、ベッドに横たわる小麦色の肌の女達の両脚は固く閉ざされ、決して開かれる事は無い。


 ハーレムの主たる俺は、ハーレム要員である女官達と男女の交わりを持つ事が出来ないのである。


 多くの美女・美少女に囲まれてながらも決して手を出す事の出来ない俺の性欲は、爆発寸前だった。


 多くの美女・美少女に囲まれ欲求不満に悶々とした日々を過ごす俺だが、ついに我慢の日々に終止符が打たれた。


 或る日、唐突に女神の声が聞こえた。


 女神「期は熟しました。近々花嫁達が貴方の下に到着します」


 俺「俺の花嫁達 ?」


 女神「ナイトリアの王侯貴族の姫達から、選ばれた15人の処女姫達ですよ」


 俺「姫達と契る事が出来るのですか?」


 女神「この国の女達は、わたくしの洗礼を受ける時に加護が与えられます。わたくしの加護を与えられた女達は、婚姻する迄は純潔を失う事は無いのですよ。結婚後も貞操を守り夫以外の男性に身体を許す事はないのです。純潔とと貞操を守る代償に命を失う結果を招いたとしても」


 俺「・・・・・」


 女神「わたくしの加護は何者にも破る事は出来ません。わたくしが加護を授けた女達の交わるには、婚姻するし方法がないのですよ」


 女官達の純潔を散らす出来ない訳が理解する事が出来た。


 心を操り操作して偽りの愛で女心を惑わしても、女神の加護は決して解除される事はない。


 女神の加護を授けられ女達と結ばれるのには、女神の前で永遠の愛を誓うしか術はないのだ。


 女神より授けられた特殊能力も女神の加護の前には無力だ。


 女神「姫達は役目として貴方に嫁ぎますが、わたくしが与えた特殊能力を使えば姫達は貴方を愛し円満な夫婦生活を送れるます。例え偽りの愛だとしても」


 この言葉を最後に、女神の気配は消えた。


 ※ ※ ※


 15名の処女姫達は、16歳~20歳迄の美女・美少女だ。


 姫達の中には、高貴な身分の役目と意に添わぬ婚姻を受け入れた姫や、最愛の恋人から引離されて俺に嫁いだ姫達も居た。


 魅了の能力で、姫達の心を操り認識を書き換えていく。


 無関心を好意に。好意を微かな恋心に。微かな恋心を熱烈な愛情へと。


 姫達の心を偽りの愛で支配した後、小宮殿に併設された、女神神殿で、愛を誓い夫婦となり15名の姫達と結ばれた。


 結婚式と初夜は15日を要した。


 姫達の秘部は開かれ、俺は穢れを知らぬ身体を貪った。


 全ての姫と幾度も肌を重ね時間も忘れ朝まで愛を交わした。


 授けられた特使能力を駆使して、姫達と愛を交わし初めての契りで姫達は随喜の涙をながし、女の喜びに目覚めた。


 ハーレムの寝所に姫達の嬌声が絶えるく事は無い。


 幾日も幾日も・・・・・


 姫達は、他の男性に秘部を開く事はない、


 催眠魔法や魅了の能力で、偽りの愛で心を操られても、決して俺以外、秘部を開く事はない。


 命を奪われても女神の加護は姫、妻達の貞操を守護するだろう。


 古より幾人の魔法使い、賢者が、女神の加護を研究しているが、女神の加護を解く術は見出されいない。


 女神の加護は、何者にも解く事も破る事も不可能だ。


 邪な大魔法使い、魔神で、異形異世界から召喚された悪魔さえも女神の加護を破る事は敵わない。


 女神の加護を授けられた女達と契りを交わす術は、女神の前で愛を誓い夫婦とし結ばれるしか術はない。


 乙女の純潔と人妻の貞操を守る女神の加護は強力な為、この国の男達は浮気はしない。


 ナイトリアの男達は、偽りの愛を囁いて汚れなき乙女達や貞淑な人妻を騙し褥を共にする事は無い。


 女達が女神の加護に守護されている為、出来ないと表現するのが正しいだろう。


 女神聖教では一夫多妻制が認められている為、経済に余裕がある男は、複数の妻を娶る事が許されている。


 一夫多妻制が、ナイトリア王国と女神聖教で認められているのは乙女の純潔と人妻の貞操を守護る女神の加護の副産物と言える。


 15名の姫と生活は、順風満帆で3年後には18人の子供に恵まれた。


 更に新たに娶った10人の妻の内、5名が妊娠中である。


 ハーレム生活を満喫しているが、一夫多妻制は本当に大変でだ。


 25名の妻達を分け隔てなく平等に扱う事には、気を遣う。


 勿論、妻達が生んだ子供達も。


 此れから生まれて来る子供達も。


 ※ ※ ※


 貞淑な美しい多数の妻達と、可愛い子供達に囲まれオアシスの小宮殿で俺は、幸せに暮らしている。


 多くの女性を妊娠させるのは、種馬の変わらない苦い思いがこみ上げるが、抗えない欲望に負け小麦色の肌に溺れる日々が送ってい。


 25名の妻、元王侯貴族の姫達を待て余し気味の俺だが、柵と欲望に負け更に妻達と子供が増えそうである。


 異世界に創造と愛の女神の使者、聖者として転移した俺だが、俺の未来は何処へ向かおうとしているのだろう。


 俺の転移した砂漠の王国ナイトリアは、複数の美女・美少女をはべらかす派手な冒険を望む転移・転生者には退屈な異世界だろう。


 婚約破棄も、恋人や婚約者が他の男に寝取られる事もない。


 結婚後も妻達が他の男に肌を許す事、不貞を働く事もない。


 魅了や催眠魔法で心を操作して、乙女の純潔や人妻の貞操を奪う事は出来ない。


 乙女の純潔を散らす術は、女神の前で愛を誓うしかない。


 意に沿わない政略結婚でも女神の前で愛を、永遠の愛を誓えば何人でも乙女の純潔を散らし、妻として娶る事が可能だ。


 聖者として砂漠の王国ナイトリアのオアシスに聖者した俺の様に・・・・・


 しかし、複数の妻と暮らすハーレム生活は、大変だ。


 ファンタジー小説の主人公達は、多人数の妻を娶っても苦労なくハーレム生活を満喫しているので羨ましい・・・・・

誤字、脱字だらけの拙い小説ですが、応援宜しくお願いします。


又、誤字・脱字のご指摘とご感想もお待ちしています。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ