③
続きです
「えっとこのソフトをこのヘルメットに入れたらいいのか?」
スマホ以外触る機会もないので1人で10分ぐらい格闘してやっと始めることが出来た。
「うわっもうすぐゲームのリリース時間じゃん!」
ソフトのパッケージには今日の午前11時からリリースと書いてある。そして今の時刻は10時30分である。
「やべっえっとこのボタンでいいのか?」
ピッ
〔起動しました。〕
うおっビビるだろー。
目の前には人間であって人間にはない美しさ神々しさを持つなにかがいた。
〔ようこそリリべースタの世界へ私は始まりの案内人リリと申します。〕
〔キャラクリエイトを始めますか?〕
YESorNO
まぁキャラクリエイトはしときたいよなー。NO選んでヘンテコなのになりたくないからな。
〔決めることができるのは、姿、種族、職業、性別、スキルの5つです〕
よしっやるかっ
「あんた何してんのー?はよしいやー」
隣から姉の声が聞こえる。
「はーい」
〔では初めに種族を選んでください〕
目の前には6種類の種族が透明な板と共にあらわれる。種族の横にはその種族の説明も書かれていた。
〔選択は、
人間
魔族(太陽の光に弱い、何の魔族になるか選べない)
不死族(アンデット、幽霊、ゾンビの内のどれか。死なないが初期ステータスの攻撃力は低い)
エルフ(森の民のため初期スポーンが「始まりの森」でレベルが10にならないと森から出ることができない。)
天使族(羽が生えている以外人間と変わらない。)
魔物(人型の魔物。魔族との違いは、体が1部魔物化していること)
〕
数多くね?俺のめっちゃ優柔不断なんですけどー?.........
どーれーにしーよーおーかーなー天の神さまの言うとおりあっぷっぷ柿の種アブラムシカブトムシてんとう虫.........
〔ぴよんっ〕
決めきれず、虫の名前をとりあえず出し続けていた俺の耳に可愛らしい音が聞こえる。
えっもしかして時間制限あった?
〔選択を表示してから10分が経過しました。新しい種族を表示します。〕
新しい種族???まだ種族はあったってことか??
〔では初めに種族を選んでください〕
目の前には6種類の種族が透明な板と共にあらわれる。種族の横にはその種族の説明も書かれていた。
〔選択は、
人間
魔族(太陽の光に弱い、何の魔族になるか選べない)
不死族(アンデット、幽霊、ゾンビの内のどれか。死なないが初期ステータスの攻撃力は低い)
エルフ(森の民のため初期スポーンが「始まりの森」でレベルが10にならないと森から出ることができない。)
天使族(羽が生えている以外人間と変わらない。)
魔物(人型の魔物。魔族との違いは、体が1部魔物化していること)
森の精霊(デメリットが弱視、色盲。メリットが見た目が美麗、他の種族と違い世界の魔力との相性がいい)←New
〕
森の精霊?世界の魔力?
あのー世界の魔力ってなんですか?
〔ぴよんっ〕
Σ(°д°ノ)ノうわっ
〔森の精霊以外の種族は自分の体の中にある魔力しか使えませんが、森の精霊は空中に漂う魔力を使うことができます。〕
返事出来んのかよ!
じゃっ森の精霊にするか、目はなんとかなる!
〔森の精霊を選択します。〕
〔姿を作成します。〕
「あんたあと5分で始まるでー」
姉の開始が迫る声を聞いて、時計を見ると10時55分を針が指していた。
くそっ種族選択で迷いすぎた。
〔ランダムで作成も可能です。〕
おーーそれで行くか!
〔ランダムを選択。〕
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