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Another Dystopia  作者: PIERO
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2032年3月 計画準備段階(上)

 嘉祥寺と白橋と話し合ったあの会議から半年が過ぎた。


 3月の決算までタイムリミットが近く、俺と聖先輩は経理部の仕事である決算の一部の手伝いをしていた。数字に続く数字が続き、本日何度目かわからない目薬を点眼してデスク画面に注目する。去年の売り上げからプラスいくらかなどわからないが、去年の数字と比べると基本的に右肩上がりの結果から売り上げは黒字らしい。少し背を伸ばしながら俺と一緒に作業しているもう一人の人物に声をかけられた。


「弁田くん。そっちの計算終わったかね?」


「とっくに終わりましたよ。聖先輩、仕事余っているなら私が少し肩代わりしましょうか?」


「本当!?じゃあ、これだけ御願いしてもいいかね?」


 聖先輩はデータを送信し、メールが届いたことを確認し、すぐに仕事を取り掛かった。なぜ俺たちが経理の仕事をしているのか。それはこの仕事を始める約三日前の出来事であった。


 俺と聖先輩は鮫島部長の命によって十三階の研究室ではなく、十二階の仕事場で経理部の手伝いをするようにといわれたのだ。本来ならそんなことをする必要がないが、経理部に所属している二人の社員が時期外れのインフルエンザによってダウンしてしまったらしい。そこで急遽人手を足すために俺と聖先輩が助っ人として仕事をすることになったのだが、そこで問題が発生した。


 仕事量は俺と同じはずだが聖の机の上に置いてある仕事量は一向に減っていないような気がする。聖先輩のタイピングの速度は俺に匹敵するし、研究中に限ればさらに早くなる。俺はまたかと思い、顔をしかめている聖先輩に確認をした。


「聖先輩。前々から思っていましたが、決算処理とかそういう事務処理ってかなり苦手なほうですか?」


「…まさしくその通りね。研究とか実験とかは得意だけど、こういう作業は苦手だね。

楽しみもないし…。去年も似たような仕事した時はかなり苦戦したね」


 キーボードの叩く音も明らかに普段のスピードの半分以下になっていることから聖先輩の言っていることは本当だろう。珍しく焦っている聖先輩も新鮮だったが、流石にこのペースだと退社するころには九時過ぎになってしまうだろう。そんなことになってしまえば明日、鬼の形相の鮫島部長に遭遇し、俺たちはありがたいお説教を聞くことになるのはほぼ間違いないだろう。それを避けるため、俺は聖先輩の仕事を少しずつだが手伝うことにしたのだ。


 仕事は着実に終わりつつあり、時刻は現在五時半。今の仕事量から見積もって後一時間はかかるだろう。定時が過ぎてしまうことが確定になった俺は溜息を吐いた。


「あとで残業手当を支給してもらわないとな。聖先輩、大丈夫ですか」


「頭が…疲れたぁ…。数字なんて見たくないよぉ…」


 相当トラウマになっているのか聖先輩は頭から湯気が発生し、虚ろな目で仕事に取り掛かっていた。仕事を始めた時に比べればスピードは少しだけ速くなっていたが、それでも終わりまでの道は険しいだろう。果たして仕事が終えるまでに聖先輩の精神が持つかと心配しているととある人物が俺たちの様子を見に話しかけてきた。


「がんばっているねぇ~。弁田くん、しごとはじゅんちょうかい?」


「鮫島部長。このペースならあと一時間で完了します」


「そうかそうか。聖くんのにがてなぶんやだったからねぇ~。けんきゅうにぼっとうするのもいいけどぉ~、たまにはこういうしごともやらないとぉ~、ほんしゃからごくつぶしっていわれるからねぇ~」


 すまなさそうに鮫島部長は俺と聖先輩に謝罪する。一言一言は軽めに聞こえる鮫島部長の言葉だが、心の底から申し訳ないという感情が込められていることだけは理解できた。聖先輩も同意見のなのか、若干精気が戻り普段の状態に戻ってきたような気がした。


「ちゃんと仕事はしますので大丈夫ですよ鮫島部長」


「そうかそうか。弁田くんがそういうならきたいしておくよぉ~。そうだ、すこし弁田くんをかりるねぇ~」


 その言葉を聞いた瞬間、聖先輩の瞳が再び虚ろになった。俺はその変わりように唖然するが鮫島部長は特に気にせずに「じゃあ、ちょっとこっちきてねぇ~」と俺を引っ張っていく。過去の出来事をフラッシュバックしてまた何かやらかしたのか!?と考えてしまう。しかし、その割には鮫島部長は特に怒っているわけでもなく、むしろ何かを期待しているように見えた。


 部長室に到着すると普段と違い、本社の個室のように大きな机が一つと複数個の椅子が用意されていた。まるで近日中に会議をするのか?そう思える程の準備の良さであった。


「とりあえず、すわんなさい弁田くん」


「では失礼します」


 俺は椅子に座ると鮫島部長は俺の正面に来る椅子に座った。大きな溜息を吐いた鮫島部長は目を少しだけ光らせた後、口を開き本題に入る。


「たんとうちょくにゅうにいうとねぇ~、すうじつごこのぶしょにあたらしくはいぞくするしゃいんがいるんだよねぇ~。んで、弁田くんにはそのきょういくをおねがいしたいんだよねぇ~」


「教育ですか…」


 鮫島部長のお願いに俺は多少驚いた。あと数日で二年目になる俺だが、教育係として俺はうまく務めることができるのだろうかという不安があった。というのも、この部署に配属される多くの人材は俺や聖先輩を除いて大体三十台の人たちが多い。俺みたいな若造の指示を聞いて不快になる人物も少なくないはずだ。


 そのため、基本的にこの部署に配属される教育係は俺や聖先輩みたいな年代ではなく、この部署に勤めて五年以上かつ三十歳ぐらいの社員が任されることが多いのだ。


「俺みたいな若造が請け負っても大丈夫でしょうか?

相手によりますが、きっと不快になるに違いありません」


「そのことならしんぱいないよぉ~。

こんかいはいってくるじんざいはきみのどうきだからねぇ~」


「…もしかして、中田でしょうか?」


「お?よくしってる…ああ~おもいだした。

きみがそのことをおしえてくれたんだよねぇ~」


 鮫島部長は笑っていたが、俺の精神の中では全く笑えなかった。あの初対面で中田の印象はほぼ確定といっても過言ではない。傲慢かつ人の考えを聞かずに自身の考えだけを主張する自己中の究極系。そんな人物が俺の指導する人物であることを知っていた俺は正直気が乗らなかった。


「それはどうしてもでしょうか?」


「どうしてもだねぇ~。

聖くんはきんじつちゅうにあたらしいプロジェクトにさんかしてもらうつもりだからねぇ~。となると、ねんれいてきにちかいのは弁田くんだけになるからねぇ~」


 俺は断ることができないと観念し、そのお願いを聞くことにした。鮫島部長は「たすかるよぉ~」と相変わらずなのんびりとした口調で感謝していた。俺は要件が終わったと思い、仕事に戻ろうとした時また鮫島部長に呼び止められた。俺は一体何のかと若干嫌悪感を覚えながらも鮫島部長の呼び止めに反応した。


「他に何か要件が?そろそろ仕事に戻らないと聖先輩の精神が死んでしまいますよ?」


「いや~じゅうようなことをわすれていてねぇ~。

しどうするにあたってだけど、ひとつだけきみにたのみがあるんだよねぇ~」


 鮫島部長は強面の笑顔で俺に微笑む。それだけで鮫島部長をよく知らない人にとっては十分な脅しになるに違いない。俺は過去のトラウマを思い出し、少しだけ恐怖を感じたが鮫島部長が言った言葉は俺の想像していたものとは違ったものだった。


「中田くんをおしえるにいたってだけどぉ~。

できるだけてっていてきにたたきのめしてじつりょくのさをおもいしらせてほしんだよねぇ~」


 その言葉を聞き俺は耳を疑った。一年間、鮫島部長の下で働いた俺だが、生まれつきの容姿による威圧感を除き、ざわざ他人に負荷をかけるような人物ではないからだ。一体どんな意図があるのか?そんなことを疑問に思っているとその説明も鮫島部長は説明をし始めた。


「弁田くんもかれとあったからしっているとおもうけどぉ~、中田くんせいかくになんありって木野田くんからきいてるからねぇ~。

きくかぎりぃ~げんいんは『じぶんよりさいのうがあるじんぶつをみたことがないししたがいたくない』らしいんだよねぇ~。なぜかれがかいしゃにはいれたかじんじぶにといあわせたいところだねぇ~。

まあ、しょうばいあいてにもんだいもおきてないし、木野田くんもみとめるほどのけっかがでてるからいいんだけどね」


 そうなのか。と俺は中田の印象を改めた。確かにあの性格でよく会社に残っていられるなと疑問に思っていたが、あの木野田部長が太鼓判押すほど結果を出しているとは思ってもいなかった。高圧的な態度や俺の話を聞く耳を持たなかったのは圧倒的な自信が表面的に出てしまっていたからかもしれない。


「だけどぉ~このままだとかくじつにこりつしちゃうよねぇ~。

そこでぇ~ここにはいぞくするにいたってどうきの弁田くんにじつりょくのさをみせつけてほしんだよねぇ~」


「意味は理解しています。でも、俺にその実力があると鮫島部長は思っているのですか?」


「かくしんしてるからたのんでいるんだよぉ~。

まぁ~これはぼくのどくだんと木野田くんのたのみだからしたがわなくてもいいよぉ~」


 俺は考えるために大きく息を吸った。同期をいじめるのは気は乗らない。何より問題になった場合のリスクが合わない。万が一逆恨みなどされてしまえばたまったものではない。その方針は断るのが正解。そう考えてしまうがふと悪い考えがよぎった。中田に実力を見せつけ、もっといい環境で実力を身に着けないかと誘えば会社に引きずりこむことができるのではないかと。

 人格的には問題あるが実力は二人の部長が認めるほどだ。第一印象は最悪だったが、鮫島部長の話を聞く限りではそこまで悪い性根ではない。それに教育係として話し合う機会も豊富だ。なら充分に観察してからあれこれやっても問題ないだろう。


「わかりました。ですが、それをするかどうかは最後の手段にさせていただきます」


「ありがとう。きょういくほうしんは弁田くんにまかせるよぉ~。じゃあ、よろしくねぇ~」


 そこで俺と鮫島部長の話し合いが終わった。俺は早々と仕事に戻ろうとして仕事部屋に戻るとそこには魂が抜け落ちた聖先輩が白色に変化していた。俺はすぐに聖先輩の仕事を分断して残った今日の仕事の全てを終わらせるのに務めた。


 その後、今日の仕事を何とか終えた俺と聖は居酒屋に向かっていた。聖先輩曰く、お礼がしたいということだったので、それじゃあ一緒にご飯食べに行きましょうという提案をした結果、聖先輩の御用達の飲食店に向かうことにした。


 街は仕事が終え帰宅ラッシュで人が混雑している。その半分は蟻の行列のように駅に向かっている。残りの半分は居酒屋に向かっているサラリーマンや未だに周辺で遊んでいる学生がほとんどだろう。その中でも俺と聖先輩はスーツではなく、カジュアルな服装が基本となっている。周囲から見れば学生のように見えるだろう。


 しばらく歩くと中華料理店のお店に到着した。普段は中華料理店に行く機会が少なかった俺は久しいと感じつつも俺たちは上着を脱ぎ、座席の近くに置いた後、席に腰を下ろした。


「今日は疲れたね。もう二度とあの仕事は受けたくないね」


「楽観視してる聖先輩に悲報ですが、明日も同じ作業をしないといけないそうです。ちなみに私は明日から教育係としてそちらの方に集中しないといけないそうですので代わりの人間が来るそうです」


「裏切り者~!鮫島部長と話していた件はそれだったのかね!」


 恨めしそうな表情で俺を睨んでいる聖先輩を見て少しだけ嗜虐心が疼く。もう少しだけいじりたいと思ってしまうが、これ以上彼女をいじってしまえば明日亡霊として俺に襲い掛かってきそうな感じがする。俺はすぐに話題を変え、その恨みの矛先を変えることにした。


「そ、そういえば聞きたいことがあったのですが、私を指導していた時は何か心構えとかありましたか?」


「話題、逸らしたね。

まあいいけど。最初は先輩らしさを見せようと思ったけど、そういうの苦手だったし、何より弁田君が思った以上に優秀だったからそんなことは特に考えてもいなかったね。

ところで、まだ仕事モードなのかね?口調が敬語のままだね」


「それもそうですね。それじゃあ、失礼して。

俺が聞いたのもあれですが、参考になりませんね。いい意味で」


「そうだね。君は参考にならないね。というわけで教育方法とかは自分で探してね」 


 しばらくして、飲み物が届き乾杯を済ませた後、俺たちは談笑を始めた。仕事のペースとかこれからの研究についてどうするかなどの軽い話だった。途中までは楽しかった。そう、途中までは。


「…聖先輩。俺は色んな人に言われてきたことが一つありました。

それは聖先輩に『酒類を飲ませるな』と。今になってわかりました。大丈夫ですか?」


「ええ~?何~?ちょっと耳が遠くなって聞こえないよぉ~?ふへへへ」


 料理を食べ終え、最後に酒類を注文しそれを飲み終えたと同時に聖先輩の違和感を感じた。普段の色白の肌が時間と共に赤く変化し、今ではへべれけ状態になっている。最後の注文だったはずがあれよあれよと既に六杯目。しかも度数も高い。序盤は見逃していたが流石にここまで悪化するとは思ってもよらなかった。

 

 そうしているうちに聖先輩は六杯目を飲み干し新たに注文をしようとしていた。これ以上飲んで潰れてしまうと店にも迷惑をかけてしまうと考え、メニューを隠し、会計を速やかに済ました。

 少々重い出費だが、今はこれ以上注文させないで水を大量に飲ませることが大切だ。セルフサービスの水を聖先輩に渡すとふと何か思いだすかのように突然彼女は語り始めた。


「そういえばさあ~。新しい新人が来るってわかった時、少しだけ心配していたんだよね~。

ッヒク。うちの部署には若い人は殆どいない!無駄にプライドが高い人が多い!もー!本当に窮屈だったんだよぉ~!」


「はあ、そうなんですか」


「そうなの!!

だからわたしは研究に集中して周りよりもいい結果を出してやるって頑張ってきたんだね!そしたらたまたま弁田君が入ってきて少しだけ楽しくなってきて…それで…なんだっけ?」


 どうやら聖先輩の思考能力が徐々に低下しているらしい。このまま一人で返したら路上で寝てしまいそうな勢いである。水は継続して飲ませているが酔いを醒ます前に眠気が先に来てしまう。すぐに荷物を持ってお店を後にした俺は精神力が尽きかけてきたのか聖先輩に肩を貸した。

 舟をこぎ、意識が曖昧な状態だった様子に一人で帰らせるのは危険だと判断した俺はタクシーを呼ぼうとしたが、先ほどの会計で金銭的余裕がなかった。仕方なく俺は聖先輩に家はどこなのか尋ねる。幸いなことにこの店からそう遠くない場所だった。


「聖先輩。もう少し気力をもってください。じゃないと後で大変なことになりますよ」


「大変ってなぁ~にぃ~?ぐふふ、なんかたのしくなってきたぁ~ねぇ~」


「ところどころ鮫島部長のように言うのやめてくれ。っと、そろそろ着きますよ」


「や~だ~。もう少しだけ愚痴につきあってねぇ~」


 泥酔どころではない。まともに思考が働いていない先輩の姿を見て少々呆れるが、それほど精神的な疲労が蓄積していたのかと思ってしまう。すると聖先輩が勝手に笑ったまま愚痴を零し始めた。

 

「私もねぇ~、弁田君と同じルートでこの研究室に入社したんだよねぇ~。

そしたらさ、研究室にいるメンツは殆どがプライドが高い人ばっかりで、私と同じ年齢の人もほとんどいないし、息苦しかったんだよねぇ~。加えて、指導らしい指導もしてくれなかったり、本当に嫌な人ばっかりの集まりだったね」


 徐々に泣き上戸に変化してきたような気がした俺は聖先輩の話を黙って聞く。彼女にそんな過去があったとは思いもよらなかった。確かに普段の会社の活動を見ると俺や鮫島部長、あともう一人の先輩以外に話しかけている姿は見ない。研究室の人間たちとは仲が悪いと薄々感づいていたが、ここまで劣悪とは思ってもいなかった。


「まあ、実際指導なんていらなかったんだけどね。だけど指導なしで成果をを収めている姿が気に食わなかったのか、私の研究結果を奪って…それから…それから…」


「…先輩?大丈夫ですか?」


 話しかけても返事が返ってこない。どうやら本当に寝てしまったようだ。俺は頭を抱え、聖先輩を背負い再び歩き始める。華奢な体でありながら気持ちよく寝ている姿を見て不覚にも可憐と思ってしまう。


 やれやれと頼りない年下先輩に呆れつつも彼女の自宅に向かっていった。歩くこと数分、聖先輩の自宅に到着した。小さめのアパートだが、おんぼろというわけでもなく比較的最近建てられたものだと軽く推測した俺は郵便箱で名前を確認して聖先輩の部屋番号を確認し、扉の前まで歩く。


「ちょっと罪悪感があるが…。悪いな聖先輩。勝手にだが鞄を探らせてもらうぞ」


 聖先輩の鞄を探り、キーケースを取り出した俺は鍵を使って扉を開ける。瞬間、部屋の中があまりに予想外に俺は呆気に取られる。


「…何もない。いや、生活に最低限のものはあるが…」


 部屋の中にあったのは布団とテーブル、そしてノートパソコンの三つだけだった。周囲を見渡せば最低限の日用品こそあるが、本当に何もなかった。


「まあ、汚い部屋よりはまだましか。さてと、それじゃあ俺は退散するとしますか」


 俺は聖先輩を布団に置き毛布をかけた後、聖先輩の部屋を後にした。幸いにも鍵は自動でロックされるらしく万が一泥棒が入ったらという懸念はなかった。

 一つ問題なのはこれから自宅に帰ろうとしたら、家に到着している頃には次の日になっていることだろう。全く仕方ないと思いつつも、俺は少し駆け足で駅に向かって行った。余談だが、後日聖先輩から謝罪を受けまた一緒にご飯を食べに行こうというお誘いがあったのはまた別の話である。

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