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続・浪人詩集  作者: 屯田 水鏡
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恐ろしい風

恐ろしい風

冬から春にかけて、恐ろしい風が吹いた。夏の強い紫外線に風は少し弱くなったが、また、秋が過ぎるころ、もっと激しく、容赦ない悪魔の風となって吹きすさぶのだろう。誰も守ってくれない。誰も救ってくれない。本当のことを言ってもくれない。これで良いのだろうか?弱いものはただ、息を潜めて、蓑虫の様に殻にじっと閉じこもっているほか手立てはないのだろうか。ああ、狂おしいほどに叫びたい。

初夏になっても、まだマスクが届かない。必要でもないが。



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