決闘の約束
俺、神無月翔は今、槍を持った人達に囲まれて絶賛困惑中です。
「月読様を拐い、ノコノコと帰って来るとは、神楽の国も舐められたものだ」
ん?神楽の国?いきなり知らない単語が出てきたぞ、つまりこの国は神楽の国って言うんだな。
「待って、僕は自分で村を抜け出したんだよ」
「大丈夫ですよ月読様、月読様を脅し、こんなことを言わせるとは貴様、恥を知れ」
え、ええ~。俺月読君を脅してなんかないんだけれどな~、月読君が自分から抜け出したのならば、月読君の保護者とはお話しないといけないな。
「恥を知るのは貴方たちのほうです」
突然、第三者の声が聞こえた。
「月読は自分から村を抜け出したのです、そのお方は悪くはありません」
突然現れた女性に、俺は絶句するしかなかった。何故ならば、その人が美しすぎたからだ。太陽のように明るい金髪、とても白い肌、青い色をした瞳や‥‥‥自己主張を過激にしている胸も。
「貴方、今失礼なことを考えましたよね?」
と、にっこりと笑顔を向けてきた。なんなの、この人エスパーなの?と思ってしまった俺は悪くない。
「さて月読、村に戻りますよ」
「はい、わかりました」
と、とても悲しそうな顔をした月読君を連れていく女性を見て。
「ちょっと待って貰えますか?」
俺は、無意識に呼び止めていた。
「なんですか?」
「貴方は、嫌がっている月読君を無理矢理連れていって、何をさせるつもりなのですか?」
と、俺は少し怒気を含んだ声で聞いた、すると
「この子には、妖魔の国との戦争の為に修行をつけなければなりませんので」
「戦争だと?‥‥‥何で戦争に子供が参加しなくちゃいけないんだ」
「そんなもの、この子が神だからに決まっているでしょう、神と人では格が違うのです」
「そうですか、なら」
神だから戦争に参加させるだって?そんなこと、認める訳にはいかないだろ。
「俺と、決闘して下さい」
「無理だよお兄さん、お姉ちゃんは天照なんだよ、人間のお兄さんが勝てるわけないよ」
月読君が言ってくるが俺には関係ない、そんな考え、間違っているってわからしてやる。
「わかりました、では、私が勝ったら、月読の件には口出ししないでください。貴方が勝ったら月読は戦争には参加させないというのでよろしいですね?」
「ああ、それで構わない」
俺は あと、 と付け加え。
「例え貴方が神だとしても、絶対に勝てない存在だろうと、例え全世界の人が貴方が正しいと言ったとしても、俺だけは絶対に貴方が正しい何て事は認めない」
「そうですか、それでは決闘場所はここで、三日後に決闘をします。逃げないでくださいよ」
絶対に負けるわけにはいかない。月読君の為にも、絶対に。
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