エインとのお話し
夢を見た。俺が魔物と戦う夢だ、前方から大量の魔物がやって来て、それを剣で切り裂き、魔法で撃ち抜き、片っ端から魔物を殺していく。だが全ての魔物を殺せるはずもなく、俺の後ろを何匹か魔物が通り抜けていく。それでも前を後ろを、魔法と剣で魔物を殺していく。魔物を全て殺した、俺が振り向くと信じられない光景があった。それは、心臓を撃ち抜かれたエインの姿だった。
「エイィィィン」
俺はエインの名前を呼び、そばに駆け寄った。エインの心臓を撃ち抜いたのは紛れもなく俺の魔法だった。なんで、なんでこんなことに、俺は自分の愚かさに絶望した。その瞬間、俺の視界は黒く染まった。
「うわぁぁぁぁぁぁ」
俺は叫び声を上げて跳ね起きた。
「夢か」
俺の人生の中で、一番の悪夢だった。外はもう夕日が出ている。なんでこんな夢を、そう思っていたら。
「急に叫び声を上げてどうかしたの?」
ドアからエインが出てきた、俺はこの夢の事をエインに伝えた。
「こんな夢を視るなんて、俺、どうかしてるよな」
しかしエインは、
「そんなことないわ、夢っていうのはこれから起きることを予言してるという話もあるくらいだから」
こんなこと、絶対起きて欲しくない、そう思った。
「とりあえずご飯を食べましょ、話はそれからよ」
◆◇◆◇◆◇
俺達は昼食を食べ終えると、また話に戻った。
「貴方、昨日何かあったでしょ」
「特に何も‥‥‥あっ」
そう言えば【固有スキル】について伝えてなかった。俺は昨日、【固有スキル】を得たことを話した。
エインは深く考え込み。
「貴方その時、急に目の前が真っ暗になったりしなかったらかしら?」
「あっ、たしか急に目の前が暗くなって」
そう、とエインは言い、俺に向かって。
「翔、服を脱ぎなさい」
えっ?今なんて。
「聞こえなかったのかしら?服を脱ぎなさいって言ったの」
「ええぇぇぇぇぇぇ」
その日、村中に俺の叫び声が響き渡った。
良いところ悪いところ両方の指摘お願いします。




