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其の七,オモイカネ―思金―&八百《やお》万《よろズ》の豊葦原の千秋の長五百秋の水穂の国ダッシュ大作戦

豊葦原とよあしはら千秋ちあきながあきみずくに」と読みます。長いでしょう? 私はまだ覚えきれていません。


 これは、高天原(天上界)側の葦原の中つ国(地上界)に対する美称といったところでしょうか。地上が天つ神たちのものであることを前提として用いられるという、何と勝手な……!


 八百やおよろズはもはや、おまけのような存在ですね。オモイカネの現れるところに八百やおよろズも現れる。特に深い意味はないのでしょうが、オモイカネが古事記で活躍する主な二つのシーン(どちらも天安川の河原)には、もれなく八百やおよろズがついてきます。そうして、オモイカネと一緒にその場の困難にあたってどうにか解決策をしぼりだします。


 さて、アマテラスの天岩屋戸事件ではみごとな知恵で事件解決を成し遂げた思慮の神オモイカネと八百やおよろズの神々。しかし、今度開いた天安川会議は、どうやら難航している模様です。


 この時、地上の葦原中国あしはらのなかつくには出雲のオオクニヌシ(スサノオの子孫)が治めていたわけですが、一方の天上の高天原の統治者アマテラスは、自分の息子オシホミミこそが地上を統べるべきだと考えていました。

 しかし、地上は騒がしく荒々しい国つ神で満ち満ちていたために、オシホミミは対処に困り一旦天上に戻ります。


〈続オモイカネ〉

 ウズメのストリップショーを成功させて一息ついたかと思いきや、アマテラスとパパ(=タカミムスヒ=タカギ)に呼び出されて今度は地上ダッシュ作戦会議を主宰することに。

 協議の結果、まずはアメノホヒを地上に派遣するが、オオクニヌシに媚びへつらって三年経っても帰ってきやしない。

 こいつはダメだと、今度はアメノワカヒコを、弓矢を持たせて派遣。しかし、こいつも八年経っても帰ってきやしない。そればかりか、アマテラスに逆心を抱いて女とイチャイチャしていやがった。

 今度はキジのナキメを遣わして様子見させたところ、アメノワカヒコの放った矢がナキメに命中する。その矢がそのまま逆さまに天上を貫き、パパ(=タカギ)とアマテラスの足元に落ちてしまう。

 そこでパパ(=タカギ)がその矢に、邪悪な国つ神を射たものなら当たるな、よこしまな心があって射たものなら当たれ、という呪文をかけて、アメノワカヒコに矢を突き返す。案の定、矢はアメノワカヒコに命中し、就寝中の彼は死んでしまった。

 三度も派遣に失敗して、これはまずい。アマテラス(日本の最高神)にビビりながらも、オモイカネと八百やおよろズは最終手段、刀剣の神アメノオワバリの自慢の息子、タケミカヅチに、スペースシャトルをえて派遣した。


 ところで、オモイカネと八百やおよろズとはここでお別れです。私はとってもさみしいですが、これから先まだまだ魅力的(ツッコミどころ満載)なキャラは尽きません。なので、ここはひとまず涙を拭い、明日に向かってマイシンしたいと思います。

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