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其の二,アマテラス―天照―

まじめに見えて、意外と強引。


 皆さまとうぜんご存じの、日本の最高神、天皇陛下のとうときご先祖様です。


 イザナキが黄泉よみの国から逃げ帰った直後に行ったミソギ(シャワータイム)で、左の目を洗った時に現れた女神がアマテラスおおかみです。

 太陽神である彼女は父神から最も信頼が厚く、その証として高天原たかあまはら(=天上の国)の統治を任されます。

 彼女の有名な物語には、弟のスサノオの存在が大きいといえます。このスサノオがとにかく手に負えないような乱暴者で、アマテラスは幾度となく苦労させられることになります。


〈アマテラス〉

 高天原をまじめに治めていたはずなのに、弟スサノオの巻き起こした災害に巻き込まれた不幸な姉神。

 突然大地震を起こしながらやってきたスサノオとのギャンブル(=ウケイ)に負けたのをきっかけに、田のあぜを破壊されても神聖な御殿をくそ塗れにされても笑顔でゆるすというおおらかな時期がしばらく続く。しかしスサノオが人身事故を引き起こしたのをきっかけに彼を恐れ、あめいわ屋戸やとにこもって世が暗闇に包まれるほどの大事態を起こしてしまう。

 その後は無事愚弟を高天原から追放し、高天原に平穏を取り戻す。

 どうしても地上を平定したかったので、忠実なるしもべタケミカヅチを派遣して支配権をぶんどらせる。すべてが整ったのち、スサノオとのギャンブル(=ウケイ)でスサノオからふんだくったオシホミミの子、ニニギ(自慢の孫)を葦原あしはらなかつ国(地上界)に送り込み実行支配させる。


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