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愛してる

作者: 木本ノエル
掲載日:2012/01/29

愛してるってもうどれくらい言ってないのかな。


君が側にいるのがいつの間にか当たり前になってたんだと思う。


君の泣き顔を見たのは初めてだった。


女が泣くのは卑怯な気がするから絶対に泣きたくないの。


君が夜中に電話で誰かに話してたのをふと思い出した。


泣かしたのは、僕か。


君は強いから、と甘えきっていたんだな。


君は決して強くは無いのに。


今更だ、そんなの。


今更。


君が僕の袖を掴む。


あの震えている肩を抱き寄せてやれば良かっただけなのに。


ただ愛してるって言って欲しかった。


君の小さな声が僕の心を突き刺した。


そんな事分かってたのに。


君の気持ちも。


寂しさも。


だけど本当にこんなの今更なんだ。


あの時君を抱きしめていれば何か変わっていただろうか。


だけど。


もう終わりなのか。


もう戻れないのか。


今でも。


今でも君を。


君の最後の涙が僕の唇を濡らした。


今までありがとう。


誰よりも愛してた。


誰よりも幸せになって。


君は笑顔だけを置いて去って行った。


ゴメン。


ゴメン。


本当は。


誰よりも愛してたのに。


誰よりも愛してるのに。


君なしでは幸せになんかなれない。


君だけなんだ。


君だけが僕の幸せなんだ。


どうか。


どうか幸せになって。


僕なんか忘れて。


誰よりも幸せになって。


そしてちゃんと愛してると伝えてくれる。


そんな人に出会って下さい。


僕はもう。


君以上愛せる人になんて出会えないから。


だから本当にありがとう。


…愛してる。






こんな未練がましい男は嫌やなぁ、と思いながら書きました(笑)。

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