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短編

クシクラゲss

作者: 月蜜慈雨
掲載日:2026/03/05

拙作「クシクラゲ」のss。Xで投稿したものを纏めました。





僕たちの朝は早い。熱々の珈琲を片手に、今日中に終わらせなければならないプログラムに早速取り掛かる。

監察官が通る。その一瞬、緊張が走って、背筋が伸びる。通り過ぎると少し緩む。

隣で君と少し笑う。

珈琲の苦味がより一層美味しく感じた。



廊下のデカい水槽に、鯉が悠々と泳いでいる。友達とその鯉について調べた。錦鯉の系譜を受け継ぐ鯉らしい。その大きさは2メートル。友達と思わず、「でっか!」と口に出してしまった。

慌てて廊下を見渡しても、誰もいなかったからセーフ。僕たちの犯行はバレてない。



夕焼けの街は綺麗だ。人工空の雲は芸術的でいつまでも見ていられる。そういえば、この雲はコンテストで選ばれたって知っている?と君に聞くと、君はふふっと笑って、実はあの小さい雲描いたと指差した。あまりの衝撃で言葉が失う僕に、君はいたずらな笑みを浮かべる。



夜、内緒の話をするのが好きだ。監察官に聞かれたら、即罰を受けるような、そんなタラレバの話を。君は昨日、もし自分が海に行ったらという話をしたね。僕はロケットに乗って宇宙を旅する話をした。とても楽しかった。また、また、いつまでもこんな話を、君と。







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