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至高の天にワンワンと  作者: 埴輪庭


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4/8

第二王女③

 ◆


 その頃、ロンドン郊外の廃工場地帯では「深淵の魔術師」への最終作戦が開始されようとしていた。


 英国魔術省の特殊部隊が、彼らの本拠地を包囲している。百名を超える魔術師テロリストを一網打尽にするため、通常の三倍の兵力が投入されていた。


「全隊、位置につけ」


 作戦指揮官のマーカス・ホークが無線で指示を出す。


「目標はウォルト・デ・モード以下、テロリスト推定百名以上。可能な限り生け捕りにしたいが、抵抗された場合は排除を許可する」


 部隊員たちが頷く。彼らは魔術と近代兵器の両方に精通した精鋭だが、相手も相当な手練れ揃いだ。油断はできない。


「突入」


 ホークの号令と同時に、工場のすべての入り口から部隊が雪崩れ込む。閃光弾が炸裂し、制圧射撃が響き渡る。魔術的な障壁が張られていたが、部隊の対魔術装備によって次々と無力化されていった。


「クリア」


「クリア」


「Bブロック、抵抗あり。制圧中」


 報告が飛び交う中、ホークは違和感を覚えていた。抵抗が弱い。百名以上の魔術師がいるはずなのに、遭遇する敵の数が少なすぎる。


「地下だ」


 直感的にそう判断した。


「地下室を捜索しろ。連中は下に集まっている」


 工場の地下には古い排水路に繋がる広大な空間があった。部隊がそこに踏み込むと、驚くべき光景が広がっていた。


 百名近い魔術師たちが、巨大な魔法陣を囲んで跪いている。全員が白いローブを纏い、声を揃えて何かを唱えている。その光景は新興宗教の集会か、あるいは集団催眠のセミナーを思わせた。


 その中央には淡い光球が浮かび、陣の最前列にウォルト・デ・モードの姿があった。


「遅かったな」


 デ・モードは振り返らずに言った。その声には捕まることへの恐怖が微塵もない。むしろ、勝ち誇ったような響きすらある。


「何をしている」


 ホークが銃を向ける。


「見ての通りだ。祈りを送っている」


「祈り?」


「至高天に」


 その言葉にホークは眉をひそめた。


「至高天だと? お前は科学を否定し、純粋な魔術を唱えていたはずだ。なぜ至高天に……」


「勘違いするな」


 デ・モードの目が光った。


「私は科学を否定している。だが魔術の究極形態としての至高天は否定していない。彼らこそが真の魔術師だ。科学など使わずに宇宙を支配している。惑星を握り潰し、恒星を動かし、銀河を弄ぶ。それこそが魔術の極致だ」


「狂ってる」


 ホークは吐き捨てた。


「全員逮捕する。大人しく投降しろ」


「もう遅い」


 デ・モードは微笑んだ。


「祈りは届いた。至高天の第二王女殿下に」


 その瞬間、地下空間の空気が変わった。


 いや、空気だけではない。光が。音が。存在そのものが歪んだような感覚が、その場にいた全員を襲う。まるで世界が一瞬だけ裏返しになったような、不快で不気味な感覚だ。


「な……」


 ホークが息を呑んだ。


 魔法陣の中央に、少女の姿が浮かび上がっていた。


 銀色の髪。幼い容貌。だがその瞳にはこの世のものとは思えない深淵が宿っている。


「やっほー」


 セレスティア・ルーキス・デー・カエロー・カデンスはにっこりと笑った。


「呼んだ?」


 デ・モードの顔に歓喜が浮かぶ。


「殿下……やはり聞いてくださっていたのですか」


「うん。魔術だけの世界が欲しいんだっけ? 科学に汚染されてない、純粋な魔術の星」


「その通りです」


 デ・モードは跪いた。彼の後ろで、百名近い魔術師たちも一斉に頭を垂れる。


「地球を、あるべき姿に戻してください。科学という名の汚物を排し、古き良き魔術の時代を……」


「あー、うん」


 セレスティアは少し困ったような顔をした。


「それはちょっと無理かな」


「……は?」


「地球を魔術だけにするのは面白くないからやらない。でもさ」


 王女の笑みが深くなる。


「魔術しかない文明圏の星なら、あるよ?」


 デ・モードの表情が凍りついた。


「ちょうど、大気の浄化を頼まれてるんだよね。その星、科学とか全然発達してなくてさ、魔術だけで生きてる人たちなの。面白そうでしょ?」


 面白そうでしょ。


 この言葉が、至高天の民にとってどれほど重要な意味を持つか。彼らは「面白いこと」のためなら何でもする。そして「面白くないこと」は一顧だにしない。デ・モードの「地球を魔術の世界に」という願いは「面白くない」と判断されたのだ。


「それは……」


「君たち、そこに行ってみない? 魔術だけで暮らしてる世界を体験できるよ。しかも困ってる人たちを助けられる。一石二鳥じゃん」


 デ・モードは立ち上がった。その顔には困惑と怒りが入り混じっている。


「お断りします」


 彼は言った。


「私は地球を変えたいのです。見知らぬ惑星の問題など知ったことでは……」


 言葉が途切れた。


 デ・モードの目が大きく見開かれる。彼の体が震え始めた。歯の根が合わないほどの、激しい震え。


「どうしたの?」


 セレスティアは首を傾げた。その仕草は無邪気な子供のように見えるが、彼女の瞳はデ・モードを見つめたままだ。


 デ・モードは見ていた。


 視ていた。


 視られていた。


 無限大数の「目」が自分を注視している。宇宙の果てから、次元の狭間から、存在の根源から。数えきれない「何か」が彼を観察していた。その視線は冷たくも温かくもなく、ただ無関心に、まるで顕微鏡を覗き込む研究者のように彼を見下ろしている。


 そしてデ・モードは理解した。


 自分が「否」と言えば、どうなるか。


 死ぬのではない。死よりも遥かに惨たらしい何かが待っている。存在を消されるのではない。存在を引き延ばされ、薄められ、永遠に終わらない虚無の中で意識だけが保たれ続ける。そんな末路が、ほんの一瞬だけ脳裏をよぎった。


 だが同時に、別の何かも流れ込んできた。


 歓喜。


 恍惚。


 言葉にできない、圧倒的な多幸感。


 麻薬など比較にならない。サイバー・ナノドラッグで得られる快楽など、この前では線香花火のようなものだ。宇宙そのものが自分を祝福しているような感覚。存在の根源に触れているような確信。


 至高天の存在に触れるということは人間の精神にとって麻薬のようなものなのかもしれない。いや、麻薬という言葉では生ぬるい。精神のリセット。人格の上書き。そういった方が正確だろう。


 デ・モードの瞳から光が消え、代わりに狂気じみた輝きが宿っていく。


「ああ……」


 彼の口から恍惚とした声が漏れた。


「ああ、ああ、ああああ……」


「え、大丈夫?」


 セレスティアが少し困ったような顔をする。


「なんか変になっちゃった?」


 変になった、という表現は控えめすぎるだろう。彼は完全に壊れた。人間としての何かが決定的に失われ、別の何かに置き換わった。


 デ・モードは両手を広げ、天を仰いだ。その顔には涙が流れている。だがそれは悲しみの涙ではなく、歓喜の涙だった。


「素晴らしい……素晴らしい……」


 彼は笑っていた。狂ったように、止まらない笑い声を上げている。


「これが至高天……これが真の神……ああ、私はなんて愚かだったのでしょう。地球などという塵芥のような星に執着していたなんて……」


「お、おい……」


 ホークが一歩後ずさりした。デ・モードの様子は明らかに尋常ではない。数分前まで冷徹なテロリストだった男が、今や恍惚とした表情で涙を流しながら笑っている。その変貌ぶりはホラー映画のワンシーンのようだ。


「殿下、殿下、殿下ァ!」


 デ・モードは叫んだ。


「お供いたします! どこへでもお供いたします! この身、この魂、すべてを殿下に捧げます! 私の全存在を以て、殿下のお望みを叶えて御覧に入れます!」


 彼の後ろでは百名近い魔術師たちが同様の反応を示していた。ある者は泣き、ある者は笑い、ある者は恍惚とした表情で虚空を見つめている。全員が至高天の「何か」に触れ、精神を根本から作り変えられてしまったのだ。


 集団洗脳。


 あるいは集団覚醒。


 呼び方は何でもいいが、百人の人間が一瞬で狂信者に変わったという事実だけは確かだ。


「やったー」


 セレスティアは手を叩いた。


「じゃあみんなで行こうね。百人くらいいるんでしょ? 面白くなりそう」


「はい! はい! 喜んで!」


 デ・モードは何度も頷いた。その目は虚ろで、しかし同時に狂気的な熱を帯びている。


「殿下のために! すべては殿下のために!」


 ホークと特殊部隊はその光景を呆然と見つめていた。任務は「テロリストの逮捕」だったはずだ。だが今、目の前で起きているのはそれとは全く別の何かだった。


「あ、そうだ」


 セレスティアが彼らに視線を向けた。


「君たちも地球の偉い人たちに伝えといて。面白い人達も参加するよ~って。よろしくね」


 王女の姿が掻き消える。


 後には狂気に囚われた百名の魔術師たちと、何が起きたのか理解できずに立ち尽くす特殊部隊だけが残された。


 しばらくして、ホークは無線機を取った。


「本部、こちらホーク。任務は……任務は……」


 彼は言葉を探した。何と報告すればいいのか分からない。


「任務は終了した。ただし、想定外の事態が発生。詳細は直接報告する」


 想定外の事態。


 その言葉では全く足りないが、他に適切な表現が見つからなかった。


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一月中に書いた作品のリンク色々

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よくある聖女召喚の連載版
西暦六九一〇年、宇宙歴四六四九年。かつて人類が「地球」と呼んだ惑星はいまや銀河系有数の文明圏の中枢として、その青い輝きを宇宙に放っていた。
軌道上には無数の宇宙港が浮かび、一日あたり数十万隻の船舶が発着する。
月は完全にテラフォーミングされ、火星には三億の人口が暮らし、木星の衛星群は太陽系経済の生産拠点として機能している。
しかしそれでもなお!!……人類は犬であった。わんわんと吠え、飼い主──至高天と呼ばれる上位存在に“可愛がられている”。
圧倒的上位存在に人類が愛玩される話が好きな人向け。
「至高の天にわんわんと」

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「なんか説得力のある婚約破棄」(※ランキングタグにリンクあり)の後日談。
どうしようもない政治情勢で婚約を破棄せざるを得なかった王太子エルリックと公爵令嬢ライラ。
二人は優秀であり、優秀であるがゆえに道理を通せば国が滅びると理解し、愛を諦めたのだ。しかし──
「なんか説得力のある元鞘」

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ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
麗しき公爵令嬢ライラ・オーネストはそれを苦々しく思っていた。
だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。
「なんか説得力のある婚約破棄」

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(長編)魔力が絶対の価値を持つウェザリオ王国で「無能」と断じられた王子シャールと公爵令嬢セフィラ。
しかし彼らには万物を操る未知の力があった。
元王子と聡明な元令嬢は国を捨て、追手を退け、辺境の街で冒険者として再起する。
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
(長編)「追放された王太子と公爵令嬢が冒険者になる話」

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アイドルはうんちをしない。
これは比喩でも誇張でもなく、文字通りの事実である。
彼女たちの体内に入ったあらゆる物質はどのような毒性を帯びていようと完璧に無効化され、吸収されてしまう。
そんなアイドルが、アイドルたちが世界を救い、そして破滅させる話。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「アイドルはうんちをしない」

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ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
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だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「なんか説得力のある婚約破棄」

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「品」──それが僕と亜里沙の決定的な違いだった。
亜里沙は二年付き合った恋人だ。
でも彼女は何をやるにも雑だった。
料理も、紅茶の淹れ方も、そして僕らが共有する「ある趣味」においても。
過程を楽しむことを知らず、すぐに結果だけを求める。
僕は彼女との日々に疲れていた。
だがそんなある日、見知らぬ男から届いたとあるメッセージ。
そこには、彼女のあられもない姿が映っていた。
そう、NTRという奴である。
怒るべき場面で僕が感じたのは、ただ一つの確信だった──やはり、彼女とは性格が合わない。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
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信長公記、ほぼ史実。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
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殺すことだけを教え込まれた軍人アシェルと、人の本心を見抜く力ゆえに孤立してきた王女キュルケ。
幼い頃から奇妙な絆で結ばれていた二人だが。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
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呪いの動画を見てしまった。
私は一週間後に死ぬらしい。
でも大丈夫(?)。
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【ジャンル】ホラー〔文芸〕
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勇者が魔王を倒そうとしなかったらどうなる?
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
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男の生きざま、恋情。
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【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
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帝都ティランの会員制サロン「銀枝亭」に集った五人の貴族たち。
話題は庶民の間で流行する「婚約破棄譚」への痛烈な批判だった。
設定の杜撰さ、人物造形の稚拙さ、読者の被害者意識……
舌鋒鋭い文芸誌編集主幹カタリナを中心に、知識人たちは存分に嘲笑を重ねていく。
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職場のパワハラに苦しむ会社員・彩乃は、高校時代にいじめた相手・美月から勧められ、ストレス発散のため呪いグッズをフリマアプリで販売し始める。
しかし購入者たちが語る「被害者の声」は、かつて自分が加害者だった過去を否応なく突きつけてくる。
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ハルシオン王国──二百年前、この国は極度の男尊女卑社会であった。
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一部の男が──そして多数の女が国のあり方を変えた。
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ちょっとした事で「罪を償うために」と次々自裁していく男たちを前に、女王リディアをはじめ、女たちは社会の在り方を変えようとする。
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ある日を境に、日本中で不可解な事故死が激増した。
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妻を癌で亡くして以来、男は自分が生きているのか死んでいるのかすら判然としないような日々を送っていた。
だが故人をAIで再現するサービスを知り、膨大な写真やメール、声の記録を入力して亡き妻を蘇らせる。
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銭湯「和居の湯」は、今や肉欲に飢えた男たちの極上の「ハッテンバ」と化していた。
番台から地獄を睨む店主・鬼切殺牙太郎(おにきりごろし がたろう)。
彼は堕落した獣たちへ静かに殺意を研ぎ澄ませていく。
そして我慢の限界を超えた夜、牙太郎による獣狩りの夜が幕を開けた。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
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「愛している」——その言葉と共に、母の刃が私を貫いた。
過保護な母に命を奪われた絵里が転生したのは、乙女ゲームのような異世界。
伯爵家の令嬢エリスとして第二の人生を歩み始めた彼女を待っていたのは、お約束の婚約破棄だった。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「愛の温度」

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時は大霊能時代!
悪霊、死霊が跋扈するようになり、治安は悪化し、世界中、不穏な事ばかりのサイテーな時代である。
霊務省は昨今悪化しつつある住宅事情、および国民感情を改善すべく、酷く悪趣味な戦略を考案した。
そのクソみたいな内容とは──。
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ドラゴン相手に示談交渉、悪党には損害賠償。
法の力で世界を論破する、リーガル・バトルファンタジー。
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
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「私たち四人は対等なの」──女の提案で始まったのは、三人の男が一人の女を共有する異常な日々だった。
弁護士の真司は漁師の啓二、バーテンダーの了と共に、愛する妻・莉子と暮らしている。
かつては嫉妬に狂い、互いに殺意すら抱いた男たち。
しかし奔放な妻に振り回され、同じ苦しみを共有するうちに、敵同士だったはずの三人の間には奇妙な連帯感が芽生え始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「オープンマリッジ」

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ジャズの良さがさっぱりわからん
【ジャンル】エッセイ〔その他〕
「ジャズとかよくわからん」

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時は大霊能時代!
悪霊、死霊が跋扈するようになり、治安は悪化し、世界中、不穏な事ばかりのサイテーな時代である。
日本でも霊務省が死刑囚を呪いの物件に送り込み、悪霊に始末させることでコストを削減するという悪趣味な制度が採用されている。
そんな中、ベテラン執行官・大佐貫はいつものように凶悪犯の処理に向かうのだが──
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ポイズン・エクソシズム」

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ちょっとトッぱずれた世界観の短編を集めました。
目次──各話の簡単な概要は第一話の前書きに。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「トンチキな作品を集めた短編集」

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夕暮れの駅のホーム、今にも線路へ吸い込まれそうな女性に男は全力で体当たりを食らわせた。
男の名前は藤巻俊一。
いわゆる、「ぶつかりおじさん」である。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「感電」

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夜ごとに星が降る美しい国で、欲しいものは何でも手に入るワガママ王子。
ある日、メイドの大切な形見を無慈悲に捨てた彼は王の怒りに触れ、身一つで城を追い出されてしまいます。
孤独な旅の果てに王子が見つけたものとは
【ジャンル】童話〔その他〕
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電柱が自らの意思で根を張り、街を闊歩するようになった日本。
かつての大反乱を経て、人類は彼らとの奇妙な共存関係を築いていた。
人間とコンクリートの間に立ち、摩擦を仲裁するのが「電柱保安調整官」である佐山の仕事だ。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「電柱街」

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不同意性交は死刑!!
そんな社会で男と女が恋をする。
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
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冒険者パーティ『碧空の翼』の荷物持ちバジルは醜く無能な中年男だ。
そんなある日、彼は仲間に囮として森に捨てられた。
絶望の淵で彼が手にしたのは、若き美女へと変貌する奇跡の力であった。
復讐を誓ったバジルは美貌の魔術師「ジル」となり、かつて自分を見下した男たちの前に現れる。
何も知らない男たちは、かつて蔑んだ男とも知らず、彼女の愛を求めて争い、堕ちていく。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「無能な中年男、男をたぶらかす魔女となり、自分を捨てたパーティメンバーに地獄を見せる」

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鬼塚剛志は現場監督として赴任した京都で、正体不明の敵に精神を削られていた。
それは「京都弁」という名の、本音と建前が入り混じる魔宮であった。
職人の笑顔の裏にある真意が読めず、挨拶すらも攻撃に聞こえる日々。
蓄積されたストレスと疑心暗鬼が限界を超えた時、男の拳が禁断の解決策を選び取る。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「京都殺拳地獄(きょうとごろしこぶしのじごく)」

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産後豹変した妻・絵里奈の苛烈な叱責に追い詰められる夫、洋平。
家庭に居場所を失った彼は怒りを糧に「完璧な仕事と育児」をこなして自らを死へ追いやるという狂気的な復讐にも似た自滅の道を歩み始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「夢の轍」

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太平洋戦争架空戦記。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「白い悪魔」

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甘い嘘よりも、冷徹な罵倒を。
裏切りの果てに少女が抱いた歪で抗いがたい執着の物語。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「花弁」
― 新着の感想 ―
至高天の方々からすると地球人の中に階級の違いがあることは知ってるけどそれはそれとしてみんな地球人って括りなんだろうな……
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