第1話 俺はこんな世界、嫌だあああ!!
日本語が変だったり、違和感があったりするかもしれませんが、そこは許してやって下さい。
どーしてなんだ?どうして、動物がいるんだよ?
俺は電車から、真っ先に降りた。
「やってられっか、こんな生活!!」
俺の名前は、斎宮 侑生。高校1年生だ。
最近、人が動物に見えてしまう。中学校までは、普通に人が見えていたんだが・・・。頭でも可笑しくなったんじゃねーか?と、お思いの人も居ると思うが、本当なんだよ。ほら、今も駅の女子トイレから、カバが・・・。
「何、見てるのよ!!」
「ああ、すいません。」
しかも、ちゃんと喋る。さっきの人は、声と歩き方からして、45歳位かな・・・。
「って、学校に遅れる。」
推測してる暇はないと、俺は急いで学校に向かった。
「いつになったら、元の世界に戻るんだ?」
「おーい、斎宮!!」
・・・は?
馬だ。馬がこっちに向かって走ってくる。
「うわ、来るな。」
俺はとっさに、頭を伏せた。
「おはよう!!・・・何、してんだ?」
馬が2本足で立ってるうううううう。
「お、おはよう。何でもないよ。」
いっけね・・・平常心、平常心。・・・って、誰だっけ?
「えーと、どちら様で?」
馬だ。
「何、言ってんだよ、友達の顔も忘れたのか?」
馬だ、馬だ、馬だ、馬だ、馬だ。
「ああ、宗村だよな。分かってる、分かってるとも。」
「青樹だけど。」
シーン・・・。
ま、間違えたーーーーー!!
どうしよう。沈黙が・・・。
「冗談だって!!冗談位、軽く受け止めろよ。な?」
「・・・うん。」
落ち込んでる。これ、絶対に落ち込んでる。鼻がモヒモヒしてるもん。
あああああああああ、コイツ面倒くせー!!超、面倒くせーよ!!声だけで分かるかっつーの!!