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神血の魔導士  作者: yuki
第一章 王立高等学校編(第一学年)
21/22

21.この世の道理

毎週投稿ができている......だとぉ?

体育の授業中には流石に絡んでこなかったよ。まあ教師や学校に目をつけられたくないだけなのかもしれない。それでディミトラさんは一体どうして絡んできたのかというと、特に理由はなさそうで多分いちゃもんをつけたかっただけだろう。まあエティはモテそうだから追っかけの1人や2人くらいはいるんじゃないかなぁ。まあその中の1人って事でいいかな。因みに体育の授業は体力強化のためのメニューだった。つまりずっとランニングをしてたよ。まあ異世界にスポーツがあるとは思わないけど、もう少し何か独自のものがあってもいいんじゃないかなぁって思う。これからの授業であるのかもしれないけどね。


「よし、今日の体育は終わりだ。みんなもっと体力をつけておけよー。魔法使いだからといって脆弱なままだと舐められるだけでなく、いざ実戦で役に立たないこともあるからなー。」

「「ええ〜〜!!」」

「そんなことあるのかな〜?」

「魔法使いは魔力があればいいんじゃ...」

「やっぱこの教官が脳筋なだけじゃ...」


授業後はいつもこんなやりとりが行われている。どうやら生徒たちはあまり身体を鍛えてこなかったらしい。まあ魔法使いだったらその認識が普通なのかな。私は教官側だから何も言えないけど。





「はあはあ、やっぱり走るだけとは言え、しんどいね。」

「そうね、エティ。」


因みに体育は男子も女子も同じ種類のものを同じ時間にやっている。つまり一緒に走っているのだ。その中で私だけが余裕こいていると、男に身体能力で勝る女という不名誉を与えられてしまうので、適度に手を抜きつつ、疲れたふりをしているのである。いや、ぶっちゃけ余裕なんだけど心の問題である。


「でもアウラはなんだか余裕そうだよね〜。」

「そうですね。魔法だけでなく体力も学年トップのレベルなのでしょう。」

「ちょっと、レオにテオも辞めてよ〜。私だってしんどかったよ?息だって上がってるし......」


私には役者の才能はないようだ。寧ろ大根役者かも。あまりにもあっさりバレるもんだからどうしようか考えないと。変なレッテルは貼られたくないし。


「あんまり休憩してると次の授業に遅れちゃうよ?そろそろ急がなくっちゃ〜。」

「アウラ、もうちょっと待ってよ...まだ、息が.....」

「私は先に着替えてるねー。」

「アウラって、やっぱ余裕だったんじゃないかなぁ。」

「僕もそう思います。行動の切り替えが早すぎるし、何より下手な芝居を打っているようにしか見えませんし....」


本人の知らないところで評価が変動しつつあるアウラであった。




「今回の授業は魔法の基礎演習をするわよー。」


体育の次の授業は魔道学だった。つまり魔法について学ぶということだ。あと担当の教師は私のクラスの担任と同じ先生だ。


「さあ、班ごとにそれぞれ実習してみましょう!」


どうやら授業では6属性全ての基本魔法を撃つ練習をするらしい。火がフローガ、水がハイドロ、雷がブリッツ、風がアネモス、土がペトラル、音がソニックが基本的な詠唱であることは前に習ったのでそれを踏まえてのことだろう。ただこの魔法の中でいくつかは使える生徒が元からいるだろうと思う。そうでないと入学試験の実技の時に勝ち進めないからね。魔力を集めて飛ばすこともできるらしいけど、やっぱり魔法の方がイメージは乗って強い力になりやすいらしい。


「フローガ!!」

「アネモス!」


あと人にはそれぞれ適性があって6属性の中でも得意不得意に分かれるんだとか。因みに私は雷や音が得意だったと昔誰かに言われたような気がする。まあ蒼電(ルーシア)弾丸(バレット)を前から使っていたんだから当たり前っちゃ当たり前か。あ、一応、蒼電(ルーシア)弾丸(バレット)は雷と風の複合魔法だよ。


「アウラって確か雷と音の適性が高かったよね?」

「そうね。だからあの魔法を使っていたようなものじゃない?」

「あの弾丸ね...あの魔法は端から見るだけでも厄介だろうと思うよ。」

「まあでも使いすぎて対策の一つや二つでも出来てるんじゃない?なんなら防御魔法(シェード)で防げるし。」

防御魔法(シェード)の硬さは人によって大きく変動しますからね...防げない人もいるでしょう。」

「兎に角、僕が言いたいのは、僕とアウラが同じ適性があるってことだよ!!」


言われてみれば、エティは初めてあった時に音魔法(ソニック)を使っていたような気がする。あとなんか心の中で罵った気もするけど.......


「殿下はアウラと一緒がいいんですね〜。」

「殿下は年相応ですね。」

「そっ、そういうわけじゃなくもないけど...やっぱ今の無し!!」


そういえば魔力って何から出来ているのだろうか。魔力は程度の差はあれど全ての人が持っていると言われているし、しかも大気中にも存在するとも言われているし。考えれば考えるほどわからない存在だなぁ。


「あっ、殿下が拗ねちゃった。」

「殿下、謝りますので気を悪くしないでください。」


魔力が無くなっても死ぬことはないと言われている。実際私は何度も魔力を空にしてるし。そこから考えると魔力は生命維持に必須では無いのかな。生命活動の余剰分の何かが魔力であるのかもしれない。しかも大気中に存在して体内にも存在する何かが魔力に変質しているのかもしれない。まあ全ては仮定の話だけれどね。


「まーできる事なら俺もアウラと一緒がいいなー。」

「ちょっ...レオ!!それはどういう...」

「レオ...殿下を煽るようなことを言わないでください。」


まあこの話は、この世界において難問とされていて未解決らしい。この世の道理を解き明かすようなことだからそりゃ分からなくて当然か。因みに魔法に関する研究の究極系として魔術的四大難問が存在しているらしい。一つ目が魔力の正体で、二つ目が系統外、無属性魔法の相関の有無、三つ目が不老不死の魔法が存在するか否か、そして四つ目が...何か忘れた。こんな難しい話なんか覚えてるわけないじゃん、いくら興味があるといっても。

つまり魔力の正体はずっと研究されてきたけれども解明されていないので、私程度の頭で考えられる知識の範囲を超えている可能性が高いってこと。ていうか仮定を捻り出したとしてどうやって確かめるんだろう?答えを見つけられない難問なんて問題じゃない。ただの理不尽でしか無いよね。


「ね、ねえ、アウラ?今の話聞いてた?」

「殿下、それは無理がありますよ。こんな近くで話していたんですから。」

「そうですよ。恐らく殿下の態度も見られてますよ。」

「うわぁ〜.....なんかごめんアウラ。」

「どうして謝るの?話ならほとんど聞いてなかったから気にしないで?」

「えっ、本当!?」

「どこまで覚えてるんだ?」

「えーっと...私とエティの何かがが一緒ってとこまで.....」

「それ殆ど最初じゃないか。よかったですね殿下。」

「本当に聞いていなかったかどうかは定かでは無いですけどね。」

「いや〜考え事してたからさ〜。ところでなんの話してたの?」

「それは殿下がまだまだお子ちゃm...」

「わああ!!レオ!!違うよ!違うからね、アウラ!!」

「みんなまだ13歳じゃないの?」

「なんか、アウラが一番お子ちゃm......」

「そこから先はダメだ、レオ。殿下を見てみろ。」

「あっ、いやっ...貶している訳では...そのままのアウラで居てくれたらなーってだけで他意は別に....」

「レオーー!!」

「うわぁー!殿下が怒ったー!!」

「....好きな人をちょっと言われただけで怒る殿下もやっぱりお子様ですね.....」

「テオも何か言った?」

「いえ、何も。」

「あの皆さんも魔法の実習をしましょうよ....」


なんかめっちゃカオスになった。頑張れシルヴィ。私は知らん。



次の話から校内戦に入っていく予定です。あくまで予定です。あとこれから恐らく隔週投稿になると思います。できてなかったらサボってるって事です。毎週は多分今回だけです。

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