表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神血の魔導士  作者: yuki
第一章 王立高等学校編(第一学年)
20/22

20.揺れる幼心

後書きにてご説明いたします。

大袈裟に言えば大会。誇張せずに言えば校内戦。

まあどちらにしろ勝ち抜いたら他に国の人達と戦うっていう話だから国を代表する立場を決めるって言う大層な話なのかな。まあそれを13歳前後の子供に期待するのはどうかと思うけどね。

まあそういう建前を抜きにしても卒業認定はかなり大きいと思う。一応高校ぐらいは出ておいた方がいいし、優勝という形で卒業できればせっかく高校に入れてくれた義父の為にもなるからね。実際参加して損はないかな。

参加した時のデメリットとしては、先ず他人と戦うのが面倒なことかな。別に好戦的な人間でもないし。後は時間がとられることぐらいか。校内戦と対外戦に出席しないといけないから結構時間は食われそう。


まあこのぐらいのデメリットだったら参加したほうが良さそうだね。同年代の実力を知れるっていうのも良さそう。自分が規格外でないことを祈るばかりだよ。私は育ちは普通じゃないけどきっとみんなと一緒だよ。いっしょ。


「あの...アウラ。さっきの授業のところなのですが、少し教えていただいても良いでしょうか?」

「えっ...あぁ、多分答えられないと思うよ。ごめんシルヴィ。考え事してたから。授業ほとんど聞いてなかったんだよねー。」

「アウラにしては珍しい事もあるもんだね。」

「私だって考えるときぐらいあるわよエティ。それとも私がいつも考え無しに動いているとで思ったの?」

「ははは、まさかそんなんわけないでしょ。考えも無しに優秀な成績を取れるわけないじゃないか。勉学においても武芸においてもね。」


エティはもしかしたら主席入学のことを少しは恨んでいるのかもしれない。まあそんなの私は気にしないけど。


「じゃ、じゃあエスラティオス殿下に質問させていただいてもよろしいですか?」

「シルヴィア、この学校ではそういう王族貴族の特権は行使できないことになっているから、畏まる必要はないのだよ。むしろ相手しづらいよ。」

「へぇー。そんな規則があったんだ。みんなしてペコペコしてるから学校でも王族貴族が横暴に振舞っているんだと思っていたよ。」

「アウラ...その言い方はちょっと...まあ実際そうなんだけれどね。平民の子息はどうしても遜った言葉遣いをしたりしてしまうんだよね。この学校ではそんな必要ないのに。」

「でもエティもいつもそういう態度をスルーしてるんじゃないの?」

「まあ一人一人注意をしていたら一体何人注意しなければならないのか分からないからね。それでもシルヴィアは同じチームの一員なんだからしっかり言っておかないと。」

「なるほどね。王族貴族って言っても大変なのね。」

「君も貴族じゃないかアウラ。」

「私は...ほら。養子だしあんまり気にしたことないかなぁ...って感じ?」

「そ、そうなんだ...なんかごめんアウラ...」

「あ...いいのよ?そんな暗い話でもないし、養父にもその家族にも良くしてもらったから。むしろ本当の家族みたいな感じだし。エティが気にすることはないよ。」

「そ、そっか。話してくれてありがとうアウラ。」

「どういたしまして?お礼を言われることしたかしら?」

「そ、それは君のことを....」

「殿下。いちゃつかれるのは宜しいですが、次の授業は体育ですよ。そろそろ移動しないと。」

「俺にとったら、いちゃつかれるのは宜しくないんですが、とりあえずみんなも移動しましょうよ。」

「レオだけでなくテオまでそんなことを...まあとりあえず彼らの言う通り移動しよっか。」


私にとっては今は統一大会のことを考えたいから授業のことなんて二の次だし、況してやさっきの話も殆ど頭に入ってないや。そんなに大事な話じゃなかった気がするし、まいっか。








体育の授業だなんて何年ぶりだろう...と転生し学園に通うことになった主人公は思うかもしれないが、私にとっては今までやっていた修行が筋トレや体力強化のようなものばかりだったので、今更体育だなんて言われてもなぁ。そういえば試験の時にも体力テストみたいなのがあったような。


「ちょっと、貴女。」


大会には出るとして、そうなったらこの学校の他の出場者に勝たなければならないよね。そのなきには当然上級生も含まれているだろうし。あれっ、年齢で階級別れてたっけ?


「そこの金髪の貴女!!」


確か成人してるかどうか、15歳以下と大人で分かれていたから、年齢で分かれているけど上級生とは普通に戦わなくちゃならないんだよね。1、2年勉強をしていたらやっぱり強いのかなぁ。


「フランクさん!!無視をしないでくださいまし!!」

「あ、私を呼んでたんですか?ごめんなさい気づきませんでした。」

「金髪なんて貴女ぐらいしかいないわよ!」


なんか前にもこんな状況があったような、無かったような...


「それで何か用ですか、それより貴女誰ですか?」

「むきー!!貴女、私のことを覚えていらっしゃらないの!!私はディミトラ=ダモン=フォン=トリメテスよ!!」


うん。誰か分かんない。まあいいや適当に流しとこう。


「あーー...そ、それで何か用があるのですか?」

「貴女もこの学校に合格していたのですね。まあ私のライバルとしては当然ですわ!」

「はい?ライバルですか?」

「そうよ。私と貴女は生涯の好敵手(ライバル)ですわよー!!」


やばい奴に絡まれてしまった。あとこの人のこと思い出した。試験の日に同じように絡んできた人だ。名前は一切覚えてなかったけど。


「ま、まあライバルは置いておいて、そろそろ授業が始まってしまうので失礼しますね。」

「あ、待ちなさい。私まだ着替えが終わってなくて...」


私は逃げるように更衣室を去った。あの人1組じゃ無かったよね?同じクラスだったら面倒なことになりそうだなぁ......




長期にわたり投稿せず申し訳ございません!

理由はいろいろあるのですが主に勉学の都合です。

一年半近く放置してしまったことは本当に申し訳ないと思っていますが、心機一転これからまた投稿していきたいと思います。(不定期)

え?反省の色が見えないって?まさかそんなわけないでしょー...

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ