19.新たなる目論見
定期更新多分できそうです....
あと今回会話が多くてかなり読みにくいです....
すみません...
「ふ、フランクさん、僕とお付き合いして下さい!!!」
「えーっと...ごめんなさい。私自分より強い人じゃないと好きになれないの.....」
「そ、そんなぁ.....」
最近よくある光景となってしまった。どうやら私はモテているらしい。まあ見目麗しいとは自分でも思うから何とも言えないのだけれど。後、私より強い云々は方便というやつである。別に恋人を作る気なんて更々無いし、作るとしても同年代だと少し幼い気がする。まあまだ13歳なんだから当たり前なんだけれど。
「ふふ、アウラはよくモテるね。」
「シルヴィー、大変なだけだよ。私同年代と付き合う気は今の所ないもん。」
「そ、そんなこと言ったら男子達が悲しんじゃうよ?」
「別に女なんて私以外にも沢山居るじゃない。どうして私なのかしら。」
「はぁ...アウラは自分を鏡で見たことある?」
「流石にあるわよ。それがどうかしたの?」
「これだけ言って気付かないのは重症だよ、アウラ....」
シルヴィに呆れられてしまった。そういうシルヴィも結構可愛いと思うんだけれど。
「そういうシルヴィは告白されたことないの?」
「な、ないわよ...私平民だし.....」
「私だったら好きになった人の身分なんて気にしないかなぁ。」
貴族と言ってもピンキリであって、幼い頃から許嫁が決められるのは極一部のお偉い様だけらしい。だから中級貴族や下級貴族は恋愛自由だとか。もちろん平民もね。
「そういえばエティって許嫁いるの?」
「っ!いきなり話を振ってこないでよ。話しかけようと思ったら、なんか話しにくい内容の話してて話しかけれなかったのに....」
「あはは...ごめんごめん。それでいるの?」
「僕は第二王子だからまだいないよ。兄様ならもうこの頃にはいただろうけどね。」
「へえ。そうなんだ。」
「ちなみに時期伯爵である俺たちもまだ婚約者は居ないぜ。」
「そうだね。レオの言うとおり僕たちも婚約者は決まってないね。まあ在学中か卒業後すぐに決まると思うけどね。」
「へえ〜。時期伯爵でもまだなんだ。」
「伯爵家はどの家も今はお嫁さん探しをしているかな
。」
「テオの家もやっているんだ。うちもあわよくば学校にいる何処かのご令嬢にお見合いを申し込んだりはするかもね。」
「お見合いと言えば確かエティは5回ぐらいお見合いしてたよな?」
「っ!!レオ!!僕はまだ3回しかお見合いはした事がないよ!!」
「へー。エティって3回もお見合いした事あるんだ。可愛い子いた?」
「あ、アウラまで...まあ王族のお見合いだからそれなりに可愛かった....もうこの話は良いじゃないか!!」
「えーー。エティのお相手の子の話聞きたいなぁ。」
「そ、そんなこと言われても....確か最初は同い年の子爵家の子で、2人目が3つ年下の公爵家ので、3人目は1つ年上の子爵家の子だったかな.........もういい?」
「エティはモテモテだね。」
「なんでそんな感想になるんだよ!!別に自分の息女を王家の血筋にして名誉を得たいだけなんじゃないかな。僕だって好きでお見合いしているわけではないしね。」
「へえ。王族や貴族って面倒だね。」
「何言ってるの?アウラも他人事じゃないよね?」
「えっ....ああ、うちはそういうのないかな。大した家柄でもないし、政略結婚なんてしたくないよ。」
「分からないよ?貴族の御子息はたとえ家を継がないとしても結婚する人が多いからね。」
「自分の家の血を多く残そうとする人が多いからね。相対的に結婚する人も増えるよ。」
「えーー....じゃあ、私もいつかは結婚しようかなぁ。でも当面の問題を考えないと。」
「と言うと?」
「告白されるの面倒だし了承する事はないから告白しないでほしいかな。」
「つまりアウラが強いアピールをしたら、自分より弱い人は告白してこなくなるのかな?」
「ああ...あれ方便だから。本当に誰とも付き合う気なんててないのよね。」
「嘘だったんだ...でもアウラが強い事が証明されたら告白数は減るかもよ?」
「もう十分強いって分かってるんだけどなぁ。」
「確かにね。入学試験でトップの成績だし、トーナメントも優勝してるから文句の言いようがないもんね。」
そうだった。私が強いってことはみんな知ってるんだった。じゃああんなこと言っても意味なかったんじゃないかな....
「じゃあ大陸統一大会に出てみたら?」
「なにそれ?」
「この大陸の6つの国から選ばれた猛者達が戦って大陸一位を決める戦いだよ。」
「因みに国家間の戦いが収まった時に、この大会ができたと言われているんだよ。」
この大陸の国家同士は意外と友好関係が良かったのか。いや、武闘大会を行うのはもはや代理戦争なのでは......
「それ、大人と当たったら勝ち目ないんじゃないの?」
「そこは大丈夫だよ。15歳以下は大人たちと当たることはないよ。」
「形式上15歳以下の成人を迎えてない子供は別のトーナメントになるんだよ。」
どうやらちゃんと大人と子供で分かれているらしい。
まあ両者が戦ったら結果は見えてるもんね。
「それに15歳以下の部で優勝したら、高等学校の卒業認定もされるんだよ!!」
「へぇー。そんなことしていいの?学校の意味がなくなっちゃうんじゃない?」
「この大陸にいる全子供の中でのトップと言っても過言じゃないからね。教える事がもう無いからとか?」
成る程。確かにそれだけ強ければ飛び級で研究機関に行ってもいいし、軍にも所属出来るレベルのはずだもんね。それ以上教えても意味なさそう。
卒業認定がされるのなら出てみても良いかもね。
「でも、大会に出るためには先ず各国で行われる予選を勝ち抜かないとね。」
「予選って?」
「15歳以下の部はそれぞれ国に1つある高等学校で行われるんだよ。」
「俺たちが出るなら魔法部門だな。」
「そうだね。魔法部門は格闘、剣術部門より参加者が少ないといってもそれなりに強い人が出て来るからね。」
「それよりも先ず先輩たちに勝たないと大会には出られないな。」
「予選はどのような感じで行われるの?」
「アウラ本当に入学式の時の話を聞いていたの?」
「えっ?うん...だいたいは......」
「まあ、いっか。予選は参加希望者を2つのグループに分けて、其々でトーナメントを行なって優勝した人が本戦に出られるんだよ。」
まさか入学式の時に大事な話をしていたとは。てっきり国王の面倒な話だけだろうと思っていたのに。アルにも悪いことしちゃったかも。
「みんなは参加するつもりなの?」
「勿論だよ!!自分の腕試しができるし、何より強い人と当たって、その力の一部でも盗めたらいいからね。」
「エティは前向きだなぁ。俺だったら絶対負けたくないけどな。」
「僕もレオと同じ意見かな。どうせ戦うのなら勝ちにこだわらないと。」
みんなもしっかり考えているんだ。私も卒業認定以外にももっとしっかり考えないとなぁ。
「アウラはどうするの?」
「まだ考え中かな。」
そう言った後、朝の授業が始まるのだった。
軽くこの話の爵位の設定を
公爵>伯爵>侯爵>子爵>準子爵>男爵>準男爵
公爵家は王家の血筋のみ。王の弟や妹の家など様々。
伯爵家はライズブルグ家、リーゼンローズ家、エーゲルシュタイン家の3つのみ。
世間一般とは違うと思いますが、この話ではこれでいきたいと思います。




