表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神血の魔導士  作者: yuki
第一章 王立高等学校編(第一学年)
18/22

18.魔法使いの日常

すみません、少し遅れました!

「それでは、ここでまで習ってきたことの基礎を確認のための復習しますね。

先ず私たちが使っている魔法についてですが、現在の研究で6属性6相関とそれらに属さない無属性が存在することが分かっています。6属性についてですが、皆さんも知っている通り、火、水、雷、風、土、音の6属性のことです。また6相関についてですが、正六角形の各頂点にさっき言った順番で並べた時に向かい側にある属性同士は互いに相性が良いと言われています。これが現在の魔法基礎の6属性6相関です。理解していますよね?」

「「はーーい!!」」


これくらいのことなら誰でも知ってると思うんだけどな。私だって魔法を教わる1番前に教えてもらったことだもん。基礎中の基礎だよ。


「無属性についてですが分かっていないことが多いのであまり詳しく言えません。それと魔法を使うためには詠唱が欠かせないということも言われています。6属性の詠唱は全て覚えておくべきでしょう。先ず火属性ですが、火属性はフローガという語句が必ず付いています。またフローガの後に二章節目を唱えることによって、単純な火を出すだけの魔法から、火の玉を形成して敵に向かって飛ばすなどといった効果を発揮させることができます。これらのことは6属性全てに共通することなので、しっかり覚えておきましょうね。」

「「はーーい!!」

「それから水はハイドロ、雷はブリッツ、風はアネモス、土はペトラル、音はソニックといった語句が必須です。」



それも魔法を使う人なら知っておると思うんだけどな。一応詠唱が無いと魔法が打てないことになってるんだから、詠唱は必須だよね。


「先生、質問です!」

「はい、どうぞ、フィリップさん。」

「入学試験と時に、フランクさんが使っていた魔法の詠唱は、6属性のどれにも当てはまらないと思うんですが、それは何故なのですか?」


そんなこと覚える人居たんだだ。まあ全ての試合で使ったからの1人ぐらい覚えていても不思議じゃないかな。


「それはですね、6属性のいずれか同士か、無属性魔法を用いた複合魔法であるからです。これ以上のことは術者の秘密ですので詳しく教えることはできません。」

「ええーー.....」

「他人の手の内を聞くのはマナー違反です。そのようなことは決してやってはいけませんよ?」



まあ普通に考えて相手の手の内を知れるわけがないもんね。そんなことができるのなら頑張って努力して身につけた甲斐がなくなるじゃん。まあ蒼電(ルーシア)弾丸(バレット)は、別に苦労して体得したような代物じゃないから教えてもいいんだけどね。だって簡単だし。原理的にも、魔法の難易度としても。原理としては目標までを空気の管のようなイメージで繋いで、その中を真空に近づけて、電子を飛ばしやすくするという感じなんだけれど、この世界の人にはイメージが難しいかな。魔法は何よりイメージだもんね。日本人の理系なら簡単だろうけど。


「だから他の人の魔法に対して疑問に思っても、聞いてはいけませんよ?」

「「はーーい。」」

「あのう、先生。別にこの魔法は簡単だから教えてもいいですよ?」

「フランクさん!?それはやめておいたほうがいいですよ。複合魔法は自分だけのものにしておくべきですよ。」

「まあ、皆も知りたがってるし、別に独占しようなんて考えてないので、今後の為にも教えてもいいですよ?」


なんなら複合魔法は他にもあるからね。この魔法はもう知られまくってるから、タネ明かししたところでもうすでに対抗手段が出来てるかもね。


「そ、それなら.....」

「「やったーー!!」」

「アウラ、本当にいいの?」

「さっきも言ったけど別にいいのよ。原理の理解が少し難しいかもしれないけどね。」

「教えてくれるのなら、それはなんとかするよ。」

「そうね、なんとかなるかもね。それじゃあみんな聞いてくれる?」

「「うん!」」

「えーっとね...蒼電(ルーシア)弾丸(バレット)はね、雷魔法と風魔法の複合魔法で、なんて言うか...空気の管を相手まで伸ばしてその中を電気の弾を通す感じかな。」

「へえ。」

「そんなものなんだ。」

「なんだか出来そうだね。」


みんなに理解してもらって何よりだよ。というかあれで伝わるんだね。


「よーし、俺も複合魔法を使えるようになるぞー!!」

「俺もだ!!」

「私もよ!!」


みんな高校生と(いえど)もまだ子供なんだね。それもそうか。だってまだ13歳なんだもんね。地球だったら中学1年生か。そういえばなんで学年がズレているんだろう。まあこの世界ならでわってことかな。





************




王都の朝は早い。日が昇るとすぐに市の準備や店の準備をし出し、冒険者ギルドや商業ギルドも準備を始める。しかし日が昇る少し前に動き出す人影が王都に存在した。


今日も朝っぱらから日課のトレーニングを行っている。かなり前からやっているんだけど、最近は魔力量が増えてきているからか、魔力が中々空にならないんだよね。それでも毎日空にして、その後ランニングをしているんだよね。朝学校に行くまでにやり切らないといけないから結構大変なんだけど、日々の継続が力になるから続けるようにしている。

今日も誰もいない道を結構なスピードで走り抜けて行く。ランニングコースをどうするか王都に来た時は悩んだけれど、人通りの少ない道を調べたりして今では

軽快な足取りで走れているよ。


王都の学校で勉強して見て分かったけど、これくらいのレベルならフランク子爵領のあの人たちに教えてもらっていた内容とあんまり変わらないことが分かった。まあ、知識としての勉強目的だけで来たわけではないからね。社会勉強とか今まで大人としか接してこなかった分、交友関係を同年代の子供と築く事とか色々とやるべき事はあるはずだからね。今までが小さな箱庭で育てられたようなものだからぶっちゃけ世間知らずなんだよね。まあ地球で17年ぐらい生きていたから礼儀知らずではないはずなんだけど。



走り始めてから数十分でいつもの休憩場所に着く。魔力と同じように体力も底が見えないぐらい増えたから、ほぼ全速力で走っているんだよね。そのスピードで数十分走るのは流石にやばいと自分でも思う。



そんな日常を過ごす私は今日も日課を終えた後、学校へと向かうのであった。



定期更新できそうです。(できるとは言ってない)

2週間置きに戻したいなぁ...

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ