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神血の魔導士  作者: yuki
第一章 王立高等学校編(第一学年)
17/22

17.安全な催し

お待たせしました?果たして待っていた人が居たのか居なかったのか.......

これからもすこし不定期になると思います。

申し訳ございません.......

なるべく早く定期更新にするように努力しています!!

この王立高等学校に入学してから2週間が経った。

まだ2週間しかたってないんだけど色々と分かったことがある。それはこの学校が何人いるのか分からないことだ。魔導コースと剣術コースの他に一般コース?たるものが存在していて、全てのコースを合わせると何人いるのか全く分からなかった。魔導コースは100人しかいないのに他の2つのコースは.....


まあこの話はもういいとして、今日は行事的なことを行うらしい。その名も王都見学。うん、そのままだしはっきり言ってしょぼいね。まあ入学したてだから仕方ないのかな。

因みに2年になると近くの軍の野営場みたいなところに行って、魔物狩りをするらしい。私自分の領地で狩ったことあるし。そして、3年になるとリーゼンローズで体験入学をするらしい。まあそこを目指す人が多いだろうからね。この国での魔導の最先端都市はやっぱり凄いのかな。



「それでは皆さん、9時の点呼は終わりましたので、王都の中なら自由に出かけてもらっても構いませんよ。ただし3時の点呼までには帰って来られる距離にしてくださいね!!」


「「はーーい!!」」


因みにこの学校は9時に始まって3時に終わる。前の高校と比べると楽でいいよ。5時間授業なんて小学生以来だね。



「アウラ、みんなでまわらない?」

「せっかくチームも決まったんだから5人でどっか行こうぜ!!」

「アウラ一緒に行きましょう...?」

「えーっと...みんなには悪いんだけど先約が...あるんだよね。」

「ええーーー!!一緒にまわらないの!?」

「いやぁ...その..申し訳ないと言うかなんと言うか...」

「そんなぁぁ......」

「ごめん!!多分待たせてるから行くね!!」

「「アウラ〜〜〜!!」」



チームのみんなには悪いけど、私は約束があるから仕方ないよね。あ、ちなみに自作自演じゃないからね。本当に約束してるからね。



「アルーー、待たせちゃった?」

「ううん、僕も今来たところだよ。それよりも良かったの今日で?(僕は全然いいんだけど。)」

「うん、まあチームのみんなには悪いんだけど、行けるうちに行っておきたいからね。そういえばアルの方のチームの子は大丈夫なの?」

「うーーん...まあいいんじゃない?(僕としてはアウラと2人っきりの状況の方が大丈夫じゃないかも。)」


そう、入学式の時の約束が先約だったということだよ。自分でも今日じゃなくていいとは思うけどね。まあせっかくの機会だし色々と知りたいな。



「それじゃあ、行こっか。」

「うん、よろしくねアル。」


こうして私たちは目的地のスラム街へと向かうのだった。






アウラは本当にいいのだろうか。今日はせっかくの行事の日だったのにクラスも班も違う僕と一緒に行動していて。因みに僕は3組なので、1組のしかも主席入学のアウラとは釣り合わないんだよね。まあ今は僕が隣の権利を得ているんだけど。それにしてもアウラはどうしてスラム街なんかに興味があったんだろうか。僕でさえあんまりいきたいとは思わないのになぁ。


「そういえば、どうしてアウラはスラム街なんかを見てみたいって言ったの?」

「うーん...まあこの国の現状っての知ってみたかったし、実際そういうものを見たことがなかったからの少し気になったからかな。」

「へぇー。見ても面白いものでは無いと思うんだけどなぁ。」



アウラは知りたがりなのか物好きなのか分からないけど、どっちでもいいや。だって学年一の美少女と並んで歩いてるなんて夢にも思わなかったんだから。そっちの方が重要だよ。一男子として。ここは男としてかっこいいところを見せないとね。きっと貴族のお嬢様は揉め事とかに慣れてないだろうから、もし誰かに絡まれた時は僕が颯爽と助けてあげないとね。案外惚れてくれたりして....。




*************




お互いに何やら考えているうちにどうやら後ろから誰かにつけられていたらしい。多分わりとすぐに気づいたからのすぐに撒いたら大丈夫かな。


「ねえ、アル?誰かにつけられてるみたいだけど大丈夫?」

「え?本当に?」

「うん。気づいたのついさっきなんだけど撒いたほうがいいのかな?」

「あんまりスラム街に行くところは見られたく無いからね...(あと2人っきりのデー...外出を邪魔されたく無いからね。)」

「じゃあちょうどいい道とかはある?」

「うん。この辺りは複雑だからなんとかなると思うよ。」



私たちをつけたところで一体何になるのか分からないけど、取り敢えず撒くことになった。あんまりつけられるのも気分がいいものじゃあないからね。







「先輩。本当にこんなことしてていいんですか?」

「仕方ないだろ。あの方の御命令なんだから。」

「でも.....高等学校の生徒を尾行するなんて.....」

「ぐちぐち喋ってないで行くぞ。ほら角を曲がったから追うぞ。」

「はぁい、いくら命令といってもなぁ....」

「!!!!」

「どうしたんですか先輩?俺がちょっと遅れたからって見失ってないですよね?」

「み、見失った........」

「まじですか........やばくないですかね?」

「ま、まあ先程から入り組んだ道ばっかり進んでたし、私たちはこの辺りの地理に詳しくないから仕方ない.....よな。」

「そ、そうですね.....見失いましたって報告しましょうか......」








「どうやらうまく撒いたみたいだね。」

「そうね。でもなんで私たちなんかを尾行していたのかしら?」

「それは僕にも分からないよ。でも撒くことができてよかったね。」

「そうね。」

「あ、そろそろ見えてきたよ。と言っても普通の街とスラム街の明確な違いはあんまり無いんだけどね。」



喋りながら歩いているとスラム街が見えてきた。まあ想像通りな感じなんだけれど、思っていた以上に損壊している建物もあった。外見では栄えているこのアルファルド王国でも暗い部分があるんだね。


「じゃあ、色々と案内してもらってもいい?」

「うん。でも奴隷とか娼婦とかがいるはずなんだけれど、大丈夫?」

「気にしないで。大丈夫よ。そういうのを見ても驚かないし、騒いだりはしないわよ。」

「おっけー。それじゃあ先ずは孤児院からかな。1番近いしうちの家でも少し関わりがあるからね。」



その後私たちはスラム街のいろいろな所を見て回り、集合時間までには余裕を持って帰ったのであった。





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