14.認識と友人
申し訳ありません!!
2週間も遅くなってしましました......
本当は先週に予約したはずなんですが、さらに次の週に予約してしまいました......なんか前にもこんなことあったような......
そして試験の日から数日が経った。
今日はいよいよ入学試験の合格発表の日だ。まあトーナメント方式では優勝したんだから、まず落ちることはないと思うけど、倍率が3倍を超えてると思うから何が起こるかわからないんだよね。そして今日は学校に発表を見に行かなければならない。その時にエティにあったらついでに名前を聞かないとね。あと眼鏡はもう掛けません。邪魔なだけだもん。
王都の別荘?というか別宅から徒歩15分程でついこの前にテストを受けたあの学校に着いた。合格発表は受験番号があるのでそれを見るだけでいい。実に簡単だね。
「えーっと、154番、154番.......」
受験者数は確か400人近くいたはずだから倍率は4倍のはずだ。合格者がたった100人というのも少ない気がする。まあ受かればどうでもいいんだけどね。
「あ、あった。」
無事に自分の番号を見つけられた。取り敢えず合格はしたらしい。まあ実戦試験1位だからね。
「お、おい!!あの金髪の子、」
「ああ、殿下に勝利された子だろ?」
「殿下が手を抜いていただけなんじゃないのか?」
「いや、そうでもないらしいぞ。」
「へぇ〜、そうなんだ。」
どうやら前の事で騒がれているようだ。エティってそんなに強いのかな?もしかするとこの世代の中では強い方なのかも。
「いーなー。金髪可愛いなぁ。」
「俺もあんな彼女欲しいぜ!!」
「入学してから話しかけてみるか?」
「おお!!いいかもな!!」
あの〜...本人に聞こえないようにやってくれないかな。そういう事は。どうしよう、居心地が大変悪くなってきたので帰ろうかな。
「おーい!!アウラー!!」
「エ、エティ......」
帰る前にエティに見つかってしまった。まあ名前聞くっていう用事があったんだけど。というか帰るタイミングを逃したかな。
「エティ、どうしたの?」
「いや、アウラを見つけたから来たんだよ。」
合格発表日に余裕ですね。いや、発表日だからこそできる余裕なのかな。
「そういえば、聞いてもいいか分からないけど...アウラ受かった?」
「ええ、一応受かったわよ。」
やっぱり聞いてくるのか。まあこんな日の話題なんてそれぐらいしか私も思いつかないんだけどね。と言うよりまず人に話しかけないかな。だってぼっちだもん。
「やっぱりそうなんだ!!おめでとうアウラ!!」
「ええ、ありがとうエティ。」
私は受かったけれどもエティは受かったのだろうか。めっちゃ聞きづらいんですけど.....コミュ力が絶対的に足りてないよぅ.....
「因みに僕も受かったからこれから一緒に授業を受けれるんね!!」
「そうなんだ、エティおめでとう。」
「うん、無事に合格したよ。」
よかった。エティも合格してたんだ。ペーパーテストの点数も良かったのかな。
「あーー、エティが女の子を口説いてる!!」
「ちょっとアリシア!!口説いてなんかないってば!」
「エティも自分から手を出すようになっ.......おっ、めちゃくちゃ可愛いじゃねえか。」
「だから違うってば、レオ!!」
「お?じゃあ、俺が狙ってもいいのかな?」
「それはダメッ!!あっ、いや違う.....」
「ははは!!素直じゃないなぁ、エティは。」
「もういい加減にしてよ!!」
エティが突如現れた人たちに弄られているようだ。まあでもなんだか親しそうだし大丈夫でしょ。愛称で読んでくれるぐらいなんだから
「エティこの人たちは?」
「あー、アウラはまだ初対面だったね。紹介するよ。この赤髪の子がアリシア=レイヴァン=フォン=ライズブルグで、こっちの茶髪がレオナール=ダモス=フォン=リーゼンローズで、こっちの喋ってない奴がテオジール=ゼノス=フォン=エーゲルシュタインだよ。」
どうやら伯爵領の御令嬢と御子息らしい。最後の1人は聞いたことない名前だけど、たぶんこの人も伯爵領の人だろう。この国には三代伯爵がいるからね。
「えーっと、皆さんよろしくお願い致します。」
「ねえ、エティ、この子めっちゃ可愛いんだけど!?」
「あー、落ち着いてアリシア。」
「初めまして、アウラちゃん!!アウラちゃんは何処から来たの?」
「私はフランク子爵領から来ました。アウラ=レオニダス=フォン=フランクと申しますわ。」
「アウラ、またそれが出てるよ。」
「あっ、そんなにすぐに戻るものじゃないのよ!!」
「えーっと、どっちの口調が普段のアウラちゃん?」
「あーー、敬意が全く無い方です....ごめんなさい。」
「謝ることはないのよ。伯爵や王子だからって偉いとは私は思ってないし。」
良かった。アリシアさんは無礼な態度はあんまり気にしない方の人だった。かと言って本当に作法が必要な時が来たら大変なんだけど。いや来ないかな。
「へえ〜、フランク領にこんな可愛らしいお嬢ちゃんが居たなんて知らなかったな。エティ知ってた?」
「お嬢ちゃんって.....まあ僕も知らなかったよ。というより、この国の貴族全ての子女を覚えてる訳がないんだけどね。」
「俺なら可愛い子が居たら必ず覚えてるんだけどなぁ。」
「ちょっとレオ!!アウラちゃんが困ってるじゃないの!!私のアウラちゃんをそんな露骨に口説かないでくれる!?」
「ちょっ、口説いてなんか、いやその前に、お前のアウラじゃないだろ?」
「いきなり呼び捨てしてる〜。きゃー、レオのえっち〜。」
「その辺にしときなよ2人とも。周りの目もあるしさ、ね?」
ついに3人目のテオジールさんが喋った。宥め役なのかな。あの手の役回りは1番しんどいはずなんだよね。頑張れテオジールさん。
「兎に角、アウラちゃんは私のだからね!!2人には渡さないわよ!!」
そう言うとアリシアさんは私の後ろに回り込んで私を上から抱きしめてきた。私より結構身長高いし、あと胸当たってるし。って私は女の子だからいいのか。
「だからそんなんじゃないってば!!」
「そうだぜ!!エティは兎も角俺はアウラを可愛いって褒めてただけだぜ!!」
「ちょっ、レオ!!」
「事実じゃないか!!」
「なっ、そんな訳ないだろ!!」
もうごちゃごちゃで何でいがみ合ってたか分からないぐらいになっちゃった。というよりこの状況面倒くさい。カオスすぎてぶっちゃけ帰りたいんですけど。帰りたいので離してくれませんかねアリシアさん?
「そういえば御三方共魔導コースを受験されたのですか?」
「私は同じ日に行われた剣術コースを受験したわよ。なんたってウチは剣術の名門だからね。」
「俺たち2人はエティと同じで魔導コースだよ。受験の日にはアウラとは直接は合わなかったね。」
「そうですね。ん、直接は?」
「そうだよ流石に目立ってたから姿ぐらいならあの日に見たよ。」
「まあ、あんまり顔までは見えなかったけどな。」
わお。私有名人じゃん。じゃなくて、私の知らないところで私の顔が知れ渡ってるなんて、なんかいい気分じゃないな。
「じゃあまたみんなと会うのは入学式かな。」
「そうね、エティ。私たちは一旦領地に帰るわよ。」
「まあ学校が始まったら毎日のように顔を合わすんだしなぁ。」
「じゃあ入学式の時に会おうね。」
そう言って4人は仲よさそうに家路に着いた。私はあの人たちに馴染めるのだろうか。はっきり言って個性的すぎる。まあいいかな。というわけで私は王都の別宅にボッチで帰った。あ、途中までは一緒だからね?
そういえばまたエティの本名を聞くのを忘れてた。まあいっか。そのうち聞く機会があるでしょう。
前の話では嘘をつきました。本当はこの話で章が終わります。と言ってもまだ序章ですが。
次の更新はこの更新が遅れたので、1週間でやりたいと思います。遅れる可能性はあるかも.........




