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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
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しりーずねくろまんさー!

誕生ねくろまんさー!

作者:

突然だが、私若竹美千代は幽霊を観る事が出来る。何故と聞かれると、観えるから観えるのだと答えるしかないのだが、兎に角、私は幽霊を観れるのだ。まぁ幽霊と言っても、大概は怨念の塊か、怨念さえ失ったエネルギーの塊でしかないものだ。肉体を喪ってまで自我を保つのは困難なのだろう、幽霊には脳も脊髄もないし。私は、そんな幽霊達をエネルギーとして体内に吸収するのが趣味だった。幽霊を吸収すると、その日は快調に過ごせるのだ。逆に、長い間幽霊を吸収しないでいると、私はひどい虚脱感と倦怠感に襲われるのだ。まるで麻薬中毒者である。まぁ、何故幽霊を吸収できるのかと聞かれると、吸収出来るのは出来るのだから仕方ないだろうと逆ギレするしかないのだが……。


そんなこんなである日のこと。私はいつも通りの日常を送り、いつも通り小学校を出て、いつもの道を辿って帰宅していた。……なに、私が小学生だったのか、だと? そんな今更。最近の餓鬼はませていると言うだろう? 私だって、そんな時代の波に巻き込まれた一人なのだよ。……なになに、前作の『探偵ねくろまんさー!』の時とキャラが違い過ぎる、だと? ……ん? ……ふむふむ。なるほど。……未来の私という者は、そんなに落ちぶれておるのか……(わけがわからないよ……というキミは、『探偵ねくろまんさー!』で、検索検索♪)


ま、まぁ、そんなこんなあんなで家に帰りついた私を待っていたのは。


木っ端微塵になった我が家の姿であった。









「今回被災された皆様方には、一人当たり、市から補助金を50万円送らせて頂きます。少額ですが、咄嗟に用意出来るのはこのくらいのものでして。……今回の事件について、なんと述べればいいのか言葉が見つかりませんが……今後とも、皆様方の生活はしっかりサポートさせて頂きますので、どうかご安心……下さい?」


市役所から派遣されて来た顔のテカったサラリーマンは、ハンカチで額の汗を拭きながら、そう述べた。私は、両親と共に黙って私達の車に乗り込む。全員が座席に座った所で、お父さんがぽつりと言った。


「で、これからどうしようか……?」


私達の家、そして周辺の半径500m以内にあった家は、突如宇宙から降ってきた隕石により跡形もなく消し飛ばされた。何を言ってるんだこいつは、と思うかも知れない。私だって信じられない。いきなり神に拉致られ『あなたは死にました。これから新たな世界で快適なネクストライフをお楽しみ下さい』と言われるのと同じ位の理不尽さだ。一体、宇宙から隕石が降り注ぎ、然もそれが自宅へとピンポイントで落下する確率というのはどのくらいなのだろうか。計算は出来ないが、おそらく分子1に対し、分母は兆を越すのではないかなぁと思う。これが、神の悪戯というものか……。私はただただ嘆息するばかりであった。


結局、私達は暫くの間、自宅跡地から出来るだけ近い場所にあるアパートを借り、そこで生活する事になった。


翌日。


アパートの契約やらなんやかんやがあるから貴方はそこらへんをぶらついてなさいと言われ、私は一万円札を握らされると、子供はどうせ暇なだけだからという何とも適当な大義名分の元、暫し追放の憂き目に遭う事になった。然し、未だ10歳になったばかりである私に諭吉を持たせ街中に放り出すとは、幾ら何でも放任過ぎやしないだろうか。私が怖いおじさんに誘拐されても知らないからな! ……一番困るのは私なのだが。

取り敢えず、昨日はお風呂に入れなかったので、近くの銭湯に向かう事にした。200円を払って、崩れた字で"女湯"と書かれた暖簾をくぐり、引き戸を開けると、途端にむわっとした熱気が私を飲み込む。私の名簿番号である42番と書かれたロッカーの前に陣取ると、身につけた衣服を脱ぎ、最後に苺がプリントされた白いパンツをえいやっと脱ぎ捨てる。ちなみにブラジャーなるものは身につけていない。第二次性徴はまだ迎えていないからな。そして温泉へと続く扉を押し開けると、そこには……


「はぁ、この前は死ぬかと思いましたわ。もう死んでおりますけれど。まさか私がいる場所にピンポイントで隕石が降ってくるとか……。咄嗟にエネルギーの殆どを消費してその場から飛び去ったから良かったとはいえ、私を殺す気ですの?! 狙ったとしかお前ませんわ、全く……。にしても、本当今日もシケたババアだらけですわね、ここは。折角失った英気を取り戻そうと思いましたのに……。ハッ、あれは、幼女?! キターーーーーーーーーッ、幼女キターーーーーーーーーッ!!! 白くて柔らかそうな、それでもほっそりとしたこれ以上なく美味しそうな肢体、それに、まだ幼いながらも完璧に配置されたパーツに、少し吊り目のくりくりした瞳、濡烏ようなつやつやした髪、それに、この鉄仮面のような無表情……ハァハァ、それぞ私が憑いて行く為に生まれた美幼女……ってあれ? 何か口の端がひくひくしてません? こっちに向かって来てません? あれ、まさかバレてる? これって完璧にバレ……ま、待って、これ以上私からエネルギーを吸いとらないで! 私死んじゃう、いや既に死んでるけど、これで二度目の死を迎えたら……

……存在が、消えるッ!!(迫真」


……変態がいた。














「わ、私をどうするつもりですの?!」


幽霊というものは実体のないエネルギー体である。故に、通常ならば実体のある縄や檻で捕縛しようとしても、それらをすり抜けるため捕縛出来ない。通常ならば、な。だが然し! ここで私特製の魔力縄の出番である。私がとある手段で作り出したこの"実体のない縄"を使えば、幽霊と雖も容易く捉える事が出来るのだ! あ、でもこれ非売品ですから。残念でした。

その魔力縄で何と無く亀甲縛りにして転がしておいた変態、もとい幽霊は、若干上擦った声でそう抗議した。


「いや、別にどうもしないが」


「なら何故私は縛られてるんですの?!」


「ペットの放し飼いは条例により禁止されているのだ」


「まさかのペット扱い?!」


「まぁ冗談だが」


「いいですわ、今日から私はあなたのペットですわ! 宜しくお願いしますわ、ご主人様♪」


「よ、よし、じゃあご主人様からの最初の命令だ。死ね」


「残念でした。もう死んでますわ」


「よし、じゃあ消えろ」


「……」


ち、ちょっと言い過ぎたか……? 私の心に少し罪悪感が芽生えた。


「……(ハァハァ」


あ、違う、こいつ興奮してやがる。


「……私、今美幼女に罵倒されてるんですのね……。あぁ、お父様、お母様、私を産んでくれて有難う……」


「黙れこの変態がッッ!!」


「我々の業界ではご褒美ですわ!!」


「……」


世の中には、子供より子供っぽくて、手に負えない存在がいる。そんな存在と対峙したら、こっちが大人になるしかないんだ。世の中というのは理不尽だ。これでもかという程の理不尽で溢れている。だが、そんな理不尽達をいちいち取り合っても仕方がないのだ。隕石で家が吹き飛ばされようが、変態幽霊に憑かれようが、あるがままを受け入れよう。きっと、これが現実というものなのだから。

私若竹美千代は、弱冠10歳にしてそんな悟りを開いたのだった。


「……で、お前は幽霊なのだよな?」


「そうですわ、ご主幼女様♪」


「……」


突っ込むな。突っ込んだら負けだ。


「なら、何故お前は普通の生きた人間のように振る舞えるのだ? 今まで私が見て来た幽霊は、総じて知性の欠片もない怨念の塊だったぞ?」


「それは勿論……」


「勿論?」


「私が優秀だからですわ♪」


「……」


「…………」


「………………」


「……………………な、何か言って下さいません?」


「朕は国家なり」


「……何故ここでルイ14世のセリフが?」


「いや、何か言えと言われたから」


「何か言えと言われた結果のセレクトがこのセリフですの……渋いですわね」


「最近の子供はませているからな」


「自分で言ってどうしますの」


「それもそうだな。あはははははは」


「ですわよね。おほほほほほほ」


「……」


「……」


「……take2」


「ファッ?!」


「なら、何故お前は普通の生きた人間のように振る舞えるのだ? 今まで私が見て来……以下略」


「自分で取り直しを指示した癖にやる気なさ過ぎではないですの?!」


「いや、面倒臭くてな」


「ならやるなですわ!」


「もうしません」


「本当ですの?」


「本当、本当」


「……人間、本当の事は一回しか言いません」


「……米焼酎、白岳」


「……」


「……」


「……」


「……take3」


「やっぱり嘘でしたわね?! もういいですわ!! ……実は私、地獄から追放された幽霊なんですの」


「……は?」


地獄から……追放?


「……どういう意味だ?」


「そのまんまの意味ですわよ。折角の地獄だから思う存分満喫してやろうと思っていましたら、お前はこれ以上ここに居ないでくれと追放されたんですの」


「お前は地獄で何をやらかしたのだ……」


地獄は悪人を裁くために存在する筈だ。そんな地獄からみすみす悪人を逃すなど、地獄の奴らは何を考えているのだ。

というか、地獄って実在したんだ。


「それに関しては、僕の方から説明致します……」


そんな弱々しい言葉と共に現れたのは、ひょろ長い体躯に青白い膚をした、いかにも不健康そうな青年だった。


「……」


「……? どうしました?」


「……へ」


「へ?」


「へ、変態だぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!! うわぁぁぁぁぁぁぁあぁあっ!!! 女風呂に……女風呂に、男が侵入して来たぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」


皆さんすっかりお忘れかもしれないが、ここは銭湯の女湯の中である。


「え、ちょ、待」


「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっ!! 天誅じゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」


「閻魔の僕に天誅が下るとは、面白い冗談を……えっ、待って、これ死ぬ、冗談抜きで僕死ぬぅぅぅ?!?! いやいや違うんですこれは、離婚当時の陣内智則と藤原紀香の間の溝よりもふかーい訳がないと言い切れる証拠も無いわけですし!! 凄いでしょ、僕のペットの白いカラス、名前をヘンペルって言うんです。だからこれ、僕には何の罪もなアッーーーーーーーーー」


……何か、壮絶なデジャヴを感じた。















「だから、僕は縁間正太郎というんです。職業は閻魔やってます」


青年は、ズレ落ちる罅割れた眼鏡を必死に指で支えながら、そう言った。


「……閻魔の、縁間さん?」


「そうです」


「……これ、もしかして笑う所か?」


「何でですか?! 僕は至って真剣ですよ?!」


いやだって、えんま(職業)のえんま(名前)って……なぁ?


「然しまさか、こんな事で閻魔大王自らがしゃしゃり出て来るとはなぁ……」


「あ、僕閻魔大王じゃないですよ」


「なん……だと……?」


そろそろ頭のソフトウェアがバグを起こしそうなんだが。


「閻魔大王は初代閻魔であり、また現在僕が継いでいる縁間家の開祖でもあります。今の僕は、ただの閻魔ですよ。閻魔……という役職に就いた、公務員のようなものですね。大王でも、皇帝でもなく、ただの一人の人間に過ぎないのですよ」


アバラの浮き出た胸を張って言う正太郎は、どこか哀れに見えた。


「つまり、閻魔という職業は縁間家が代々継いでいるお家稼業なのですよ」


「日本人としての常識がゲシュタルト崩壊しそうなセリフだな……」


もうおなかいっぱいだ。


「では、本題に入りますが……」


閻魔の縁間は、そこで態とらしく咳払いをした。


「そちらにいる幽霊、靖広多恵子は、私共が地獄から追放した幽霊なのです」


「それは先程聞いたが……。地獄から追放とは、あいつは一体何をしたのだ?」


「靖広多恵子は元々罪という罪は犯しておらず、然しこんな変態を天国に送ったら天国の治安が悪化してしまうという懸念のもと、地獄の方へ流されて来た幽霊なのです。だから私共も下手な刑を科す事も出来ず、暫く放置していたのですよ。そして、気付いた時には彼女は永劫の苦しみに絶望した女達の心につけ込み、懐柔し、一大勢力を作り上げていたのです」


「……」


頭が痛い。


「私共は慌ててその勢力を排除しようとしたのですが……その。彼女に懐柔された者たちがドマゾに調教されておりまして……。血の池に放り込んでも針のムシロを歩かせても、あぁん、もっとぉ、とかいいわぁ、その調子、とか血走った目で喘ぐばかりで、担当の鬼達がぶるってストライキを起こしまして。これはいかんと慌てて、纏めて郊外に建設したニュータウンに軟禁し、事の発端となった彼女はこれ以上の混乱を避ける為に現世に隔離したのです……」


「」


どういう事だ。私はこの短編ではボケ担当ではなかったのか。


「現世では、幽霊は殆どの人間には知覚できませんから、被害は少ないだろうと楽観視していたのですけれども。あなたのような存在がいないとも限らないですし、ね。ここであったのも何かの縁だと思いますし、その。あなたには彼女の憑き人になって欲しいのです」


あれ、つき人ってそんな漢字だっけ?


「それ、悪徳セールスマンの常套句ではないか……」


「ぐ、偶然ですきっと!」


もう喋るのが面倒になって、私は黙って、さっきから私の脚を一心不乱に舐めていた、 追放されし咎人を見下ろした。私と目が合うと、彼女を知らない人物なら一発で惚れてしまいそうな、それはそれは可憐な笑顔を浮かべたが、残念ながら私は彼女の本性を知っている。彼女の表情は、雄弁にこう物語っていた。


この幼女を思う存分調教してやるぞ、と。


「おい閻魔……。こいつ、消していいか……?」


「そ、それは困ります! 如何なる咎人と雖も、その命は新地獄憲法第197条でしっかり保障されているんです。もし彼女を殺せば、あなたは重大犯罪者として私に殺され、永遠に地獄の業火で焼かれる事になりますよ?」


「なにそれこわい」


理不尽にも程があるだろう。私は被害者だぞ、どちらかというと。


「では、私がその話を断ったら?」


「あなたは地獄に関する重大な機密を知ってしまいました。よって、あなたの存在を危険分子と見做し、この場で殺処分します」


「殺処分て……」


私は鳥インフルエンザに罹ったニワトリか。


「というかどう考えても、何の罪もない一般ピープルを殺す方が罪になるた思うのだが……」


「あなたは生者ですから、ここであなたに殺されても日本の刑法に違反するだけです。そこであなたを殺してすぐに冥界に引っ込めば、はい。完全犯罪の成立です☆」


「……」


私は激怒した。必ず、この邪智暴虐の閻魔を除かねばなければならぬと決意した。


「あ、反抗しようなんて思わないで下さいね? 私には有能な部下が多数居ますから」


その言葉と共に、私の周りに燕尾服を着た執事(?)がずらっとご降臨。


私は絶望した。


「では、ちゃちゃっと契約を済ませちゃいましょうかね。では、美千代様、こちらの書類にサイン願います」


悪魔が囁く。私はもう抵抗する気も湧かず、のろのろと手をペンに伸ばす。鬱々とした心持とは裏腹に、ペンはスラスラと動いた。まるで、私の手がペンに動かされているようであった。いや、事実そうであったのかも知れぬ。この契約に、私の意思など介在していなかったのだから。

私がサインを終えると、今度は美千代が器用にペンを操作してサインを済ませる。今更だが、このサインには何の意味があるのだろうか……。ちなみに、名前記入欄の上には、「婚姻届」と太字で書いてある。


……漢字読めない。


皆さんお忘れかも知れないが、私は現在れっきとした小学4年生である。別に言動が大人びているだけで、知能は至って普通の小学4年生である。では、普通の小学4年生がこの漢字を読めるだろうか? 否である。まぁ、どーせ「契約書」みたいな内容の言葉なのだろう。と楽観視していた私に向かって、閻悪魔がこんな言葉を放ってきた。


「では、こちらの"こんいんとどけ"は私が責任を持ってお預かりさせて頂きます。どうぞ、幸せな新婚生活をお楽しみ下さい☆」


ずっこけた。





















「あら、遅かったわねぇ、美千代。もう夕飯出来てるわよ?」


夕暮れ時、アパートに戻るとすぐに母が出迎えた。私はそんな母に向かって、しみじみと呟いた。


「我が母よ……」


「ん? どうしたのよ、そんな疲れた顔して」


「世界とは……理不尽なものだな」


母は、そんな私をなんとも言えない目で見詰めていた。


結局、あの"こんいんとどけ"により、私と美千代は500m以上離れる事が出来なくなった。それ以上離れると、もれなく私に凄まじい生理痛がプレゼントされるらしい。そして、私は多恵子──あの幽霊の事だ。本人の核力並みに強い熱暴走、もとい熱望により、そう呼ぶように強要されている──の子供をいずれ孕むらしい。あいつは、僕からの些細なプレゼントです、なんて抜かしてやがったが……。全く以って意味が分からぬ。あの閻魔は何がしたかったのだ。唇から、期せずして大きな溜息が漏れる。


「そんなに溜息をついてばかりでは、幸せが逃げていきますわよ?」


私の頭上でふよふよしていた多恵子がしれっと言う。私の唇から、一層大きな溜息が漏れた。


「誰のせいだと思っているのだ……」


「え? 閻魔のせいでしょう?」


「まぁそれもあるが、元々はお前が自重していれば良かっただろう」


「自重なんてとんでもありませんわ。私、自分を偽るような生き方はしたくありませんの!」


「何だろう、無駄に格好いい」


人生を謳歌してるなぁ、こいつ。

いや、死んでるから幽霊生か?

あ、生きてすらいないか。


「それじゃあ、早くアパートへ入りましょう。お義母様も待っておりますわよ」


「おい、しれっと義母とか言うな」


「どうしてですの? 私達はもう夫婦でしょう、ア・ナ・タ♡」


「…………」


これから死ぬまで、こいつと付き合って行かねばならぬのか……。もういっそ、死んで天国に逃避したい。


私はもう全てを諦めて、大人しくアパートの玄関へと歩んでいった。



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[良い点] 地の文がおもしろい、キャラ作りがしっかりしてる [気になる点] 特になし [一言] このシリーズ大好き
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