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第二話  クラスから全体へ

浜ちゃんから浜本さんへ。浜本からバーボボへ。

友達がかなり減った。クラスで私の名前、本当の私の名前を言ってくれる人は担任の先生をふくめてたったの4人。

学校に行くのがホントに嫌だった。でも親に学校にいけだの。なんかごたごた言われるのが嫌だったし、頑張って学校に行った。

なにより友達がいたからだろう・・。

そのなかにむかつく理沙も入る。

理沙はいたってフツーに浜ちゃんと話し掛けてくる。

なんにもわたしは関係ないですよ〜って程に。

−こいつのせいで私はいじめられるようになった!!私に近ずくな!!やめてくれ!!

私は理沙を見るたびに腹が立ってしまう。

理沙がホントににくったらしい。

そしてクラスメートも同じ。平気な顔で、

「きもィ」「うざい」「しね」「ばーか」「消えろ」

っと普通に何にも感じなく人のことも思ってない。そして何よりも快感な感じ。

それがいやだった。そしてまわりの奴らも同じ。

見てみぬふりをして助けてくれないのだ。

担任の中丸先生も「我慢しなさい」ばかりで・・・。

孤独と絶望。悲しみと怒り。涙と熱。痛いと表情。

私のようないじめられっこはいつも我慢しなくてはならなかった。

我慢すればいいことはありますか?

じっと涙をこらえたら褒美はもらえますか?

頑張れば、友達ができますか??

そう誰かに問いただしたかった・・・。

神様ってホントにいるの?

だったら私をたすけてください。翼をはやしてたかくて遠いやさしく落ち着ける場所へ。

ちゃんと私のこと理解して欲しい。私を人としてみる人。

そんな人が・・・ほしい。


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