いじめられっこのふんばり
桜まい散る4月。中学校から始まった私の辛くて悲しくて痛々しい日々。それはこんなうららかな4月から始まった。私は長女だった為に中学校とはどうゆうものなのかまったくわからず期待と興奮と不安がいりちがっていた。そして小学校から卒業してからずっとわくわく思っていた。
−早く中学生になりたいな。そしてらたくさん友達つくろう!!
教室は1年5組。学年は6クラスある。学校は所々がやぶれていたり、トイレが臭かったり、床ががたがただったり。とにかく古い学校のなのだ。そんなことも気にもせず、友達ずくりをはじめた。はじめはいろいろなことはなしたり、笑い合えたりとても楽しかった。私にとって友達です!といえるほど。
でもそんななかは脆く崩れ去った。
その引き金となったのは、自分でいうのもなんだが人とは違う優しい心だと思う。
クラスに知能遅れの子がいて、私に頼ってきたのだった。名前は理沙。
理沙は4月の頭からクラスの男子女子に嫌われていた。私はその子のこと嫌いではなかったけど、友達がその子を見るたびに逃げて。私の手を引っ張るのだ。
いわば堂々たる嫌いですよアピール・・。
そんなクラスが嫌だった私はあるひ突然に心の中の針金が音を鳴らした。
「理沙は普通の子だよ!なのに嫌うのはおかしいよ!!」
みんなの注目が集まった。
「お前・・馬鹿じゃないの?だって、あいつきもィジャン。」
フツーになんのくもりもない顔で垂直に言った。
「どうして!?おなじクラスメートじゃない!!そんなのおかしすぎるよ!!」
大きな声で、言い返した。そしたらわらってその男子達はふっといった感じに・・、
「じゃあ。今日からお前もいじめてやるよ!」
とても暗くて鋭い目だった。
それをきいて私は、どうせ言い返しだろ?みたいなかんじで気にもしなかったが・・。
次の日から3年生になるまで、ずっと学年でいじめられた。
たった、
−じゃあ。今日からお前もいじめてやるよ!
の一言で。
辛くて長くて辛い日々の始まりだった。