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12.護衛

半年、半年もおまたせして申し訳ありません。

1月6日にあるテスト1月13日にあるテストの状況を鑑みてというふうになりますが、一週間に一回は投稿できるようにがんばります!どうか生暖かい目で応援してください((((

さて、家に帰った私を待っていたのは娘を溺愛する父からの抱きつき攻撃と優しい、優しいお説教。目も口も間違いなく笑っているはずなのに何故か怖い。ごめんなさいね、お父様。暗殺者様に会いたいという気持ちが抑えられなくて。


「これからはレティに護衛をつけようと思うよ。候補は顔とともにリストアップしているからぜひレティが選んでおくれ」


そう言って渡されたのは2枚ほどの上質な紙。顔以外に名前と年齢、性別、経歴など詳細に書かれている。詳細に書かれていて2枚しかないなんて、お父様のお眼鏡にかなうのはとても難しいのね。


「少し考えてみます」


少しどころかよく考えないと。私を暗殺者様に会わせる手引をしてくれるような人がいいわ。そういう意味ではゲームの人が最適なんだけど、ゲームではレティの護衛の名前は出てこなかったから誰だかわかんないものね。ゲームの中の護衛はレティに甘々だった。そして最後までヒロインになびかなかった忠誠心の厚い人。


「やっぱ顔で探すしか」


部屋に帰りつつの独り言を聞いたモーラは何かを言いたそうにこちらを見た。視線がうるさかったのでそちらを振り返ると


「顔が良い方がお好きなんですね........」


理解しきった顔でそう言われた。


違うからね!?顔で護衛を探すしかないかなって思ったの!スチルで横顔だけ出てたからそれで探すしか!モーラって思っていた性格となんか違うんだけれど。飾らない性格というか、案外失礼というか。まあそういうとこがレティの信頼を勝ち取ったのかしらね。


妙に納得していると、ふと一人の顔が目に入った。


この人懐っこい犬顔は!まさか!


気づいたあとの行動は早かった。すぐさま回れ右をしてお父様の部屋の扉を叩く。驚いた顔で扉を開けたお父様の目の前にある男の名前を掲げた。


「この人にします!」


「わ、わかった。明日には来るだろうから準備していないさい」


「はい」


この間約30秒。彼を護衛にした私は最強だわ。暗殺者様に、ヴェールに会える!ってそういえば、どうして女の子の格好なんてしてたのかしら。似合ってはいたけど、あの口調から隠す気なんてなかったのがわかる。


もう一回女装してくれないかな。


いや、今度こそ私に見つからないところまで逃げそうだから私からお願いするのはやめとこう。新しく来る護衛に、セスディアンに頼んでもらおう。


よし、全てが順調よ。レティシアナの人生って楽しいわね!




********************




私が好きな朝が来た。そして目の前には犬系男子、セスディアンがいる。薄い茶色の髪に緑色の目。モーラも護衛がいることによって流石に外出を禁止することはできないだろう。


よし。


「はじめまして、セスディアン。長いからセディって呼ぶわね。私のことはレティって呼んで。それで早速街に行こうと思うの。準備して」


「お嬢様!?昨日の今日でもう出かけるのですか!街は最近物騒ですと申しておりますのに。まさか、あのいけ好かない男と会うのではないでしょうね」


「ええ、会いにいくわ。モーラ、心配しないで。なんと言ったって今日はお父様に認められた護衛セディがいるんだから。じゃあ行ってくる!」


「お嬢様ぁ!?」


モーラの静止を振り切って、またもや二階の窓から植木に向かって飛び込む。セディも流石に戸惑っていたがすぐに対応して私に続く。


ゲームでは大人しくていい子だったレティがこんなにお転婆になれるなんて、素晴らしい!


後ろにセディがいることを確認しながら私はヴェールのいる店に向かった。ついてそうそうヴェールになんでまた来たのかと怒られたのは想像通りだった。


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