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ハズレ異能《糸操作》は最強です  作者: 抹茶
01. 清煌異能高校
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図書室の主の案内

 図書室の主こと上野美香に案内され、僕は図書室に入った。


「ここが……図書室。すご…い?」

「ああ……」

 すごいなんてもんじゃない。

 もう図書室の規模じゃないだろ。


 見渡す限りに広がる本棚。

 その本棚はどれも本が詰め込まれている。


「君、名前……は?」

「吉川慎二です」

「吉川、慎二?もし、かして……?」

 そう言って首を傾げる図書室の主。

 知ってるのか?


「やっぱり……なんでも、ない」

 なんだったんだろう。

 まあいっか。


「とりあえず、図書室……案内…する」

「あ、ああ、よろしくお願いします」

 この図書室どれくらい広いんだろう。


「タメ口、で…いい」

「わかった。じゃあよろしく」

 そういえば、美香って高校生なのか?

 だとしたらかなり幼く見えるな。


「私、は……二年生、だよ?」

 心を読んだように美香が言った。

「え!?もしかして先輩?」

「うん、一応…」

 マジか……

 めっちゃ幼く見えるな。


  ◆◇◆◇


 図書室の最奥。

 地下へと続く階段。

 地下には美香専用の部屋があるらしい。


「ついた、よ?」

 階段を下りた先に広がっていたのは、本棚がぎっしり詰め込まれた部屋だった。


「すげぇ…」

 難しそうな本がいっぱい。

 すごいな。

 さすが図書室の主といったところか。


「ちょっと、待って…て」

 そう言って、図書室の主は部屋の奥に向かった。



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