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疲労の後で ~サイダー~

作者: Hans

電気を点けると真っ暗だった私の部屋は明るくなり、今日も一日耐え抜いたことを証明してくれる。


今日の残業は案外早く終わりギリギリ終電には間に合った。運がいい。

私は言うまでも無く疲れている。

先週の一日の平均睡眠時間は四時間半ほどでいつも眠い目をこすって起きている。


今日の日ノ本の労働環境は世界で悪目立ちしている。

ドイツや北欧諸国と比べると雲泥の差といえる。


さて、私は特にずば抜けて頭が良い訳では無く、普通ランクよりも少し低めの高校や大学コースを歩いてきた。

となれば当然就職先も少し低めのブラック辺りとなる。

エリートでも財務省というブラックがあるらしいが何にしてもブラックはブラックだ。

違いはご飯代の差ぐらいなものである。


疲れた後の風呂は極楽だ。こればっかりは日本人の習性で誰しもが行う行動といっても過言ではない。

湯船に浸かってる間、私は全てを頭から切り離しただ肌に触れるお湯の温度や感覚のみを感じている。

風呂に入っているとき、私は泣いたりもする。

上司の説教に同僚とのいざこざ、先輩にはいびられる等その他諸々。

泣くことで全てを洗い流す。難しい人間関係、膨大な量の仕事による仕事疲れ。

全てを洗い流し心だけでも綺麗にして。

そうやって、その一日をリセットし明日の始発への下ごしらえをするのだ。

こういう文を書きたくなったので書きました、Hansです。

一応気が向いたら続きを書きたいなとも思ってます。


この作品は全てフィクションです。

また、ブラック企業の実態も私は詳しくありません。

なので少しリアリティに欠けるかもしれませんが勘弁してください


ノスタルジアの方もよろしくおねがいします。

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― 新着の感想 ―
[一言] 多くの人が共感できるテーマだと感じました。ところで、副題のサイダーが気になりました。
2018/04/18 23:26 退会済み
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