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東京に雪が降った日
プロローグ的なやつです。
私は生きるのが辛かった。
正直、神様なんて居るんだったら早く私を殺してください、なんて願ってしまう程。
死神になりたい、なんて願ってしまう程。
今じゃ誰でもスマフォを持っている時代で、私は必死になって毎日死神になる方法や、現実から逃げる方法を検索していたのだけれど。生憎そんな簡単に現実から逃げるなんて出来なくて。
それがある日、東京都心に大雪の降った朝。それは私の目の前に降り立ったんだ。
傍から見れば唯の不審者。真っ黒な衣装を着て、表情の分からない仮面をつけて。
大きな鎌を持って、ベランダに立っていたんだ。
久しぶりに小説を書きます。
中学の総合的な学習の時間ぐらいぶりですゲフンゲフン。
ファンタジーが書きたかったけどそんな脳みそどっかに置いてきました。
生暖かい目で見守っててくださるとありがたいです。