少年の想うこと。
処女作です。
読んで下さった方に感謝。
こんばんは。
僕は君にに笑いかける。
僕は、死にました。
僕は君ににそう告げる。
「そう、私も死んだわ。」
彼女も僕にそう告げる。彼女は続けた。
「まぁ、そう決まった訳じゃないわ。だって、「生」と認識してた物が「死」なのかもしれないでしょ?」
残念ながら、愚かな僕には判らないよ。
「そう言うと思った。残念ながら、私もよ。」
判らないまま時は過ぎてく。
判らないまま時を過ごしてく。
いつの間にか見ていた君の顔。
いつの間にか聞いていた君の声。
いつの間にか覚えていた君の感触。
いつの間にか触れていた君の内臓。
いつの間にか笑ってる僕の顔。
いつの間にか笑ってた君の顔。
全部僕のせいなんだ。
全部君のせいなんだ。
全部僕なんだ。
全部君なんだ。
少女は1人、月明かり射し込む寝室で真っ赤な華(血)を咲かせた。
いやぁ、日本語って難しいですね。
少し言い回しを変えただけで相手に与える印象が変わりますね。
実はこの話に出てくる「少年」は人ではありません。
判っていただけたでしょうか。
最後に出てくる「少女」のもう1つの人格なんです。
1人、自殺しようとする「少女」。
自分が「少女」の中にいることを判ってほしい「少年」。
まぁ、それが少女には伝わる事はありませんでしたが。
二重人格を書くのは至難の技ですね。
いつかもう一度書き直したいです。