悪魔の徹夜組モンスター
徹夜組と呼ばれる悪魔が昔存在していたのじゃ…。
また、奴らが居る。時刻は1時。毎回のように奴らはこの寒い時間帯に目的を果たすために立っている。
俺は昔こいつらのせいで体に大きな怪我をした。その代償として俺は普通の体ではなくなっちまったんだ。許せねぇ、お前らは全員駆逐してやる。徹夜組、転売屋。
「こちらジョニー、ミッションポイントに到着。」耳に着いている通信機を使い基地に連絡をすると連絡が返ってくる。
「OK。ポイントに到着したわね。こちらから指示があるまで待機していて頂戴。」通信機から聞こえるジェニファーの声に返答を返すと私はその場で待機する。
くそっ、古傷が痛み始めた。過去に行った奴らとの闘いを思い出す。俺も昔はあいつらと同じイベント参加者だっただが奴らとは違う。あいつらは徹夜組だが俺は始発組だからだ。そうルールを守ったからこそ悲劇は起こったのだ。
俺はいつもの様に並んでいたんだ。今か今かとあれが始まるのを待っていたんだ。始まった時はようやく始まったかと心から喜んだね。俺も周りのや面も思わず拍手をしていたよ。ある意味仲間意識が芽生えていたと言えるのかもしれない。
それが間違いだったんだ。奴ら徹夜組は俺達の希望なんてものをぶち壊しやがる。
並んでいる途中に悲劇は起きた。彼らスタッフから送られてくる情報。ごちそうはラビットですか?のグッズが完売したという情報が流れてきたとき俺達は思わず泣いてしまった。
泣きすぎて失禁する者も出てしまった。絶望の淵に落とされた俺達は奴ら徹夜組を消す為にこの組織を作ったんだ。
まぁ、奴らを倒す為に俺の体は数々の改造をした。左手中指からからしマヨネーズが出て、右手はビームが出るようになっちまったんだがな。HAHAHAHAHA!!
毎年恒例の寒さが俺の体温を奪ってきやがった。相変わらず徹夜組はそこらへんにゴミをまき散らしてやがる。ゴミはきちんと持ち帰ろうってガキでも知っているルールを守らねぇとは俺の右手で奴らを消滅させるしかないな。
「ジョニーOKよ。そちらに攻撃部隊が向かっているからあなたは転売屋をまず駆逐して頂戴。」
「了解。」ジェニファーに返答をした俺は早速奴らに向かって左手中指を突き出してからしマヨネーズビームを放った。
「ぎゃああああああ!!」長年の研究のおかげで転売屋はからしマヨネーズが弱点と言うのは判明しているんだ。からしの力で転売屋がどんどんカップ焼きそばに変形していった。
奴らは深夜からずっと並んでいてお腹が空いているはず。この中でカップ焼きそばなんて物をみたら空腹により奴らは発狂するはずだ。
「なにぃ!!!!」私は驚いた。確かに空腹の奴らなら迷わずに明星一平ちゃ○夜店の焼き○ばを一目見ただけで奪い合うはずなのに。奴らは見向きもしない!!
「ジェニファー問題が発生している。奴ら一平ちゃんに興味を示さないぞ!!」私の言った事に対して信じられないようにジェニファーは答える。
「そんなはずはないわ。一平ちゃんのからしマヨビームは老若男女誰でもやりたくなってしまう物なのに…。まさか…。」ジェニファーは何かに気が付いたようにとあるワードを」言い放った。
「ペ○ング!?」
「おいおいおいおいおい、ぺヤン○は流石に無いだろ?あんなものは人間の食事じゃないぜ。」
「聞いたことがあるわ、ペヤ○グはある一定の層から異常な人気を持っているって…。それが奴ら徹夜民なの!?」おいおいあるかよそんなの!俺達が長年考えてきたアイデアを奴らはぶち壊す気か!!
「ジェニファーどうする!!このままじゃあ奴ら俺達の存在に気が付き去年の様に殺戮を繰り返すぞ!?」俺の声に答えるようにジェニファーはある事を言った。
「プランBよ。パワーアーマーを付けなさい。」
「おいおい、あのアーマーは試作品じゃあないのか?」
「でもそれしかないでしょ?」
「待ってくれよ。あのアーマー副作用で何やかんやで禿になるって聞いたぞ?」
「そうよ。でも仕方ないじゃない。世界を救うのでしょう?」
「でも禿だぞ?」
「禿でもカッコいい人居るでしょう?ダイハ○ドの人とか?」
「確かにカッコいいが…。俺には出来ない!あれを着るのにはどんな覚悟があっても足りねぇよ!!」俺の弱気な発言を聞いてジェニファーは失望したように言ってくる。
「あなたが禿ごときでそんなに弱気になる人なんて失望したわ!私が行く!!」
「待てよ!!女性にとって髪の毛は命だろ!?」俺が言うとジェニファーはふっと笑うと答えた。
「命より大切な物ってあるでしょ?」ジェニファーの発言で俺は目が覚めた。そうだ、俺が奴らに対する怒りを持っているのは俺だけの物ではない。ルールを守ったのに目的の物を変えなかった仲間の怒りもあるんだ。
「HAHAHAHAHAHAHAHA!!忘れていたよ。俺がこの戦いに出ているわけって奴をよ。」
「ジョニー。」そう、俺は奴ら全員を駆逐するために子の組織に入ったんだ。
「俺は着るぜ。適切な指示を頼む!」
「ええ、ジョニー!!」俺は髪の毛を代償にパワードスーツを着る。全身から髪の毛が消えたショックが伝わるがそんなものは奴らを倒す為の犠牲なら安いものだ。
「ふふふふふふふふ、後少しで言葉がビョンビョンするんじゃー。」徹夜組の奴らは毎回のごとく並んでいた。
「待て!!」声のする方を見るとそこには全身機械で覆われている仮○ライダーみたいな人間が居た。
「こんな時間にコスプレなんて…。ルールは守らんと駄目でござるよ!!」しかもここはコスプレ禁止区域、一体何を考えているんだ。
「これはコスプレじゃねぇ!!お前らを撲殺する為の装備だ!!」○面ライダーみたいな男はそう言って腕からロケット砲を出してきた。
「あばっばばばあばぁ!!」爆発する仲間達。なんて事をしやがる、許せねぇ。
「俺達が誰に迷惑を掛けているんだ?」俺達の質問に怒り狂ったようにコスプレ男はロケット砲を放つ!!
「運営様だよ!!」死んでいく仲間達。ちきしょー許せねぇ。俺達の復讐心は限界値を超えていた。
徹夜組A、B、D、E…。その場で並んでいた徹夜組全員が合体して巨大徹夜組モンスターとなった。
ここからジョニーと徹夜組はアメコミみたいな戦いを行うのだが、作者が飽きたためここで終了とする。
なんだこれと一番思っているのは私です。
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似たような話を書いていましたが、「なんだこれ?」という感想がすさまじいです。
私は今年の夏イベントは全部行けない事が確定したので泣いてます。