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Your WURLITZER  作者: 翔
9/15

8話

花宮side


花「〜♪」

今私は歌っている。いや、歌のテストだからだが。

これでも一応バンドのメインボーカルだからなw

教室内を見わたしても伊治はどこにもいなかった。

修哉を見るとニヤニヤしている。正直気持ち悪いが、これから起こることを想像すると、そうなるのも無理もないw

全「パチパチ」

終わった。そこまで上手な方でもないと思うが、せっかく褒めてくれるんだ。少し演技をしよっか。

花「ありがとうございました///」

全「///」


キーンコーンカーンコーン


1時間目が終わった。ワクワクしすぎて嫌にながく感じたな。

さあ教室へ向かうとするか。


先「あー!神崎くんと、花宮さん!少しきてくれる?」

はぁ⁈時間ねーんだよ!

花神「はい。」


先「実は校内で二人の夏課題の作曲した曲が、優秀賞をとったの!毎年一人しか貰えない賞なんだけど。うちの学校から特別二人なんて嬉しいわ!」

言いたいことはそれだけか?

早くおわらせろっつーの!

先「だから、表彰の時この曲演奏してくれないかな?軽音部なんでしょ?」

はー。だるーい。

花「嬉しい!ぜひそうさせて下さい!」

先「そう言ってくれると嬉しいわ、じゃあよろしくね?」

花神「はい!」

あーめんどくさいなぁ。

まぁ内申あるし、やっとこっかなw

うわ〜集約睨んでんじゃんw

修「なぁ、なんで引き受けたの?」

美「だって、面白そーじゃん?w特に意味なんて無いんだけどねんw」


教室に戻ると、案の定私の机の周りに沢山の人が集まっていた。


モブ「花宮さん。こっち来ちゃダメよ!」

花「えっ、…(泣)何?こ…れ…」

私の机の上には切り裂かれた教科書やノート、体育服が置いてあった。

花「酷い。誰がこんな…」

私は大泣きした。もちろん嘘泣きだが。

モブ「絶対許せないわ。誰よ!こんなことしたの!」

はぁ⁈もう犯人なんてわかりきってんじゃんw

神「さっき、美優を睨んでた伊治がやったってのが自然じゃねーか?」

モブ「確かに、音楽に来て無かったよな?」

ふふっ面白い展開ね。

でも、ありきたりなことしたわね。つまらないわ。もっと狂えばいいのに。


美味しそうな曲になぁれw

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