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リア充は死ね(再掲載)  作者: 佐藤田中
第三章
79/102

15話 男女の友情

 あれからしばらく経ったが、僕は依然として片桐さんを避け続けている。

 登下校時は相変わらず時間をズラし、E組の教室にも出向いていない。

 もしも友達と話している時の片桐さんと遭遇した場合、一体どう接すればいいのかわからないからだ。


 だけど僕は毎日昼休みと放課後は部室に通っている。

 片桐さんが再び部室に来る可能性はゼロじゃない。

 もしかしたら、友達と上手くいかなくなった時等に来るかもしれないと思うと、つい足を運んでしまうのだ。




 この世に居場所がないと思っている僕にとって、ここは唯一の居心地のいい居場所だった。

 ここにいると片桐さんと二人で過ごした楽しかった日々の事を鮮明に思い出せる。

 自分の身の回りに起きている憂鬱な現実を少しだけ忘れる事が出来る。


 本当の所、これは僕が荒んだ現実から目を逸らす為のただの現実逃避なのだろう。




 我ながら思う。

 本当に女々しい。




*




 そんなある日の放課後の事だった。

 僕は部室に置いてあるノートパソコンでネットサーフィンをしながら、いつものように片桐さんが来るのを待っていた。




 その時、部室の扉が開く音が聞こえた。

 僕はついに片桐さんが来てくれたと期待し、出入り口の方へと一目散に駆け寄った。



 

 しかし、その期待は一瞬で砕け散った。

 部室の扉を開けたのは、片桐さんではなく橘さんだったのだ。


「なんだよ……。あんたかよ……」

「なんだとはなによ?失敬な奴ね」

「あんたにだけは言われたくない……。ってか、なんできたの?」

「まあ、なんとなく。あんたが部室に向かうところが見えたから」


 まさかと思うけどこの人、僕の様子を見に来たのか?




「智代が来るのを律儀に待ってるの?」

「……そうだよ」

「女々しい奴」

「否定はしないよ……」

「そんなに智代に会いたいなら、ラインか電話でもして呼び出せばいいじゃない」

「それは……、できない……」

「なんでよ?」

「昼休みも来ないって事は、昼ご飯を一緒に食べる友達ができたって事……。放課後も来ないって事は、来る必要がなくなったって事……。僕に電話もラインもしないって事は、それだけ今の友達と上手くいってるって事だよ……。喜ばしい事だよ……」

「いや、あんたは全然嬉しそうじゃないんだけど?」

「…………」


 橘さんはいつも変なところで勘がいい。


「片桐さんの邪魔を、したくないだけだよ……」

「じゃあなんで律儀に智代が来るのを待ってるのよ?」

「この部室だけが、今の僕と片桐さんの僅かな繋がりだから……」

「ハァ?」

「片桐さんが友達や彼氏と上手くいかなくなくて疲れたら、間違いなくここにくるだろうから……。前の僕がそうだったから、辛い気持ちになったら来る筈だから、だからいつでも暖かく迎え入れられるようにって……」

「キモッ!」

「…………」


 橘さんのあまりにも率直過ぎる発言に、僕の心は深く傷ついた。

 でも事実が事実だけに、否定出来ないのが悔しい。




「あのね、ただ待ってずっと立っていたって、太陽も月もあの子も何も始まらないのよ?」

「何かの歌詞?」

「今のポケモンの主題歌。知らない?」

「もう見てないよ……。最近ポケモン、萌え豚に媚び過ぎだし……」

「そんな事はどうでもいいわ。とにかくね、受け身なだけじゃ何も始まらないのよ?」

「でも下手な事して、片桐さんに迷惑かけたくないし……」

「はぁ……」

 橘さんはため息をついた。


 この人、最近よくため息つくなあ。

 まあ、それだけ僕が呆れさせるような言動をしている訳なんだけどさ……。




「あんたって本当に、イカ臭い奴ねえ……」

「自分でもわかってるよ……」

「そんなイカ臭いあんたに差し入れ」

 橘さんはそう言いながら、紙に入った包みを僕に渡してきた。


 なんか前にも似たようなノリでパンツを渡されそうになったなあ……。


「なにこれ?」

「ドーナツ」

「どういう風の吹きまわしだよ?」

「なんとなく。ちょっとこれ持って」

 橘さんはそう言いながら、持っていた紙箱から自分もドーナツを取り出した。

 

 橘さんがこれから何をするのか、なんとなく予想できた。




「どんどんドーナツどーんといこう!」

「言うと思った……。絶対それ、言うと思った……」

「やっぱり?わかっちゃった?」

「それがやりたくてドーナツ持ってきたのかよ……」

「これがやりたくて持ってきたのよ」


 やっぱりこの人、何考えてるかわからないわ……。

 こんな事をやる為だけに、わざわざ僕にドーナツ差し入れにきたのかよ……。


「ってか、橘さんにはああいう爽やかなアニメは似合わないよ」

「私だってたまにはPAワークスの爽やかなアニメが見たくなる時もあるわよ」

「どうせ貶す癖に……」

「そうだけど?」


 本当この人、相変わらずだよなあ……。




*



 

 僕と橘さんは、部室で二人で一緒にドーナツを食べながら、アニメ製作会社を題材にしたあのアニメを見て暇を潰す事にした。

 例によって英語字幕付きの違法配信動画だ。


 部室に屯してアニメ鑑賞。

 友誼部があった時の事を思い出す状況である。


 もっとも、今の僕と橘さんの関係はあの時程険悪ではない訳だが。




 橘さんは案の定、そのアニメをボロクソに貶していた。


「このアニメ、アニメ業界美化しすぎよ。この手のネタやるなら過労死するまでやりなさいよ」

「黒箱でも見てろよ……」

「こんなの見てアニメーター目指すバカが大勢いるんだから、世の中チョロいわよねぇ……」

「嫌なら見るなよ……」

「才能はないけど根気だけはある物好きは腐るほどいるのよねぇ。趣味でやってるから最低賃金以下でも文句言わないし。アニメーターってみんなバカね」

「だから嫌なら見るなよ……」

「見たくなくても、見るわ」


 やっぱりこの人、なんでも否定から入るなあ……。

 ってか、違法配信で見てる癖にいっちょまえに文句だけは言って、本当どうしようもないわ……。




「つーかあんた、萌えアニメ嫌い治ったんだ?」

「え?」

「だってほら、このアニメ思いっきり萌え系だけど、普通に見れてるじゃない?」

「いや、直ってないよ。これも数ヶ月前まで楽しめてたけど、やっぱり今は前みたいに素直に楽しんで見れないし」

「そうなの?」


 もっとも、片桐さんとの交流のお陰か、見ていて辛い気持ちになる事はなくなったようだが。

 以前は少しでも萌えっ毛のあるアニメを見ると、かなりの苦痛を感じるほど酷かったし……。

 それを思うと大分マシにはなってる。




「やっぱり平岡はウザいわね」

「あんたのがウザいよ……」

「みゃーもりは絶対にヤリマンよ」

「学校サボって、彼氏とヤりまくってたあんたがそれを言うのか……」

「私はほら。直樹一筋だから」

「確かにそうかもしれないけどさ……」


 なんか誰かとこういう他愛もない会話をするのは、久々な気がする。




「っていうかさ、これだけ若い女が沢山いるのに、彼氏持ちが1人もいないで全員処女ってどういうこと?」

「確かに……」

「普通見た目がそこそこの女なら、20行く前に大抵どっかで捨ててる筈よね?このアニメ、実は裏設定で非処女のキャラとかいないの?」

「そういう話、聞いた事ないや」

「リアリティ売りにしてる割に、変なところだけファンタジーで通すわね……」

「そうしないと見ている男が拒否反応起こすんでしょ。オタクは非処女が大嫌いなんだよ」

「あれでしょ?非処女の声聞くと『耳に精液がかかるー!』とか言うんでしょ?」

「製作側もきっとそういう声を意識してアニメ作ってるんだろうなあ……」

「だから萌えアニメに出て来る女キャラって、皆処女で彼氏いない歴=年齢のキャラばかりなのね」

「萌えアニメのそういうとこ、本当嫌……」

「ちょっと前まで大好きだったくせに」

「うるさい」


 橘さんは基本的にバカなのに、たまに鋭い事を言う。

 

「でもほら、アスナは作中で喪失してない?」

「あれはいいんだよ」

「いや、ゲームの中だけじゃなくて現実でも間違いなくヤってるでしょ?」

「そうだとしても、主人公のキリトとしかヤってないからいいんだよ」

「視聴者は主人公に自己投影するから、主人公とヒロインがヤる分には問題ない訳ね」

「そういうこと」

「でもアスナ、変な婚約者いたじゃない?昏睡中にあいつにレイプとかされてないの?」

「されてないよ。萌え作品のヒロインが主人公以外とそういう事するのはご法度だから」

「なんていうか、そこんとこ凄くご都合的ね……」

「そりゃそうだよ。見ている層考えようよ」

「萌え作品のヒロインってさ、どれだけモテても他の男とは絶対にヤらないし彼氏も作らないのに、何故か主人公相手だと簡単に股開くわよね」

「あんただって似たような物だろ……」

「まあ、そうなんだけどね」


 もっとも僕は主人公でもなければ、萌え作品の登場人物でもない訳だが。




「アニメと違って、現実の女の子なんて男の都合通りにいかないことばかりだよ……」

「あんたが言うと説得力あるわねえ」

「うるさい」

「まったく、萌え豚だった時のあんたはもっと輝いていたわよ」

「心にもない事を……」

「っていうか、あんたがオタクやめたら一体今は何が楽しくて生きてるのよ?」

「だから何も楽しくないって……」

「つまんない人生」

「うるさい」


 振られて以降、片桐さんとだって最近なんかギクシャクしてるし……。


 でも橘さんは直樹に振られたのに毎日楽しそうにしているよなあ……。

 っていうか、友誼部時代の時より今の方がずっと楽しそうに見える。




「シナリオ重視してもやっぱり萌えアニメね。彼氏持ちがいない所もそうだけど、視聴者が傷つかない範囲のセーフティーラインは絶対に超えないし」

「そう思うなら別のアニメを見ろよ……」

「別にこれに限った話じゃないけど、漫画やアニメって多少嫌なことが起きても大抵巻き返すわよね」

「まあ、ねえ……。この声優の子とか、まさにそうだよね……」

「普通ならこのまま埋もれるのが自然だけど、やっぱりそこはアニメね」

「そうかもね」

「所詮は創作物なんて全てがご都合ね。この子の場合実力で勝ち取ったって言えば聞こえはいいけど、なんていうかしらねえ……。声優志望のバカに希望を与える展開にする為に、あらかじめ救いやハッピーを展開の上で用意していたって言った方が的確な気がするのよ」

「そう思うくらいなら見るなよ……」

「嫌よ。貶すのが楽しいんだもん」


 陰湿な楽しみ方……。


「現実は救いがないから、せめてフィクションの中でくらい夢見たいんでしょうね。あさましいと思うけど」

「だから嫌なら見るなよ……」

「まあ夢も希望もないこんな世の中だから、せめてアニメの中だけでも幸せになりたいんでしょうね。馬鹿馬鹿しいったらありゃしないわ」

「それは僕も思う……。アニメのキャラがいくら幸せになろうが、見ているこっちの生活は何も変わらないのに……」

「もしかして、あんたが萌えアニメ嫌いになったのってそれに気付いたから?」

「……そうかもね」


 っていうか、多分そうだ。




「まあでも、これはまだマシな方よ」

「これだけ貶してるのに、マシな方って評価なんだ……」

「だって最近のアニメって本当につまらないじゃない」

「だから嫌なら見るなよ……」

「他にする事ないわ」

「橘さんって、逆にどんなアニメなら好きなんだよ?」

「色々あるけどそうねえ……、君に届けとか?」

「超似合わない……」

「いいじゃない別に」

「君の名ははつまらないのに、君に届けは好きとか、基準がさっぱりわからない……」

「いいじゃない別に」


 本当この人わけわかんないんだからもう……。




「他にはどんなのが好きなの?」

「他?そうねえ……。ナルトとか?」

「ナルトねぇ……」


 そういやちょくちょくナルトスネタ使ってたなあ……。


「ちなみにナルトのキャラだと誰が好き?」

「卑劣様」


 うわぁ……、イメージ通り……。


「あんたそっくりだもんね、あの人」

「ちょっとそれ、どういう意味よ?」

「橘さんからは、物凄い卑の意志を感じるって事だよ」

「褒め言葉として受け取っておくわ」


 褒めてるのかなあ……?


「そういうあんたは誰が好き?」

「そうだなあ……。うちはオビトかなあ……」

「ああー、あんたそっくりだもんねえ……」

「え……、そう?」


 オビト、強くて仲間思いだからちょっと嬉しい。


「イカ臭いところとかそっくり」

「……どういう意味?」

「だってあのわかってんだよおじさん。完全に童貞拗らせるじゃない」

「…………」


 否定出来ないのが悔しい……。




「それにしても、やっぱり最近のアニメってつまらないわねえ……」

「じゃあアニメ以外の楽しい事を探せよ……」

「これが一番手軽で簡単なのよ。お金もかからないし」

「違法配信だもんね……」

「何かアニメよりもっと手軽で簡単でお金のかからない娯楽ってないのかしらねえ?」

「そんな娯楽ある訳ないだろ……」

「まあ一応、あるにはあるんだけどね」

「なにさ?」

「セックス」


 出たよ……。

 いつもの俗物的発言……。


「僕には縁がないよ……」

「私にもないわよ」

「あんたはむしろいくらでもヤれる立ち場だろ……」

「直樹以外とはヤりたくないの」

「しるかよ、もう」

「直樹に振られて以来ずっとヤってないから欲求不満なのよ」

「そんなにヤりたいならその辺の男に粉かけてくればいいじゃん?」

「だから直樹以外の男とはしたくないんだって、どうしたら直樹はまた私としてくれると思う?」

「さあ?品性下劣の性悪スカトロマニアでヤる事しか頭にない気持ちの悪い所を直せばよりを戻せるんじゃないの?」

「なんつー酷い事言うのよ、あんた……」

「事実でしょ。それに橘さんが今まで僕に言ってきた事の方がずっと酷いでしょ」

「それもそうね」


 もっとも、最近の橘さんは別にそうでもない訳だが。




「今更だけど橘さんってさ……、かなり面白いよね」

「なにそれ。褒めてるの?」

「超褒めてる」

「じゃあありがとう」

「そりゃ見た目良くてそんな面白い性格してたら、男子にだってモテるよ」

「あんたに急にそこまで言われると、なんか気持ち悪いんだけど……」

「いつかのお返しだよ」


 そりゃ相変わらず橘さんは口は悪いし常に僕を小馬鹿にしたような態度はとっているけど、昔ほどの意地の悪さは感じなくなった。




「今更だけどさ、友誼部って隣人部のパクリ?」

「そうよ」

「そりゃ自力じゃ思いつかないよね、こんな事」

「やっぱりミカは凄いわね」

「そりゃ三日月違いだよ……」


 そういえば橘さんと直樹みたいに、夜空と小鷹も幼馴染で親友だったっけ……。


「ねえ、男女の友情って成立すると思う?」

「あんたはどう思う?」

「しないと思う」

「やっぱり?私もそう思う」

「ここにいい例が二人いるし」

「それもそうね」


 そう言った後、僕たち二人は一緒になってため息をついた。




「そういえばさ、橘さんって家にいる時何してるの?」

「オナニー」

「あんたもかよ……」

「あんたも?」

「いや、片桐さんもそう言ってたから……」

「みんな隠すけど、普通するでしょ?」

「あんたはどう考えたって普通じゃないよ……」

「なんで?」

「普通の女の子はうんこ塗られて興奮しない……」

「石化した女の子の画像でシコってるあんたには言われたくないわ。それに誰だって好きな人にうんち塗られたらイキそうになるでしょ?」

「どう考えたってキモいよ……」

「童貞のくせに偉そうに」

「スカトロマニアよりマシだよ……。っていうか、僕一応男だよ?オナニーしてるなんて堂々と言って、恥ずかしくないの?」

「まあ男とか以前にあんただからね」

「なんたよそれ?」

「異性として認識できないのよ。色々とキモくって」

「酷い事言うなあ……」

「そういうあんたは休日何してるの?」

「オナニー」


 僕はお返しとばかりに言った。


「私と同じね」

「男はみんなそうだろ」

「女だってそうよ」

「そうなのかなあ……」

「石化した女の子でシコるの?」

「そうだよ」

「キモ」

「あんた程じゃない。それにそれ以外でも抜くよ」

「欲求不満で溜まってるの?」

「そうだよ」

「童貞の癖に?」

「童貞だって溜まる物は溜まるんだよ」

「私も欲求不満なのよ」

「だろうね」

「直樹のおしっこの味が恋しいわ……」

「そうかい……」

「直樹としたい……。また毎日ズコバコしたい……。直樹を犯したいし犯されたい……。直樹に汚されたい……。いつになったらよりを戻せるんだろう……?」

 橘さんは虚ろな様子で嘆いていた。

 

 本当この人、ブレないよなあ……。




「前々から思ってたけどさ……、橘さんって性欲だけで直樹の事見てるの?」

「違うわよ。そりゃしたいけど」

「でもいつもうんこだのおしっこだの糞まみれになりたいだの言ってるじゃん?」

「大好きな人のうんちやおしっこで汚されたいって思うのって、そんなに変な事なの?」

「いや、変でしょ」

「そっか、変なんだ」

「うん、変だよ」


 なんか今の会話、浦沢義雄感あったな。

 前にもこんな感じのやりとり橘さんとしたっけ……。




「にしても、汚い会話ね」

「そうだね」

「男と女のする会話じゃないわ」

「橘さんは女とか以前に、橘さんだから」

「それ、どういう意味?」

「気持ち悪い。異性として認識できない」

「あんたの方がずっとキモイじゃない」

「いいや、橘さんの方がずっとキモイ」


 まあ、僕も僕で大概に気持ち悪いけどさ……。




「そういえば、友誼部の建前上の目的、覚えてる?」

「友達を作る為の部活……。だっけ?」

「今の私達、友達っぽくない?」

「冗談だろ?」


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