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リア充は死ね(再掲載)  作者: 佐藤田中
第三章
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6話 悪いことの前触れ

 ある休みの日、僕は片桐さんに映画に誘われた。


 ちなみにその日はバイトのシフトが入っていたが、仮病を使って勿論休んだ。

 なんでも片桐さん曰く、前々から見ようと思っていた映画だけど一人で映画館に入るのは抵抗があったらしい。

 

 その映画の内容は、意思を持った食品達が人間に食べられまいと逃げたり戦ったりするお話で、一見すると子供向けのファミリー映画だ。

 だが何故かR指定がかかっており、やはり見てみると案の定下品なギャグやグロ描写が豊富といういかにも片桐さん好みの映画で、観客数が少なかったのもあり、片桐さんは終始大笑いしながら見ていた。




 映画を観終わった後、僕と片桐さんはサーティワンでアイスを食べる事にした。


 映画を見た後一緒にアイスを食べる。

 いつぞやの誰かとまったく同じ事をしてる。加えて、僕と片桐さんは付き合っている訳でもない。

 それにも関わらず、あの時とは比べ物にならない程楽しいのは何故だろうか。




「映画、面白かったですね」

「そうだね。色々と毒の強い映画だったね」

「特にジャガイモが皮剥かれて殺される所、最高でしたね」

「僕は電子レンジのシーンがよかったかなあ」

「確かにあれもよかったですね。最後のオチも素晴らしかったです」


 こんな何気ない会話すら、あの人は僕とはしてくれなかった。




「本当、あんな変な映画見て大笑いしても一切引かない強さんはありがたいですよ」

「そう?」

「ええ、お陰で凄く楽しい気分です。こんな楽しい思いはいつ以来でしょうね」




 そういえば、今日僕は制服でもコスプレでもない片桐さんの私服姿を初めて見た気がする。

 片桐さんの私服姿は、ガーリーなざっくりニットに今の時期じゃ確実に寒そうなミニスカート。それに加えてストールを首に巻いた年頃の女の子らしいファッションだった。


「その格好、似合ってるね」

「え?」

「前によく着てた変な服より、ずっと似合ってる」

「ありがとうございます。とっても嬉しいです」

 片桐さんは、心の底から喜んでいるという事が瞬時にわかる屈託の無い笑みを僕に向けてくれた。




「最近、私思うんですよ」

 片桐さんはおもむろに告げた。


「え?」

「思い描いていた青春とは大分違うけど、最近これもありじゃないかって思えてきたんですよ」

「ありって?」

「根暗でメンヘラなこんな私の事を認めてくれる。私の事を決して否定しないでいてくれる。そんな友達が出来ましたから」


 片桐さんは間違いなく、僕の事を言っているのだろう。

 そう思うと、少し照れくさい気持ちになる。




「たった一人、私と仲良くしてくれる友達が出来ただけなのに、毎日が嘘みたいに楽しくなりました」

「それは僕も同じだよ」

「そうですね」

 片桐さんは微笑みながら言った。


「こうやって気がおける友達と気兼ねなく駄弁る事が出来る。恋人なんか出来なくても、これはこれで十分幸せなんじゃないかって思えてきたんです」

「僕だってそうだよ」

「多分私、今一番上手くいっています」

「上手くいってる?」

「ええ。正直言って、今が人生の全盛期です。今が一番幸せです。こんな毎日がずっと続けばいいって、本気でそう思います」


 片桐さんにそう言われた瞬間、僕は恥ずかしくなって少し目を逸らした。


 


「バチが当たりそう……」

 片桐さんは唐突に不吉な事を呟いた。




「え……?」

「私にとっては、いい事はその後必ず起きるもっと悪いことの前触れでした……。少なくとも、今までずっとそうだったんです……。悪い事ばかりが何故か重なって、いい事なんて殆ど起きない……。たまに少しでもいい事があると、その後もっと悪い事が起きる……」

「そ、そりゃ、そうかもしれないけど……」

「最近上手く行き過ぎてて、不安になるんです……。いい事ばかりが続いている。楽しい事ばかりが起こっている。だからこんな日々が続いていたら、いつか何かもっと恐ろしい事が起きるんじゃないかって……」




 片桐さんがそう思うのも無理はない。

 片桐さんの人生は不幸続きだった。

 不幸が新たな不幸を呼び、僅かな幸福もその後起きるそれ以上の不幸の前振りで、そんな事を繰り返すだけの人生だった。


 だから自分の人生が好調になる事に対して不自然に思ったり、不安を感じたりするのは当然だ。

 僕だってそうだ。


 


「大丈夫だよ。僕らの今までの人生はそりゃ下がる一方だったよ。でももう下がりっこないよ。だってただでさえ掃き溜めみたいな人生だったんだよ?もうこれ以上悪い事なんて起きる訳ないって。だからもう、これからは上がる一方だよ。きっと」




 偉そうに言ったが、この言葉に確証なんてない。 

 単に僕自身がそう信じたかっただけだ。


 我ながら無責任な事を言っているとは思ったが、片桐さんは笑いながら「そうですよね」と言ってくれた。




*




 サーティーワンを出た後、僕と片桐さんは町をブラブラ散策していた。

 一緒にクレープを食べ歩いたり、一緒にウィンドウショッピングを楽しんだり、一緒にトルコ人のお兄さんの売っていたケバブを食べたり、一緒にゲームセンターでグル~ミ~のぬいぐるみを取ったりプリクラを撮ったり、片桐さんと色々な事をして過ごした。




「そういえば、椿さんと付き合っていた時ってどんな感じだったんですか?」


 町を歩いていた途中、片桐さんは聞いてきた。


「やっぱり、今日みたいな事をしてたんですか?」

「一応ね、したにはしたよ……。でも、もっと冷めた感じだった……」

「冷めた感じ?」

「映画も見たし、ご飯も何度も奢った……。でもこんな風に楽しくお喋りしたり、一緒に笑いながら過ごした事は一度もないよ……。決められた時以外に会うと嫌がるし、ご飯奢っても一口しか食べなかったりするし、デート中に勉強始めるし、よくヒス起こすし……」

「すみません……。嫌な事、聞いてしまいましたね……」

「直樹と橘さんのデートに出くわした時なんか、僕がすぐ側にいたのに号泣されたし……」

「その後、浮気されたんですよね……」

「うん……。でも一番辛かったのは、浮気した事を問い詰めたら、まったく悪びれる様子もなく『ありがとう』って言われた事……」

「……………………」

 片桐さんは申し訳なさそうに黙り込んでしまった。




「ああ、ごめん!これは別に片桐さんのせいとかそういう訳じゃなくて……。本当ごめん!」

「いいんですよ。そんな事より……」

「そんなことより?」

「強さんの話聞いてると、椿さんは直樹さんの事しか頭にないスペックだけで中身がスカスカのクレイジーな糞女としか、思えないんですが……」

「そんな事……、あるかも……」

「本当ムカつく……。椿さん、強さんの事なんだと思っているんでしょう……」


 昔は片桐さんが小鳥遊さんの悪口を言うと複雑な気持ちになっていたが、今は純粋に嬉しい。

 間違いなくこれは、僕の小鳥遊さんに対する高感度が地に落ち、逆に片桐さんの方の高感度がこれ以上なく上がった事が原因だろう。


「あの人きっと強さんの事、蟻んこ程度にしか考えていませんよ……」

「確かに……、そうかも……」

「以前の小夜さんはちゃんとした悪意を持って強さんに酷い事してた感じですけど、悪意ゼロでそういう事を平気で出来る椿さんの方がよっぽどタチが悪いと私は思いますよ」

「罪悪感……、本当になさそうだったしなあ……」

「私が言えた事じゃないかもしれませんが、あの人精神年齢が低いっていうか常識がないと言うべきか、自分勝手と言うべきか、本来成長する上で身につけないといけないものを沢山置いてきた感じですよね……」


 確かにそうかもしれない……。

 なんていうか小鳥遊さんは、橘さんとは違う方面でかなりズレた性格をしている。

 っていうかあの人、どう考えても橘さんよりおかしいだろ……。




「椿さん、一体どんな家で育ったんですか?お嬢様だとは聞いていましたけど……」

「小鳥遊さんの家、自由恋愛が全面的に禁止らしいんだ」

「自由恋愛が禁止?」

「家の都合で結婚相手を勝手に決められちゃうんだって。小鳥遊さんのお父さんとお母さんも、歳の差が25歳あるんだけど、家の都合で嫌々結婚したみたい。その時お父さんがお母さんを選んだ理由が若さと容姿だけで、それが小鳥遊さんの男性観が歪む原因になったみたい」

「確かにそんな家じゃ、あんな性格にもなるかもしれませんね……」

「小鳥遊さん自身にも勝手に決められた婚約者もいるみたいで、親子代々そうやって好きでもない相手と結婚してきたんだけど、直樹ならそんな自分の境遇を変えてくれるって思ってたみたい」

「なんていうか椿さん、かなり重いですね……。私が言うなって話ですが……」

「小鳥遊さん、こうも言ってたよ。直樹は童話に出て来るような王子様で、だから自分の嫌な人生も親の考えも全部変えてくれるって……。多分、シンデレラコンプレックスって奴だと思う……」

「思考回路が完全にストーカーのそれですね……。それに付き合う直樹さんも直樹さんですが……」

「そうかも……。っていうか怖いよ」


 改めてよく考えると、直樹が小鳥遊さんは重いって嘆いていた理由も少しはわかる気がする。


 小鳥遊さんは凄い美人だからまだいいけど、フツメン以下なら明らかにヤバい人だよ……。

 いや、むしろ小鳥遊さんの常軌を逸した美貌とスペックを持ってしても、中和しきれていない程の恐ろしい性格をしていると言った方が的確かもしれない……。

 



「でも、私もあまり人の事言えませんね……。椿さんの気持ち、わからなくはないですよ……」

「そうなの?」

「自分の存在が嫌で嫌で仕方がなくて、でも誰かから肯定されたくてたまらない……。だから思い人に好かれれば、自分の陰鬱な人生が全部変わると思い込んでいる……。椿さんの気持ち、なんとなくわかりますよ……」


 そう思うと、小鳥遊さんも可哀想な人だとは思う。

 あれだけスペックが高いんだから、家庭環境さえもう少しまともだったら、普通に楽しく人生を過ごせたかもしれないのに……。




「以前の私だってそうでしたから、なんとなく椿さんの考えはわかりますよ……。それでもやっぱり、あの人にいい印象は持てませんが……」


 そういえば、前に橘さんも似たような事を言っていたなあ……。

 やっぱり直樹を好く人同士、何かと共感出来る点があるのかもしれない。


「直樹さんが王子様に思えたって話、あながちわからなくもないです……。辛い現実を生きている中、自分に良くしてくれて、自分の事を肯定してくれる人が現れたら、救いの神様か王子様に見えるのも仕方ないですよ……」

「それってとどのつまり、自分とって都合が良ければ誰でもいいんじゃ……」

「そうかもしれませんね。でも実際、そんな相手中々いない物ですよ」

「そうなのかなあ……?でも小鳥遊さんはモテてたじゃん」

「多分椿さんの望む物を与えてくれる人がいなかったというか、どの人も違うって思ったんじゃないんですかね」

「そうなの?」

「自分の人間性をちゃんと理解してくれて、自分の欠点の全てを受け入れてくれて、自分の心の穴を埋めてくれる相手……、そんな都合のいい相手が、自分が辛いって思っている時に、タイミングよく知り合える事なんて、滅多にある物じゃありませんよ」

「確かにそうかもしれないけどさ……」

「だから皆変な男に騙されたり、赤い糸とか運命の人だとか王子様とか、そういう妄想に囚われるんですよ」


 片桐さんの話は僕にとっても身近な話ではある。

 僕の事をちゃんとわかってくれて、僕の心の穴を埋めてくれる人。

 確かにそんな人が、僕が辛いと思っている時に丁度よく僕のすぐ側に現われたら、きっと僕はその人を自分を救ってくれる人だと思い、その人に対して過度な好意を抱く筈だ。




 僕がそう考えていたら、片桐さんにある事を聞かれた。


「なんであんな人を好きになったんですか?」

「え?」

「椿さん、強さんはなんで好きになったんですか?」

「小鳥遊さん、顔が良くてスタイル良くて、勉強も運動も出来るお金持ちのお嬢様だったから……」

「見事なまでにスペックの事ばかりですね」

「本当、自分でもそう思う……」


 スペックだけで相手を判断した結果、あれだけ酷い目に遭った訳だが……。




「今思うと小鳥遊さんの事、そんなに好きじゃなかった気がする……」

「え?そうなんですか?」

「本当にスペックの事しか見ていなかったというか、上辺で見るイメージだけを好いていたっていうか……、アニメのヒロイン見て可愛いなって思うのと同じような感覚。多分……」

「確かに、そんな感じかもしれませんね」

「だから多分、知り合う前は嫌われるくらいなら一緒にいたくないって思ったんだよ。きっと……。橘さんの陰謀に巻き込まれていざ話してみたら、小鳥遊さんって凄く酷い人だったし……」

「じゃあなんで浮気されるまで付き合ってたんですか?」

「僕が女の子と付き合えるチャンスなんて、もう来ないと思ったから……。いや、違うな……。単に別れる勇気がなかったからだよ……。あんなでも、やっとできた彼女だったし……」


 自分で言ってて思ったが、僕はなんて情けない事を言っているのだろう……。

 まあ、片桐さんなら今更こんな事を言っても、この人は僕を軽蔑したりはしないに決まっているが。




「気持ちはわかりますよ……」

「本当僕って、意思が弱いよね……」

「私もあまり人の事言えませんよ」

「こんなじゃ彼女なんて、出来る訳ないよね……」

「私よりはずっと可能性ありますよ」

「そんな事ないよ。片桐さんいい人だし……」

「いい人は精神科でもらうような薬なんか飲みませんよ」

「でも片桐さん……、可愛いし……」

「厚化粧で誤魔化してるだけです」

「片桐さん、顔だちはかなり整ってるんだから、もっと薄いメイクでも綺麗だと思うよ……」

「ありがとうござます。お世話だとしても嬉しいです」

「お世辞じゃないよ……。片桐さん、本当に美人だもん……」




 言っておくがこれは本当にお世辞でも慰めでも何でもない。僕の本心だ。

 本当の話、片桐さんはマジで可愛い。


 それこそ凄い美人の小鳥遊さんや橘さんでも太刀打ちできないくらい可愛い。

 不思議な事に何故か僕はつい最近まで気付かなかったが、片桐さんは本当に可愛い。


 かなり言い過ぎな表現になるかもしれないが、少なくとも僕の目から見たら世界で一番可愛い女の子と言っても過言ではない。




「仮に顔が良かったとしても、中身が最悪ですよ」

「片桐さんは本当にいい人だよ」

「そう思うのは強さんだけですよ」

「僕なんか片桐さんとは全然違って、顔も中身も最悪だよ……」

「そうですか?強さん、いい人じゃないですか。それにかなり頑張ってイメチェンだってしたじゃないですか」

「イメチェンしても相変わらずブサイクだし……、キモいし……」

「そうですか?私はキモイだなんて思いませんよ?」

「そりゃ片桐さんはいい人だからそう思うんだよ……」

「私だって以前の強さんの見た目は正直アレだなあって思ってましたけど、今はそうでもないって思いますよ」

「え……?」

「痩せましたし、雰囲気もかなり変わりましたし、今は全然キモくなんかないです」


 片桐さんのその言葉を聞いた時、僕の胸の辺りがじわーっと暖かくなった。

 このイメチェンは自分ではまったくもって意味がないと思っていたが、この一言だけで今までの苦労が全てチャラになると思える程の幸福感に僕は包まれた。




「ありがとう……。そんなこと言ってくれるのは片桐さんだけだよ……。でも、やっぱり相変わらずクラスメイトからはキモイって言われてるし……。やっぱりモエって呼ばれて馬鹿にされているし……」

「それって多分、見た目とかに関係なく、クラス内じゃ強さんはキモイってイメージが凝り固まっているせいなんじゃないんですか?」

「そうなのかなあ……」

「そうですよ。だからそんなに自分を卑下する事はないですよ。強さんなら彼女くらいいつか絶対に出来ますよ」

「でも僕、こんなだし……、全然カッコよくないし取り柄もないし、その上よく泣くし……。やっぱりもう彼女を作れる機会なんてないのかなって、思っちゃうよ……」

「そんな後ろ向きな事言ってたら、出来る物も出来なくなりますよ?強さんなら大丈夫ですよ」

「でもイメチェンした時吉田達にも笑われたし、バイト先の先輩には相変わらずキモオタ扱いされたし……。橘さんだって相変わらずキモいって言ってたし、小鳥遊さんに至っては、手を繋ぐのですら断られたし……」

「手?」

 片桐さんはきょとんとした様子で目を丸くした。


「小鳥遊さんと付き合っている時、手すら握れなかったんだ……。僕とは絶対にしたくなかったって……」

「酷いですね……」

「でも普通女の子なら、気持ち悪い僕とは手すら繋ぎたくはないと思うのが当然だよ……」

「椿さんが酷いだけでしょうに……」

「そんな事ないよ……。普通の反応だよ……。クラスの女子だっていつも僕の悪口言ってるし、面白がって罰ゲームで告白する人もいるし……。誰だって僕みたいなのは、嫌だよ……」

「私が言うのもなんですけど、強さんちょっと卑屈過ぎますよ?」


 片桐さんは本当にいい人だ。

 いつも僕を慰めてくれて、僕の気持ちが安らぐ事ばかりを言ってくれる。

 でも片桐さんがいくら僕に励ましの言葉をかけようと、僕が異性から嫌悪される立場であるという事実は変わらない。




「一度でいいから、女の子と手を繋ぎたかったなあ……」

「別に今からでも、繋げる機会なんていくらでもあるでしょうに」

 僕が虚ろに嘆くと、片桐さんは優しい口調で返した。


「ないに決まってるよ…… こんな僕と手を繋いでくれる人なんか……」


 僕が告げようとしていたその時、僕の右手が心地よい温もりに包まれた。


「ここにいるでしょ」


 片桐さんが、僕の右手を握っていた。


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