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5話 美少女がスライムに・・・

ディランは冒険者ギルドに行った。

冒険者の登録をしてランクBの冒険者ライセンスをもらった。


「さてどこのクエストを受けたらいいだろう」

「ねえ、あなた隣の王国の人?」


緑髪のボブカットの普乳美少女に声をかけられた。

年齢は10代から20代または30代から40代に見える。


「僕は隣の王国の人だ。ディラン・ダ・シルバだ」

「わたしの名前はアントニア・メッチ」


協力して近所のスライムを狩るクエストに行くことにした。

街を出て道路を歩いて街を出る。


「スライムはとても強くて剣がききません」

「槍はひるませるに有効ですがやっぱり効果はいまいちです」

「スライムを倒すには鈍器が効果的です」

「特に重量5kgぐらいのメイスがおススメです」


スライムが出たので無詠唱で魔法を使う。


「せいけんよりも あつきもの

 せいそうよりも はやきもの

 せいついよりも ふるきもの

 いまぜんこうの ますかいの

 ゆとうかりはに すすぐなは

 ・・・はくせNNNOuchigawaniiii!!!! OSSAGARiiii!!!!」


スライムたちはこっぱみじんにふっとばされた。

すごい威力にこまかくみじんになったスライムが蒸発していく。


「こんな威力の魔法を無詠唱で!!ディラン様すごおおおおい!!」

「すごいってすごく弱いってことだよな?」

「違いますうう!!すごく強いってことですうう!!」


ところが蒸発したスライムに含まれるホウ砂をアントニアが吸ってしまった。

アントニアは下痢と嘔吐と頭痛の状態異常になった。


「まずい!ホウ砂を幼児が10グラム食べると激しい嘔吐や下痢を起こす!

 このままではアントニアが死ぬ!!」


ディランは右手にメス、左手に鉗子を持って手術をはじめた。

開腹して肺と胃からホウ砂を取り出してお腹を縫った。

アントニアはすぐに元に戻った。そのまま街に戻った。


+ + + + +


自室にもどったアントニアはドアを閉じるなりうずくまった。

お腹がすごく痛かった。

麻酔もしないでお腹を切られたので当たり前だった。


冒険者ギルドには1時間2万の仕事と言われたけど

報告したら見舞金を別に8万くれた。


友人のソアラの頼みで仕方なく引き受けたけど

もうアレとの仕事はしたくなかった。

抽出:b50-v3  整形:g10-v5, g11-v1

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