10話 実は最強の剣闘士、ざまぁ連発!
ベリアは死んだ。ざまぁ。
ソアラは死んだ。ざまぁ。
ダロアは死んだ。ざまぁ。
エルナは死んだ。ざまぁ。
アントニアだけ五文字だから並べると変だった。
南米のよくある名前一覧から検索されたものらしいが三文字限定で
抽出するべきだった。
あ、で、アントニアは死んだ。ざまぁ。
あと登場人物誰がいたっけ。
父親いた。てかこいつの名字アマダって書いてた。
どっかので全然違う名字書いてた。しもた。
で、アマダ家の父親は死んだざまぁ。
長男のトロル・アマダも死んだ。ざまぁ。
ディランは復活した。
6人は死んだ。最強ざまぁ無双実はすごい最強追放ストーリー!第一部 完!
+ + + + +
第二部はじまる!
ディランは隣町の冒険者ギルドに行った。
受付の前に立ったけど何も声をかけられない。
僕はナローシュ様だぞお!!
と思ってたら奥から出てきた黒服二人が僕の右わきと左わきの下に手を入れて
門の外へひきずってった。
「ぼ・・・ぼくゎなろぉしゅで・・・」
「隣町の連中は何考えてやがる。外に出すなよこういう輩を」
外に追い出されたからむしゃくしゃして通行人Aに無詠唱魔法を打った。
「フレイムすごいエレクチオン!!!」
通りにいた学生とチンピラがこっちを見た。
身なりのいい貴族や忙しそうな商人は何も反応しなかった。
魔法は出なかった。
仕方がないから兄のトロルが僕によくやってきたイジメをまねして
ライターの上についた歯車・・・ほらあれ、あれ押さずにガスだけを
出した。じゅうまんさせてから着火させた。
「フレイムすごいエレクチオン!!!」
ガスが切れてて何も起きなかった。
冒険者ギルドの隣のハロワに行った。
「僕は実は名門貴族の血筋で王様の血筋で実は最強で実は無双で実は天才で
実はイケメンで実はお金持ちで実は最強で実はこれから覚醒するんだぞ!」
と言ったら製薬会社の研究所のバイトを紹介された。
フッ、天才の僕にふさわしいバイトだ。
椅子に座ると金属の輪を手首と足首につけられた。
動けない。
「主任、これサンプルにするには太りすぎでは」
「ああ、だから投与量を2割増しにする」
注射器を刺された。ぐああ!いってー!!!
緑色の液体が1リットルぐらい注射された。
「主任、入力ミスして2割増しのとこ20割増しにしてました」
「まあいいんじゃね」
しばらくしてすげえ吐き気がしてきた。
うげろげろごべええ。
全身の血管が切れて緑の薬品をまき散らしてディロンは死んだ。
死体は元いた王国に送り返された。廃棄処分より配送コストの方が安いから。
抽出:b30-v2 整形:bbtec-v1.2他多数




