表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/11

1話 追放されました

「おい聞いてるんか?お前はおちこぼれだ!さっさと出てけ!」

僕を呼びつけた父はそう言ってコップを投げつけた。

顔に当たったコップが割れて血が出る。

「わがアマダ家は長男トロルだけで十分だ。ディランおまえなどいらん!」

僕はできがよくなかった。剣術も魔法も兄より下手だ。父は学校で一番になれない僕のことが嫌いだった。だから追い出されそうになっている。

「わかりました出ていきます」

「ふん。金はいくらかくれてやる。そのかわり二度とここに来るな」

金庫から札束をとりだしてこちらに投げつけた。300万ぐらいありそうだ。しばらくこれでやっていける。

こうして僕は家を飛び出した。


+ + + + +


僕がいるのはゴムドベ王国。父親は貴族でこの国いると僕の居場所をスパイが知らせると思う。

だから外国に行くことにする。

「おい!金をよこせ!」

家から長男のトロルが追いかけてきた。300万もらったのを気づかれた。やばい。

「僕はお金なんか持ってない!」

「うそつけ親父が渡したの見てたからな!」

逃げ出したけどすぐに追いつかれる。後ろからメイスで殴られた。体がふっとぶ。

「ぐああ」

そのとき不思議なことが起こった。

殴られた衝撃でディランの体内ですごい化学反応が起きて魔法ランクがFreeからSSSSになったのだ。

殴られてできた怪我はあっという間になおった。

「て、てめー」

追い打ちをかけるトロルをディランはにらみつけた。詠唱しないで魔法が発動した。

炎の柱がたちあがってトロルの身体を焼く。

「ぐああ」

焼き豚になりかけのトロルが家に逃げていく。

「追わないのですか?」

ディランは声のした方を向いた。金髪巨乳美少女が立っていた。名前はベリアという。

「やさしくて人格者なのですね。きゃあかっこいい」

「別に大したことないさ」

ディランとベリアは旅をはじめた。

抽出:b50-v3  整形:g11-v3

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ