皇国にて
その頃皇国では、上層部が騒がしくなっていた。
「何!?神フローラ様から神託をいただいていたのになぜ逃したのだ!」
「今やつはどこにいる?探せ!そしてほか、ゲフンゲフン保護しろ!」
「おい今てめえ捕獲つったな!貴様のような武闘派は黙ってろ!」
などなど貴族たちが国の議会にて論争を繰り広げていた。会議の内容はアウドバラード子爵家の長男ドレグランス・アウドバラードが神フローラによる神託に出てきた歴史を変える鬼人族であること、そして彼の者が逃げたためその後の対応はどうするかと言ったものだった。その間我らがトップでありこの国の教皇プリティが神託を求めて祈りを捧げ続けている。しかし、そんな光景が1週間は続いており、祈りを捧げる教皇も議論を続ける貴族たちも心身共に限界を迎えていた。
貴族の1人が立ちトイレに行こうとした瞬間ーーー扉が開いた。純白のドレスに身を包み聖女らしい微笑みを浮かべる彼女こそがこの国のトップ教皇プリティだ。そして彼女は言い放つ。
「神託を頂きました。その神託はーーー」
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遅くなってすいません