第四章 人物紹介
本日0時過ぎに新章を投稿しますので、どうぞよろしくお願いいたします。
第三章までの内容に基づく人物紹介です。
<ルーンカレッジ関係者>
ジルフォニア=アンブローズ 主人公。カレッジ始まって以来の天才と称される。14歳ですでに中級クラスに進級している。シュバルツバルト王国の王女アルネラの命を二度救い、シュバルツバルト王国から仮の宮廷魔術師の身分を授かった。帝国のエルンスト=シュライヒャーの亡命事件では、エルンストと王国の間を仲介し、王国からの命でその帝国からの脱出に手を貸した。その功績によって正式にシュバルツバルト王国の上級魔術師に任命され、第二方面軍の参謀に任じられる。アムネシアの下でフリギア解放計画に参加、これを成功させた。
レニ=クリストバイン 主人公ジルが指導する新入生。シュバルツバルトの英雄レムオン=クリストバインの娘。伯爵令嬢。魔術に非凡な才を見せる初級クラス2年生。
ガストン=ラル 主人公のルームメイトで親友。能力的にそれほど優れているわけではないが、明るい性格で人望がある。フリギアが帝国に占領された後、父とともにレジスタンスのリーダーとして反乱を率い、街を解放させた。
イレイユ 中級クラスの同級生。フェニックス召喚に執念を燃やす召喚魔法の使い手。カラン同盟出身の明るい性格。
ルクシュ 中級クラスの同級生。地味な存在だが、神聖魔法の優れた使い手。
メリッサ=ダルース レニのルームメイト。モング-の七氏族出身。
ミアセラ=ルースコート バルダニア王国の侯爵家の令嬢。上級クラスの美女で、カレッジ有数の魔法の使い手。ジルの良き理解者。すでにルーンカレッジを卒業し、バルダニア王国の宮廷魔術師となった。
セードルフ 上級クラスで生徒代表を務める。ジルが入学した時に指導生を務めたが、対立して決闘騒ぎを起こした。
アスラン 上級クラスの学生。第四位階のインプロージョンを使う優れた魔術師だが、性格に難のある変人。
サイファー=バイロン 魔法戦士コースの学生。人並み外れた剣技を持つ優れた戦士。ジルとともに、「アルネラ王女誘拐事件」で姫を救出し、仮の近衛騎士に任命された。
レミア=シュライヒャー 魔法戦士コースの学生。優れた魔法力を持つ。「アルネラ王女誘拐事件」に巻き込まれ死亡。
デミトリオス かつて大魔導師を務めたこともあるルーンカレッジの学園長。魔術師なら誰もが知る伝説的存在
ロクサーヌ バルダニア王国の現役の魔導師兼カレッジ教員。この世界でも有数の魔術師。帝国のフリギア侵攻後はバルダニアに帰還した。
マリウス カレッジの教員。初心者に対する教育に定評がある
エクリア カレッジの教員。ドジっ子先生。
<シュバルツバルト王国>
レムオン=クリストバイン レニの父で伯爵家当主。バルダニア王国との戦争で活躍し英雄となった。シュライヒャー領の占領を成功させ、対帝国戦で前線に立っている。
アレクセイ レムオンに使える騎士であり、レムオン軍の先駆け。
ゼノビア シュバルツバルト王国の近衛騎士団副団長。通称「花の騎士」。ルミナスブレードを使う優れた剣士。折りに触れ、ジルに目をかけている。エルンスト=シュライヒャーの亡命の際には、ジルとともに身柄を帝国から奪回した。
ルーファス シュバルツバルト王国の近衛騎士団団長。通称「王国の守護者」。剣の腕も一流だが、集団戦闘における指揮に非凡な才を持つ。いつも笑顔を絶やさない人物。外交に長け、バルダニアとの休戦を実現させた。
国王 ジルの野心的なところを買い、期待している。
アルネラ シュバルツバルトの王女であり、王位継承権第二位。ジルの「友達」。人柄が良く、家臣から忠誠を集める。アルネラ王女誘拐事件、アリア祭での暗殺未遂事件などの事件に巻き込まれた。
ユベール 王国の現「大魔導師」。
アムネシア=ヴァロワ 第二方面軍司令官。ゼノビアの親友であり、定期的にゼノビアと酒を飲み交わす仲。レムオンの帝国進攻を助けるため、フリギアを解放し駐留。リングガウの戦いで帝国をやぶったが、王位継承争いが起こったことから軍を引き返した。
バレス=サバティエ 第二方面軍副司令官。通称「狂戦士」。常にアタナトイ(不死隊)の先頭に立つ第二方面軍の先駆け。上司のアムネシアとは微妙な関係?
サイクス=ノアイユ 第三方面軍司令官。
ブライスデイル侯ミルフェン 王国随一の勢力を誇る貴族。反国王派の中心。
ヘルマン伯フランツ 叔母を王妃に持つ親国王派。アルネラの従兄。
レント伯クリスティーヌ 中立派の有力貴族。その立場を使って成り上がろうと画策している。
アルメイダ レント伯の護衛をする家臣。通称「剣聖」。王国で一、二を争う剣の使い手。
<神聖グラン帝国>
ヴァルナード 帝国の現皇帝。優れた能力を持ち、「中興の祖」と言われるレオニッツ4世の再来と称される。
ザービアック 帝国の若き大魔導師。先代の皇帝にその魔力と識見をかわれ現在の地位についた。ヴァルナードの軍師。
ベイロン 帝国の特務機関「黒の手」の首領。「頬に三日月形の傷を持つ男」。帝国の闇の工作を一手に引き受ける。
エルンスト=シュライヒャー ルーンカレッジのレミア=シュライヒャーの父。「帝国軍を支える一柱」と讃えられる優れた軍人。息子エミールと娘レミアを帝国に殺され、シュバルツバルトへ亡命した。アルネラの誘拐が帝国の仕業であることの証人。
ガイスハルト 帝国の将軍。通称「帝国の死神」。恐るべき個人的武勇を持ち、恐れられる帝国随一の武人。
アルフレート=イングラム 帝国の武人。通称「疾風のアルフレート」。速さに特化し、敵陣に潜入して指揮官を討ち取り、数多くの戦功をあげている。
<イシス教団>
シーリス 通称「聖女」。西方イシス教団の最高司祭。第五位階魔法の使い手として知らぬ者はいない。
マルセル フリギア出身の司祭。フリギア解放戦争では癒し手としてジルに協力した。
<他>
ミリエル エルフの娘。シュバルツバルト王宮の動向を探ろうとしたところ、ジルに見つかり捕まる。その後解放され、ジルに恩義を感じている。エルンスト=シュライヒャーの亡命事件では、ジルに協力し活躍した。フリギア解放の際には、エルフの森を訪れたジルにエルフ伝来の魔法を教え、さらに森を出てジルの従者として付き従うことになった。
オルドラス ミリエルの父でエルフの長老の一人。エルフの未来のため、ジルを利用しようと考えている開明派。
ティリオン 将来を期待されるエルフの若き戦士。ミリエルに好意を持ち、パートナーにしようと考えていた。
クリフ=ラル ガストンの父親で魔法塾の経営者。フリギアの反乱の首謀者。解放後はフリギアの暫定的な指導者となった。




