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十七話

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「久しぶりの景色だ」


「はい。約一か月ぶりですね」


 畑には収穫間近の小麦が風に吹かれ、ゆらゆらと揺れていた。畑の近くにいた人は皆、アウルに手を振っている。


「アウル様ーお帰りなさいー」


「ミラ様が待っていますよー」


 獣人が来るまではアウル自身で農家に知識や集村の為の交渉で接していた為、領主というよりはまだ、商会の若旦那と認識のほうが強い。


「領民が飢えることが無く、病気や怪我をしたら薬や治療が受けれる。そして、民が未来に思いを馳せて、夢を見ることが出来る世界。それが俺が目指す世界だ。綺麗ごとかもしれない。


 五年以上も見ているのだ!殆どの者が飢えることも無く、王族や貴族、平民も関係なく生きる世界を!あの夢の世界を偽物かもしれないだが、私は作りたいあの世界をこの世界に!


 その為には手段を選ばない。武力、権力、財力を全て使い、創り上げ、守り抜く。それが貴族となった理由だ」


「是非とも、私にも見せてください。その世界を私にも」


「あぁ、当然だ」


 アウルは小麦畑を見て、思う。もし、王族や貴族が居なければ、父と母は生きていたんではないかと。そして、父と母は今の自分の行いを褒めてくれるだろうかと。しかし、答えは出ない。意味のないことだとしても考えてしまうのだ。


「アウル様。アウル様がもし、神や魔王と戦うことになろうと私は必ずお供いたします。前にお進みください、己を信じて」


「ありがとう、アルディート」


 馬車は行く、帰りを待つ人のところへ


「お帰りなさい、兄さま」


「あぁ、ただいま。ミラ」

 


ちょっと短いですが三時頃にもう一話出します

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