十三話
「アウル様、銃を装備している部隊三千が公国軍全面に展開しています」
「そうか、銃はどのくらい売ったのだ?」
「五千丁だったはずですな」
モルトは諜報部隊を率いて、公国軍に潜入していた。その結果をアウルに報告しに来た。
「二千丁はどこにあるんだ?」
「研究用と予備としては多いですな」
公国軍
山
山 本陣
山 右翼 中央 左翼
山 銃 銃 銃
山
山 左翼 中央 右翼
山 本陣
山
王国軍
「嫌な予感がする」
「戦闘が始まる前に私達は離脱いたします。ご武運を」
「ありがとう、モルト」
モルト達、諜報部隊は先に戦場を離脱した。アウルは消えた銃について考えていたが時間となった。ラッパと太鼓がなり、王国軍は攻撃を開始した。
公国軍
山
山 本陣
山 右翼 中央 左翼
山 銃 銃 銃
山 ↑ ↑ ↑
山 左翼 中央 右翼
山 本陣
山
王国軍
「戦闘状態に移行、次の指示があるまで警戒を怠るな」
「「「了解」」」
アウルは部隊に指示を出し、軍全体を見渡していた。貴族領軍や王国騎士団の士気は十分だった。
王国軍は大声を上げ、騎馬隊と歩兵が突撃していた。公国軍も弓の雨を降らす、突破した王国軍の指揮官は長い筒を持った兵を気にせずに攻撃を仕掛けようとした。
「あの距離はもう銃の射程内だ」
アウルが呟いた瞬間、乾いた音が響いた。王国の兵たちは理解が出来なかった、音がなるとばたばたと倒れいく、魔法でもない攻撃の未知に兵達は恐怖し、足が止まってしまった。
「王国軍の足が止まりました。馬が暴れてしましい、落馬している者も居ます」
「公国軍の本陣から狼煙が上がっております」
「前衛の銃を装備している部隊は撃ち終わると後ろの部隊と交代し、装填時間を短縮して弾幕を厚くしているようです」
警戒をしていた班から次々と報告が上がっていた。
「はっはっはっ」
アウルは笑っていた。
「三段撃ちを編み出したのか、公国の王子は流石だ。アルディートが褒めるだけある」
夢の中で学んだ中に銃の運用方法の一つとしてあり、実際にアウル達も研究していたが銃の性能が上がったため、別の運用方法を研究を始めたのであった。
「アッアウル様、山から土煙です!竜が!竜騎隊です!」
「これは予想外だぞ!王子!」
竜騎隊は公国の更に西にある大陸最強の軍を持つ国の精鋭部隊である。竜騎隊に使われている走竜は山や平野を同じように駆け抜け、S・Rを含めなければ地上最強の部隊である。
公国軍
山
山 本陣
山 右翼 中央 左翼
山 銃 銃 銃
山 伏→ ↑ ↑ ↑
山 兵→ 左翼 中央 右翼
山 本陣
山
王国軍
「左翼が突破されます!」
「公国軍、陣形を変更しています!」
公国軍は伏兵で王国軍の左翼を崩し、陣形を変え、王国軍に突撃を開始しようとしていた。
公国軍
山 後衛
山 本陣
山 前衛
山 ↓↓
山
山 伏兵→中央 右翼
山 本陣
山
王国軍
「我らは右翼から敵陣と突破し、敵本陣を叩く!」
「「「了解!」」」
持ち堪えてくれよ、アルディート!
「左翼が突破され、中央に迫っております!アルディート様!」
「流石に竜騎隊とは考えつかなかったわい!」
伏兵は予想していたが獣人や騎馬隊を予想していたがまさか、竜騎隊を使うとは考えていなかった。
「本陣から退却の太鼓が鳴らされております!」
「ここで退却を支援する。S・R隊は敵が射程に入りしだい順次射撃を開始しろ!味方に当てるなよ。護衛隊と輸送隊は後ろに下がれ」
アルディートはアウルとの作戦通りに王国軍の退却の支援を始めた、竜騎隊以外は予定通りであった。
公国軍
山 後衛
山 本陣
山 前衛 ←S・R隊
山 ↓↓
山
山 伏兵→中央 右翼
山 ↓ ↓
山 本陣
↓
王国軍
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完成出来たら、この後、十四話を投稿します




