旧災厄の梟

　アウルは不思議な夢を見る。夢の中で自分ではない何者かの人生を体験していた。そして、それが自分の前世かも知れないと思い始めるのであった。その後、若くして祖父の商会を継ぎ、夢で得た知識を活かして商会を盛り立ていく。だが、アウルはその瞳に憎悪の炎を宿していた。

　今、獲物を求めて梟が飛び立つ

　逃げられるものはいない


　設定などを見直した、改訂版を制作しております。七月二十三日