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伝説再起のメザメイナー~Legendagain Mezamainer~  作者: 御朝夢 再語
第一章.1:目標空白、異世界へ
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第6話「ワイルデザスで任務の備え」

ロッケイン将軍の案内で中央基地内にある格納庫へと行った。


「この空飛ぶ輸送船に乗るのですか?」

「こいつは反重力動力源を搭載していて対飛行モンスター用の武装が装備されている上に装甲も頑丈な施しが加えてある」


その輸送船の見た目から見て現実世界での輸送用ヘリコプターに相当するものか。


「では行くぞ!凶暴化したモンスターが蔓延してるワイルデザス地方を調査だ!この少年が希望となることを望んで!」

「わかりました!将軍閣下!」

「国王様、行ってきます。後、アラヒロと銀羽(ぎんう)を必ず見つけます」

「わかったツギヅテ。一刻も早くその2人を見つけると同時にそれぞれの地方で起きてる異変を解決を願う」

「それじゃあ、行ってきます」

「行ってきます、私がいれば仲間の支えも枯れません!」


俺達は国王に挨拶し乗った後、輸送船に乗り、出発した。

それから輸送船に乗ってる中で将軍に質問した。


「将軍、任務の内容ですが、どこへ行く予定ですか?」

「とりあえず、ワイルデザス地方のテキセントラリーにある中央基地で一旦降りて、そこの司令部隊と作戦会議だ」

「ところで着くまで、どれだけ時間がかかるんですか?」

「精々、1時間半前後だ。まあ大丈夫だろう」

「ツギヅテ、とりあえず到着するまで、昼寝もどうかしら?」

「俺はまだ大丈夫。とりあえず空から見た景色を見てみるよ」


俺は到着まで、景色を見てる中でロッケイン将軍が声をかけた。


「ツギヅテ、見たことない世界の光景はどうだね?」

「もちろん海外とは違って桁違いの景色です」

「お前は張り切り、楽しみやすいやつだな」

「たまに面白いことをいいますね将軍」

「はっは、まあ話に付き合ってくれるのは嬉しいところだ」

「ちょっと声出し過ぎよ、ツギヅテ」

「ごめん、オリリベ。珍しい景色を見ると、俺はこういう癖なんだ」


俺は将軍らと話す中で中央基地らしき建物が見えてきた


「将軍、もうすぐワイルデザス中央基地です。着陸準備を」

「揺れるぞ気をつけろ」

「わかりました」


俺達は輸送船が着陸し、ワイルデザス地方のテキセントラリーの中央基地へと到着した。


「どうやら王から命じられたフォストリー地方の方々が来たようです!」

「良かった!こっちも人員不足の一方だった」

「スティーペリオの王に仕えしロッケイン将軍、我々の基地に来て光栄です。その男女若者の方々は?」

「こいつは新人である武培ツギヅテとオリリベントだ、よろしく」

「こちらこそよろしくお願いします」

「私に手伝えることがあったら、呼んでください」

「将軍、ヴィンゼル・ディワイ司令がお待ちです。どうそ、中へ入ってください」


俺達は基地の部隊の案内で本部へと入り、ヴィンゼル司令官がいる司令室に行った。


「ヴィンゼル司令、モンスター討伐任務においてフォストリー地方からの新人部隊を連れてきました」

「ロッケイン将軍、よく来てくれた。その2人が新人か?」

「ええそうです。彼は武培ツギヅテとオリリベントです」

「ヴィンゼル司令官、初めまして」

「私も同じく、ここの地方での任務に入りました」

「実はヴィンゼル司令、新人であるツギヅテが伝説の力を目覚めさせたんです」

「伝説の力…?、まさか!?」

「ヴィンゼル司令、これを見てください」


俺はブレンデッジを抜刀し手に持って、ヴィンゼル司令に見せた。


「ブレンデッジが光ってる!?。彼は新たなるメザメイナーなのか!?」

「ヴィンゼル司令、彼は訓練を修練し終えた新人でありながらも、ブレンデッジに選ばれたのです」

「ブレンデッジがこんな新人の若者を…」

「俺がブレンデッジを目覚めさせた今、この地方で活発してるモンスターの凶暴化を止められるかもしれません」

「よしわかった。ツギヅテ、君をこの任務において討伐部隊に任命する。オリリベント、我々の部隊の援護に回ってくれ」

「ありがとうございます」

「私はいつでもフォローします」

「では早速、今日の任務の内容について説明しておく。とりあえずはテキセントラリーとデンスヴェルをつなぐ国道周辺での警備だ。それに凶暴化したモンスターが襲撃した際にそれの討伐を頼む。何かあった時は将軍含む君達に連絡する」

「わかりましたヴィンゼル司令。オリリベ、君は戦闘経験があるの?」

「あるわ、私は特殊能力を持つサブスだから、それを扱う訓練は子供のころから軍事部で学んだ経歴もある上に専用の武器となる杖も持ってるわ」

「将軍である俺が部隊を指示します。オリリベント、負傷者や難民がいたらそれの保護を頼む、お前の大きな力をこの任務で発揮する時だ」

「わかりました将軍!戦場でのサポートはいつでもお任せください」

「俺はモンスターの討伐を担当します」

「では、車両がある格納庫に行ってくれ」


俺は格納庫へと行き、準備が終えるまで軍事車両のトラックに乗った。


「何かあったら、俺が先に行きます」

「ツギヅテ、気を付けてね」

「ああ」

「準備は終わったか?早く目的地に向かい急ぐぞ」

「ロッケイン将軍、了解しました」

「将軍、いつでもお仕えいたします」

「では運転を頼むぞ」

「わかりました。フォステリンデンの国王の側近たる将軍」


俺達の乗ったトラックを含む車両は目的地となる国道周辺へと向かった。


「これが俺の最初の任務で最初の本番…」

「私も同じく、大きな勇気があれば何もかも乗り越えられるわ!」

(俺が来た新しい世界で新しい目標を今こそ作る時だ…)


トラックは約30分走った末に目的地に到着した。


「到着したぞ!討伐ならびにパトロールとなる部隊、外に出よ!残りの部隊はトラックの警備を頼む」

「了解しました」


俺とオリリベは将軍の指示でトラックから降りた。

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